猫ノ目わたるブログ

写真と散歩と猫が好き。兼業主夫の情報発信ブログです。

猫の糖尿病治療と費用の記録3

飼い猫が糖尿病になりました。

自分の為の記録と猫を飼われている方に少しでも参考になるように診察内容、費用をブログに書いておこうと思います。

 

猫の糖尿病については、猫によって個体差があります。また、動物病院での診察、医療方針、医療費等は個別に違うので、参考程度にとどめておいてください。

 

猫の調子が悪そうなとき、病気が疑われるときは、早急に動物病院にて検査をすることおすすめします。

 

2021年2月14日、飼い猫の様子がおかしいと思い、かかりつけの動物病院で検査をしました。結果は糖尿病。ケトアシドーシスではないものの、インスリンの注射を必要とする治療を受けることになりました。 

 

目次

 

4月の治療内容

診察時間を変えて血糖値を計り、インスリン注射の作用、推移をみています。

結果的に、インスリンの作用が時間的に効きすぎている可能性があるので、

「1日朝1回、1単位」

の注射となりました。

 

給餌は朝5時と夕方5時30分。

朝はインスリンの注射の前にということで、厳守しています。(給餌せずにインスリンの注射をすると低血糖になる可能性があり、危険)。

夕方の給餌は仕事などがあるため、できる範囲で時間を守っています。7割くらいは時間どおりに給餌できています。

おやつは与えていません。

 

体重は安定してきているので、給餌の量は計ったうえで、一定量をあげています。

 

猫自身は見ているかぎりでは、元気を取り戻し、普段通りの生活を送っています。

後脚を引き摺ったりはしていません。

おしっこの量、飲水量も健康時の状態にほぼ戻っています。

体重も計測しているとおり安定してきているので問題なく、全体的に多少ふっくらとした感じで健康的な感じになってきたようです。

 

 インスリンの注射で使うランタスという薬とはどんな薬?

ここで、インスリンの注射で使っているランタスという薬について調べてみました。

ランタスは長時間作用するタイプのインスリン製剤です。

もともと人間用のインスリンで、人間の場合、注射後24時間作用がつづく。ピークはなく、インスリンの基礎分泌を補う注射薬です。

猫の場合は作用にピークがでることがあります。

作用がつづく時間には個体差がありますが、猫には1日2回の投与が一般的ということです。

冷蔵庫で保管。

自宅に帰ったらすぐに冷蔵庫に入れてくださいと言われたので、重要だと思います。

ネットの情報では、インスリンからの離脱(糖尿病が治る)率が高いことから、猫の糖尿病治療に使われることが多いと言われています。

うちの猫のかかりつけの獣医師からは、離脱に関して積極的な話は出ていません。糖尿病が治るのは難しいので、簡単には言えないのだと思います。

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針付きシリンジとランタス。

 

4月の診察記録

4月3日(土)診察8回目

朝9時、予約診察。

血糖値 74mg/dl(前回−215)

体重 6.34kg(前回より+0.04)

 

今回の診察時間が9時なのは、インスリン注射後の効き具合を時間を変えて確認するためと、別の病気の猫も一緒に診察することになったからです。

 

血糖値について

74mg/dlは低すぎるとのこと。

50以下になると低血糖になるということなのでインスリンの量を変更することになりました。「朝1単位、夜1単位」に変更。

150〜200ぐらいの血糖値を目標にしたいとのことです。

 

体重について

前回よりも0.04増えていますが、維持できているので問題ないということです。

うちの猫の場合は、まだ肥満気味ではありますが、無理に体重は落とさない方がいいということです。

ご飯をあまりにもせがむようであれば、1日のご飯の量は変えずに、おやつ程度に計ってあげてくださいとのことでした。

 

その他

糖尿病になってから便と尿をよく観察するようにしています。今回、便が乾き気味であることに気が付いたので、この点を質問してみました。

糖尿病の影響で脱水傾向にあるため、便が硬くなっている可能性があるかもしれない、ということでした。糖尿病の治療によって改善される場合もあるので、観察を続けてください、とのことです。

現在では、便は通常のテカリのある潤った状態になっています。糖尿病との関係ははっきりとはしませんが、改善され心配しなくていい状態になっています。

 

診療費

診察料 1,000円

血糖値測定 500円

インスリン注射用針付シリンジ(10) 1,000円

 

小計 2,500円

消費税 250円

合計 2,750円

 

4月10日(土)診察9回目

11時30分予約診察。

血糖値 99mg/dl(前回より+25)

体重 6.4kg(前回より+0.6)

 

血糖値がいい感じになってきたので、時間変えて血糖値の時間推移を調べていくということになりました。

インスリンの注射後で効きがいちばん低下する時間の、夕方5時に計るのでその時間に診察に来てくださいとのことでした。

ということで、2週間後の夕方5時に予約を入れました。

 

