猫ノ目わたるブログ

写真と散歩と猫が好き。日々の写真をもとに情報を発信するブログです。

「商品撮影で多い縦位置でのテザー撮影の機材」と、「ケーブルがあたらない簡単に作れる自作(改造)L型ブラケット」をお見せします。

商品撮影で縦位置のテザー撮影で起きるケーブル問題。

最近ではおしゃれでカッコいいL型ブラケットもありますが、「時代の変化の流れに合わせたらこうなった」的な機材を紹介します。

以前は、D810にバッテリーグリップ(MB-D12)をつけてる状態でUSBケーブル接続

に対応しているL型ブラケットはあまりありませんでした(探せなかっただけかも)。

そんな中で、なんとかしてきた機材などなどを今回は、「商品撮影で多い縦位置でのテザー撮影の機材」とともに、「ケーブルがあたらない、簡単に作れる自作(改造)L型ブラケット」をお見せします。

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目次 

 

まずは現状をお見せして、説明します。

商品撮影で多い縦位置でのテザー撮影時のセッティングはこんな感じです。

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  • 仕事で使うメインカメラはニコンのD810。
  • バッテリーグリップ(MB-D12)をつけて使っています。

  • ストラップはめんどくさいので外しません。

    おしゃれカメラマンの間で流行っている、PeakDesignのアンカーリンクスとかは、心配性なので使えません。あれ、耐久性って大丈夫なんでしょうか。。。

  • シンクロはコメットの電波式を使ってます。

 これは本当に便利です。いまだにシンクロコードを繋いでいる人は少数だと思いますが、カメラのシンクロ接点が壊れることもなくなりましたし、シンクロコードを定期的に買い換えることも無くなりました。電池の容量が少なくなると発光しなくなるので、受信機側の電池は常に充電したものを用意しておきます。

  • レンズはPC-E Micro NIKKOR 85mm f/2.8Dを装着していますが、商品撮影ではほとんどこのレンズを使います。
  • フードは純正が大きいので、キャノンのゼラチンフィルターホルダーを使ってます。昔はフィルターワーク前提だったので、なんとなく使い続けてます。シフトやアオリでケラれる場合は外します。

  • 雲台はジッツオのG1570Mです。もともと大判カメラや中盤カメラを使っていたので、その名残ですね。ハンドルが古いのは、この形の方が力を入れやすいからです。重いカメラの場合、気合いで締めないと危険だったので。今では、必要のないことですが。
  • PCとの接続ケーブルですが、純正のケーブルに、髪留め用のリングゴムを使ってカメラ本体に寄せてます。これは抜け防止というより、急角度になることでケーブルとカメラ本体の接続部に負荷がかかるを防ぐためです。

    また、ケーブルが断線しやすくなるのを防いでます。

  • USBケーブルはバッファローブースター内蔵タイプ。延長ケーブルの5mを繋いでます。2本くらい延長して10mの延長でも問題なく使えてます。

 このUSBケーブルは2.0ですがとても便利です。最大で20mまで延長可能だそうですが、10mもあれば十分で、通常は5mを繋いで使ってます。予備も含め複数を持っています。

 実用していたものを時代の変化に合わせてきました。

結果、必要のない装備のままのものも多いです。D810も、まだまだ必要十分ではありますが、古い印象を与えてしまうカメラになってきました。(気にしてないけど。)

 

自作(改造)のL型ブラケット。

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商品撮影をメインにしている僕がデジタル一眼に移行したときに思ったのは、「縦位置で三脚につけられ、テザー撮影で使うケーブルが問題なく装着できるようにしたい」ということです。

今では検索すれば、おしゃれでカッコいいテザー撮影にも問題なく使えるL型プレートがたくさんでてきますが、当時はあまりなかった記憶があります。

 

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ということで、汎用のL型ブラケットを改造(切っただけ)して使いやすいようにしています。

 

使ったのはエツミのL型ブラケット ミニE-6276です。 

まだ売ってました。

 

雲台によっては「ミニ」ではないタイプで作った方がいいかもしれません。
とくにケーブルが雲台面を避ける時のカーブがきつい時は、もう少し高さが必要になると思います。 

切断する改造は、カメラと雲台、ケーブルの位置関係によるので、現物合わせの作業になると思います。

「物は試し」、「失敗する覚悟」がないと 無駄になってしまいますので、ご注意を。

 

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ミニでもちょっと大きかったので、いらない部分をカットしました。

素材がアルミなので、金属対応のノコギリで簡単に切断できます。東急ハンズで探せばいろいろあると思いますが、僕が使ったのはピラニア・ツールのピラニア鋸です。 

金属対応の棒ヤスリもあると便利です。

切断面は金属対応の棒ヤスリで処理します。

この雲台では、もう少し長く切ってもよかったですね。

雲台とはしっかりネジで締めておかないと、ちょっとしたことでカメラが回ってしまいます。

 

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ケーブルが雲台に干渉する部分を浮かせるために、アクリルキューブに黒のパーマセルテープを巻き、グルーガンでとめてます。

調整しやすいので、このやり方になりました。


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改造したL型ブラケットの三脚に当たる面は、鋸で軽く溝を掘っています。

効果は薄いですが、気分的に回らなくなった気がします。

 

このL型ブラケット(改)のデメリット。

  • 横位置で撮影する時は外す手間がいります。
  • バッテリー交換のときも外さないといけないので、タイミングが悪いとカメラを外す必要が出てくるのでフレーミングをやり直すことになります。
  • 見た目に、ちょっとスマートさがないですね。

 

ちゃんとしたものを買った方がいいの?

僕はもう、このやり方で何年も仕事をしてきたので変えないと思います。

でも、いろいろ不便もあるので、新しい機材でベストなセッティングを探した方がいいと思います。

改造して使うのは、自己責任になってしまいますから。

それに、おしゃれな機材を使っている」というのも最近では大事なパフォーマンスのひとつといえます。

機材がダサいと、写真もダサく見えてしまいますので。

仕事というのは、そういう気の使い方も大事だと思います。