猫ノ目わたるブログ

風景、野鳥、花・山野草。日々、撮影した写真をもとに書いてます。

神奈川県都筑区にある、徳生公園の池でカワセミを撮ってきた。

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仕事で、横浜市都築区にあるセンター北駅近くに行くことになりました。

せっかくなので周辺を調べてみると、歩いて15分弱のところにある徳生公園(とくしょうこうえん)の池に、カワセミがいるということがわかりました。

ということで、所有するレンズの中では一番焦点距離の長い、ニコンの望遠マクロレンズ、AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-EDを持って、カワセミ撮影に寄ってみることにしました。

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この写真はRX100m3で撮影しています。

<目次>

 

カワセミが見当たらないので、コサギを撮影してみる。

徳生公園の池に着いたものの、カワセミの気配はありません。

三脚に望遠レンズ、D500(ストラップで判断)のカワセミ撮影仕様のカメラマンが一人いたものの、プラプラ時間を持て余しているようです。

それほど大きい池ではないので一周してみましたが、カモが数羽とコサギが一羽、池の浅いところで餌を探しているようでした。

 

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
ISO 200 , 1/1000s , f/18 , RAW(C1現像)

水中に鋭く嘴を突っ込んだ直後のコサギを撮影。

飛沫が飛んで、水がキラキラと輝いています。どうやら、獲物は捕まえられなかったようです。

フルサイズで、トリミングなし。この距離でもコサギは夢中で餌探しをしていました。

 

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
ISO 200 , 1/1000s , f/9, RAW(C1現像)

池の底を足で踏む動作を繰り返して、食べ物を探していました。

「ふみふみ」「じー。。。。」「ざん!」

という擬音が似合うと思います(個人的感想)。

これを、追い出し漁というそうです。

 

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
ISO 720 , 1/1000s , f/4, RAW(C1現像)

コサギダイサギは綺麗な白色をしていますね。

コサギを含め、ダイサギアオサギなど、鷺は好きな鳥です。

よく見かける鳥なのでレア度はありませんが、見ていて飽きません。

 

鳴き声とともにカワセミが現れた。

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
DX(APS-Cクロップ), ISO 5000 , 1/1250s , f/4 , RAW(C1現像)

この写真は撮影範囲をDX(APS-C)サイズに切り替えて撮影、RAWから現像するときにトリミングしています。

 

「キキーッ」と特徴的な鳴き声が聞こえたので、探してみるとカワセミがいました。

青とオレンジの小さな身体ですが、景色の中から見つけるのにも慣れてきました。

 

上の写真と同時にカメラ内生成の jpeg撮って出し、ブログ用にリサイズのみした画像が下の画像になります。

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
DX(APS-Cクロップ), ISO 5000 , 1/1250s , f/4 , jpeg(リサイズのみ)

「だいぶ近くに来てくれた」と思って撮影したのがこちら。

今までで一番近い距離だと思いますが、実際に撮影すると、この小ささ。

鳥撮影用に超望遠が欲しいと本気で思いました。

 

飛び出した瞬間のカワセミ

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
DX(APS-Cクロップ), ISO 3200 , 1/1250s , f/4 , RAW(C1現像)

こちらの写真も撮影範囲をDX(APS-C)サイズで撮影、RAWから現像するときにトリミングしています。

 

トリミング前のカメラ内生成のjpeg撮って出し(ブログ用リサイズあり)はこちら。

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
DX(APS-Cクロップ), ISO 3200 , 1/1250s , f/4 , jpeg(リサイズのみ)

枝から飛び出した瞬間のカワセミが撮れました。

思ったよりも高い位置から飛び出したので、慌ててシャッターを切りました。

 

羽ばたくカワセミのバックショット。

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
DX(APS-Cクロップ), ISO 900 , 1/1250s , f/4 , RAW(C1現像)

水の飛沫が舞う中、枝に戻ろうと羽ばたいています。

水の中に突入する瞬間や、水中より脱出する瞬間の写真は撮れませんでした。

全然ダメです。下手ですね。

もっとカワセミの動きを追えるようにならないといけません。

ダイブの一瞬を撮れるようになりたいです。

 

上の写真を現像中のCaptureOne21の画面キャプチャーを載せます。

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CaptureOne21で現像中を画面キャプチャー。

上の写真もかなりトリミングしています。

引きの写真でも良ければ、水面に波紋があって勢いも感じられるかもしれません。

ですが、やっぱり迫力がありませんね。

このカットの撮って出しjpegは明るすぎでカワセミの背中が白くとんでしまったので、現像で露出なども調整しています。

 

徳生公園について。

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Nikon D810A + AI AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
ISO 2000 , 1/1000s , f/4 , jpeg(リサイズのみ)

池の全景がわかる写真を撮っていませんでした。。。

 

徳生公園の周囲には高層マンションが点在しています。

おそらく近隣に住んでいる方の憩いの場なのでしょう。

池に流れ込む水は「くさぶえのみち」に沿って流れる小川で、約500mつづいて、牛久保公園に繋がっています。

池の周りには、休憩できるようにベンチもいくつかあり、トイレもあります。

公園には駐車場はありません。

 

 

2時間程度の滞在でしたが、カワセミに会えてラッキーでした。

徳生公園には、頻繁に行くわけではありませんが、機会があればまた寄ってみたいところです。

ちなみに徳生公園の池には名前がないようです。

(調べても出てこなかった。)

*徳生公園に必ずしもカワセミがいるとは限りません。

*比較的小さな公園の池です。マナーを守って撮影しましょう。

 

今回の機材について。

あいかわらず、D810Aを普段使いしています。ですがこのカメラは本来、星を撮るようのカメラであり、ニコンのサイトではすでに「旧製品」になっています。

カワセミなど野鳥撮影ではDX(APS-C)サイズの方が有利なので、DXの一眼レフを選ぶとすれば、D500でしょう。

ニコンならまだまだラインナップに残してくれそうですが、いつ一眼レフがなくなるかわかりません。気になる方はいまのうちです。

レンズですが、200mmの単焦点は現在ラインナップにはありません。

なので、単焦点でコンパクト、軽量ということから選ぶとすれば「サンヨン」こと300mmf4のこのレンズです。

D500との組み合わせでは450mmになります。

野鳥撮影ではやや物足りない焦点距離ですが、軽量でコンパクトなシステムは今回のように、「何かのついでに撮影したい」や、「歩きながら探鳥して撮りたい」ときにはベストな組合せになります。

足りない焦点距離テレコンでカバーするのもいいと思います。

画像劣化の少ない1.4倍を持っておけば安心です。

450mmに1.4倍のテレコンでフルサイズ換算630mm。

合成絞り値はf5.6になります。これならAFもまだまだ余裕ありますね。

 

いや、でもズームの方がとか、やっぱりフルサイズとか、、、ミラーレスのZシリーズなのでは、とか。

野鳥の撮影は機材選びも楽しみの一つですね。