おしっこの量の変化。

猫砂の塊の大きさが小さくなりました。

糖尿病と診断されたときは、握りこぶしよりも大きな、おしっこの塊ができていました。

この診察日あたりには、ピンポン球くらいの大きさになっていました。もちろん多少のバラつきはありますが、健康時の大きさくらいに戻ってきています。

また、おしっこの量と関係していると思いますが、この頃には、水をせがむようなことも無くなってきました。

もともと、トイレの手洗い水から水を飲むのですが、糖尿病のために血糖値が高いときは、トイレの前で待っていて「せがむ」感じの行動など多く見られていました。

水は常時、器に用意していつでも飲める状態にしています。

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もともとトイレの水が好きな猫でしたが、糖尿病時にはすごい勢いで飲むことがありました。

 

体重も0.6kg増えましたが、特に問題ないとのことで、このまま行きましょうということになりました。

 

猫の適正体重は1歳くらいに成長した時の体重が、その子の適正体重の目安だということです。うちの猫の場合、適正体重がわからないため、飼い主の感覚で病気的な痩せが改善せれればよしということになっています。

 

今回はヒアルロン酸点眼液が処方されています。糖尿病の話とは違いますが、花粉の季節になると目脂が多く出るようになり、自分で擦りすぎてしまうので、目薬をさしています。

症状がひどい場合はステロイドの入ったものを処方していただきますが、2〜5月の花粉や黄砂などが飛ぶ季節に、普段は目の洗浄をかねてヒアルロン酸の点眼薬をさしています。

ちなみに、この猫は子猫のころ結膜炎を経験しています。成猫になってから症状はでていませんでしたが、10歳を超えた頃から、時期により目脂が多く出るようになりました。

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ヒアルロン酸点眼液。目の洗浄の目的でも使える。

 

診療費

診察料 1,000円

血糖値測定 500円

インスリン注射用針付シリンジ(28) 2,800円

ヒアルロン酸ナトリウム点眼液 1,600円

 

小計 5,900円

消費税 590円

合計 6,490円

  

4月24日(土)診察10回目

17時00分予約診察。

血糖値 94mg/dl(前回より−5)

体重 6.32kg(前回より−0.8)

 

今回の血糖値から、以降のインスリンの注射を1日朝1回、1単位に変更することになりました。

 

朝の6時くらいに注射をして、約11時間経過していての血糖値としては低すぎ。

インスリンの作用が効きすぎている可能性があるので、回数を減らすことになりました。

血糖値の推移、変化は、インスリンの注射と、給餌の関係、猫の個体差によるところが大きいようです。

また、すい臓で分泌されるインスリン量が回復する場合もあるとのことなので、注意が必要です。

 

低血糖になったときのために、ブドウ糖液をだしていただきました。

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意識がある状態で飲ませるときは、右の針のないシリンジを使います(大、小)。



低血糖の状態は、

  • ぐったりとして元気がない。
  • ふらつきや、痙攣を起こす。
  • 意識をなくす。

 以上のような場合はすぐに連絡して来院してくださいとのことでしたが、緊急を要するので、対応処置としてブドウ糖を与えてくださいとのこと。

 

意識がない場合は歯ぐきや、頬の内側にブドウ糖液を指で塗るようにして与えるそうです。

意識がない状態で飲ませると、嘔吐や、気管に入るなど、より危険な状態になる可能性があるので注意が必要とのこと。

ある程度、意識があるようであれば、シリンジで口に少しずつ流し込むようにしてくださいとのことでした。

ブドウ糖は常温で保存ができるそうです。

 

体重は数値的に安定しているようなので、現状の維持を努めます。

 

診療費

診察料 1,000円

血糖値測定 500円

インスリン注射用針付シリンジ(14) 1,400円

インスリン(ランタス)1本 5,000円

ブドウ糖液50%  500円

 

小計 8,400円

消費税 840円

合計 9,240円

 

4月分の医療費の合計 18,480円

糖尿病になってからの総額 84,860円

*うちの猫の場合、ケトアシドーシスにはならなかったため入院などの費用はかかりませんでした。そういう意味では比較的、医療費は 安くなっている可能性があります。

 

4月のまとめ

インスリンの注射ですが、飼い主的にはだいぶ慣れました。時間もかかりません。

猫の方も慣れたようで、ほとんど無反応です。

稀に、「何すんだ!」的に噛んでくることがありますが、手際が悪いときなどです。

 

注射のあとは、撫でてあげるスキンシップの時間にしています。

 

インスリンの注射は1日に1回になりましたが、給餌の時間をなるべく一定にしたいので時間的拘束は以前と変わりません。

血糖値の変化は給餌との関係もありますので、なるべく規則正しくしている方がいいと思います。

 

血糖値が安定し、注射の量と回数も減ったことから、「インスリンからの離脱=糖尿病が治る」、という期待をしてしまうのが本音です。

ですが、焦って判断を間違うことのないように、猫の健康と幸せを考えながら、糖尿病の治療に取り組んでいきたいと思います。

 

また5月の末頃、経過報告をさせていただきます。

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だいぶ元気になってきましたが、安心はできません。

*猫の糖尿病に関する記事のみを読みたい場合には、カテゴリーから「猫の病気」を選んでください。

 

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