今年になってりんごジャムを作るのは2回目です。
せっかくなので、作り方をブログに書いておこうと思います。
りんごジャムのレシピ
基本の材料
りんご(サンふじ)2個
グラニュー糖 201g
レモン汁 大さじ2
作り方
- 1.りんごを洗う。
- 2.りんごを切って重さを計ります。
- 3.砂糖(りんごに対して40%)、りんごの芯を準備、レモン汁を入れる。
- 4.火にかける
- 5.瓶を煮沸消毒する。
- 6.瓶にジャムを詰める
- 7.完成です。
1.りんごを洗う。
今回は皮つきのままジャムを作るので皮をよく洗います。
りんごを手のひらで塩を擦り付けるように洗う。塩には水を少し含ませたほうが洗いやすくなります。
2.りんごを切って重さを計ります。
はかりにボウルを載せて0gにセットします。
切ったりんごをこのボウルに入れて行けば重さがそのまま計れます。
もう一つ小さなボウルを用意して、切った芯を入れていきます。
りんごを輪切りにしてサイの目に切る。
大きさは5mmくらいを目安にして切っています。大きなものや、小さなものがあると食感に変化があり、歯ごたえやりんごの味を楽しめると思います。
切ったものをボウルに入れていく。
残った芯は用意した小さいボウルに入れておきます。
3.砂糖(りんごに対して40%)、りんごの芯を準備、レモン汁を入れる。
切りおわったら、りんごの重さを確認し砂糖の量を計算します。
砂糖の量は切ったりんごの量に対して40%。
リンゴは502gだったので、0.4をかけて200.8。四捨五入で201gにしました。
写真を撮ったときになぜか、503gになってしまいました(汗)。
りんごを鍋にうつします。
鍋は酸に弱いアルミや銅を避け、ほうろうやステンレス製のものを使ったほうがいいと思います。とくにほうろうの鍋は洗うのもラクなのでおすすめです。
鍋にレモン汁を大さじ2入れる。
とろみをつけるのに酸が必要なので入れたほうがいいのと、レモンの風味で味がよくなります。
砂糖を入れて軽く混ぜ、20分ほどおく。
浸透圧で水がでてくるので、余裕があるなら時間をかけたほうがいいと思います。
長くても1〜2時間ぐらいでいいと思いますが、調べてみると「一晩おく」という記述もありました。
りんごの芯を、お茶パックに詰め、鍋に入れる。
りんごの芯はペクチンを多く含むので煮詰めているあいだは鍋に入れておきます。芯に含まれるペクチンによってとろみが増します。
4.火にかける
焦げないように注意しながら、蓋をして弱火で煮る。ときどきかき混ぜて様子をみる。
30〜40分ぐらいが目安ですが、りんごにつやがでて透き通るようになったら、火をとめる。
温度が高いときのとろみの確認は難しいと思いますが、何回か作るとわかるようになります。熱い状態でとろみが出過ぎていると冷めたときに固くなるので気をつけてください。
今回は、40分してもまだ透明感のない部分が多かったので10分延長しています。合計50分、煮詰めました。
5.瓶を煮沸消毒する。
りんごを煮詰めている間に保存に使う瓶を煮沸消毒します。
今回は青旗のジャムの瓶と何が入っていたか忘れた瓶を用意。
瓶が浸かるくらいの水を鍋に入れ、瓶を入れる。
このとき鍋の底に綺麗な布巾を敷いておくと煮沸中に瓶がカタカタいうのを防げます。僕は気にならないので、敷いていません。
また、急に熱いお湯に入れると瓶が割れることがあるので、水から入れて沸騰させます。
5〜10分したら、やけどに注意して取り出します。清潔な布巾の上に置いておけば、すぐに乾きます。
6.瓶にジャムを詰める
できたジャムを瓶に詰めます。ここで使うお玉も煮沸消毒した清潔なものを使ってください。瓶の口の大きさによってはジャムを入れづらいので、レードルとか漏斗などがあったほうが便利かもしれません。
瓶にいっぱいまでジャムを入れます。
空気がなるべく残らないほうがいいです。
蓋を軽く締め、水が入らない位置まで鍋に水を入れ、沸騰させます。
沸騰して5分くらいで、先ほどと同じように火傷に注意しながら鍋から取り出し、すぐに蓋を完全に締めます。
ジャムを入れた瓶は逆さまにして自然に冷まします。
瓶の中の空気をなるべくなくす「脱気」と熱による消毒をする工程ですが、厳密に言えばこのやり方では不十分だと思います。完璧を求めるなら、ジャム作り用の瓶が売られているのでそちらを購入して、脱気をおこなってください。
食べるときに蓋を開けた瞬間に、ポンと音がすれば脱気できている証拠です。
7.完成です。
りんご2個では、ジャムの瓶で2個分しか作れません。
市販のものよりもめちゃくちゃ美味しいので、この量ではすぐに食べきってしまいます。
とはいえ、一度にもっとたくさん作ることもできるのですが、まだまだ試してみたいこともあって作り方を決めてきれていません。
りんご2個分くらいでジャムを作り、自分の好みの味や作り方を模索していくのが、ここしばらくのやりかた。
また新しい作りかたを試してみたら、記事にしてみたいと思います。