桜の季節です。
写真好きなので、もちろん撮影にいきました。
今回は大田区田園調布にある「桜坂」の写真をアップします。
カメラはSONY α7ⅡにSEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)です。
目次
- 桜坂のソメイヨシノ(染井吉野)はどんな桜?
- 桜の撮影に持って行ったレンズ。
- 名曲「桜坂」で有名に。
- 朝の早い時間がおすすめ。
- 桜坂の桜のトンネル。
- プライベート感のあるノスタルジックスポット 。
- 桜前線を追いかけて。
- 正方形(ましかく)写真もいいですね。
- 桜坂へのアクセス。
桜坂のソメイヨシノ(染井吉野)はどんな桜?
1/8000 , f2.8 , ISO800
ソメイヨシノの花は満開時に白っぽくなる5枚の花弁を持ち、花は枯れる前に散る特徴があります。また、ソメイヨシノは挿し木や接ぎ木によるクローンであることが確認されており、群として植栽されることが多く、花が一斉に咲き一斉に散ります。その様子は感動的で美しく、ほとんどの人に愛されていると言っていいと思います。
桜の撮影に持って行ったレンズ。
1/5000 , f2.8 , ISO800
一般的には、マクロレンズとか、マクロ機能のある標準ズームあたりが推奨されると思いますが、今回も僕はお気に入りのSONY α7ⅡとSEL55F18Zの組み合わせだけです。
特にSEL55F18Zは「寄れない」というデメリットが評判になってしまっているレンズなので、花の撮影には不向きなのではと考える人も多いと思いますが、それほど不自由はしなかったです。
桜を撮影する場合ですが、全てのカットをフレームいっぱいの桜の花のアップで撮るようなことは少ないと思います。周囲の様子がわかるように引きで画面を構成したり、寄ったとしても、背景をぼかしながら花を入れ雰囲気を作ったり、 樹形がわかるように撮影したりすると思います。
人にもよると思いますが、僕は移動しながらアングルや構図、光の加減を構成していく撮影の仕方が好きなので標準単焦点レンズが使いやすいと思っています。
名曲「桜坂」で有名に。
1/3200 , f2.8 , ISO800
桜坂といえば、福山雅治さんの「桜坂」ですね。
福山さんはデビュー前に桜坂の近所で暮らしていたことがあるそうです。そのときの心境を歌に込めたそうですが、あまりの名曲でついつい口ずさんでしまいますね。
テレビ番組のテーマソングに使われ、平成12年(2000年)の発売から200万枚を超える大ヒットとなったそうです。
この曲により、桜坂は全国的に有名になり桜のシーズンは人で混雑するようになりました。
朝の早い時間がおすすめ。
1/6500 , f2.8 , ISO800
桜橋の上では、ウオーキング途中の人や通勤途中の人が、足をとめて桜を撮影しています。平日の朝でしたので混み合うことはありませんでしたが、それでも途絶えることはなかったです。
もし、休日にお花見をしようと思うのでしたら、朝早い時間に来るのがおすすめです。
桜坂の桜のトンネル。
1/3200 , f2.8 , ISO800
旧中原街道の切通し。両側の擁壁の上に昭和5年(1930年)桜の樹が植えられ、この時に桜坂と命名されたそうです。
僕が来たときは満開の少し前。満開の時には桜のトンネルとして美しい光景が見られるのではないでしょうか。
プライベート感のあるノスタルジックスポット 。
1/4000 , f2.8 , ISO800
実際に行ってみて思ったのは、それほど広くはないということ。
東急多摩川線、沼部駅から5分程度。駅からつづく坂道の途中、小規模な範囲の両側に、20〜30本くらいの桜並木がつづきます。
他の有名桜スポットから見れば、とてもこじんまりとした感じがします。
プライベートスポットという雰囲気で、ノスタルジックな美しさをもった場所だと思います。
桜前線を追いかけて。
1/640 , f2.8 , ISO800
枝の付け根にも花が咲きます。可愛らしい花がまとまっている感じ、いいですね。
桜の開花日を予想する「桜前線」は、このソメイヨシノ(染井吉野)の開花を基準としています。気象庁が発表していたのは「さくら開花予想」。現在は民間の業者によって発表されています。
日本を南から北へ移動していく桜前線。美しい桜が移動していくのを追いかけてみてはいかがでしょうか。
ウェザーニューズのリンクはこちら。天気>さくらCh.を見てくださいね。
正方形(ましかく)写真もいいですね。
1/6500 , f2.8 , ISO800 ,(square crop)
桜坂で写真を撮ることを考えていたら、正方形の画角もいいなと思いました。
「スクエアフォーマット」とか、「ましかくサイズ」という言いかたで、インスタをきっかけに広まったフォーマットですね。何気ない風景をフォトジェニックに演出してくれます。
僕の同年代の写真好きなら、ハッセルとかローライなどの中判サイズのフィルムカメラで使ったことのある画角かもしれません。
桜坂はそういう画角を使いたくなる、ちょっと懐かしさのある雰囲気を持った場所です。
桜坂へのアクセス。
東急沼部駅より徒歩約5分。
桜坂に駐車場はありません。付近にコインパーキングも少なく、住宅街で道も狭いです。車でいくのは控えたほうがいいでしょう。