東京港野鳥公園はよく行く探鳥地の一つ。たくさんの野鳥、園内の様子を撮影しているうちにブログ、SNS等で使っていない写真も多くなってきました。
今回はそれらの写真を使って東京港野鳥公園を紹介してみます。
1/2はこちら。
<目次>
- 管理事務所の西側、自然生態園。
- 自然学習センター付近の野鳥。
- 3号観察小屋からの景色と野鳥。
- 東京港野鳥公園は植物も楽しめる。
- 4号観察小屋では静かにしていた方がいいです。
- 公園を出るまでは野鳥撮影。
- そしてエナガをたくさん撮れました。
- 最後にお気に入りのアオジ。
- 年間パスポート、持ってます。
- 秋の東京港野鳥公園。
- 京港野鳥公園へ向かうには。
管理事務所の西側、自然生態園。
ISO400 , 1/320s , f/4 , 8.8mm(24mm), RAW , jpeg
自然生態園はかつての東京をイメージした農山村らしいエリアです。
淡水池があり、ボランティアさんが管理する畑や田んぼがあります。
里山な感じがする場所です。
自然学習センター付近の野鳥。
ISO400 , 1/500s , f/4 , 8.8mm(24mm), jpeg
秋のはじめの頃の様子です。
自然学習センター前の小川が流れる雑木林のような場所。
探検気分になります。
ISO4000 , 1/800s , f/9 , 700mm , RAW , C1現像 , Tあり
小さな嘴がキュートなエナガ。
自然学習センター付近では、エナガを含めた小鳥の混群がよくやってきます。
ISO3200 , 1/800s , f/9 , 700mm , jpeg
もちろんシジュウカラも一緒にやってきます。
混群がやってくると、あっちこっちとレンズを振り回してしまいます。
しかし、激しく動き回る小鳥たちを、フレーミングしてピントを合わせるのはなかなか難しいことですね。背景がスッキリして綺麗なボケを作りだしていても、肝心の鳥のポーズがイマイチだったりして、自分の未熟さを反省してしまいます。
ISO10000 , 1/800s , f/9 , 650mm , RAW , C1現像
メジロに狙いをつけて追いかけてみました。
枝の隙間から、こちらを伺ったところを捉えることができました。
3号観察小屋からの景色と野鳥。
ISO400 , 1/800s , f/4 , 8.8mm(24mm), RAW , C1現像
3号観察小屋からは目の前に小さな島のような陸地が見えています。
個人的にはこの景色がすごく好きで、野鳥が来なくてもぼーっと眺めていられます。
ISO1800 , 1/1000s , f/8 , 700mm , RAW , C1現像
カワセミがやってきました。(画面中央にいます。)
僕が確認できたカワセミの出現ポイントは、左か、右の奥です。
日陰でちょっと暗め。フルサイズの700mmでの撮影です。
この場所では他にもジョウビタキなどを見たことがあるのですが、やっぱり小さくしか撮れません。
キャプチャーワン(C1)の作業中をスクリーンショットです。
あれ、ちょっとフワッとしてます。テレコンの影響でしょうか。もしかして微ブレしてるかも。いずれにせよ、長めの望遠レンズが必要な場所なので、機材的も撮影技術的にも注意が必要かもしれません。
ISO2200 , 1/800s , f/8 , 500mm , RAW , C1現像
手前の水場を泳ぐマガモ。右のヨシ原に隠れていましたが、出てきてくれました。
周囲の木の葉が紅葉していたので、水面の映り込みが綺麗でした。
サギ類やモズ、その他いろいろな鳥を見ることができるのですが、なかなか撮るのは難しい場所に感じました。
東京港野鳥公園は植物も楽しめる。
ISO200 , 1/320s , f/5.6 , 200mm , jpeg
石蕗(ツワブキ)が咲いていました。開花時期は10月〜12月で、同時期に咲く花が少ないので園芸品種としてよく植えられるそうです。
ISO2200 , 1/800s , f/5.6 , 200mm , RAW , C1現像 , Tあり
サザンカの花もこの時期よく見かけましたが、綺麗な状態の花は、なかなか見つかりません。鳥の出が少ない日などは、じっくり花の撮影に取り組むのもありだと思います。
ISO250 , 1/800s , f/8 , 200mm , jpeg
畑で何が育っているのかと覗いてみると、美味しそうな大根でした。
ボランティアの方が作られているのですが、他にも野菜や稲などが育てられていました。
畑の周りにはカワラヒワなども来るようです。
4号観察小屋では静かにしていた方がいいです。
ISO125 , 1/400s , f/4 , 8.8mm(24mm), jpeg
こちらは左側にヨシ原が広がっています。
ここでは、ジョウビタキ、カワセミ、モズなどを見ていて、その他カモ類、カワウ等もやってきます。
とくに左のヨシ原は観察窓からも近いので、鳥に来てもらいたいところですが、観察小屋の中で人の話し声などが聞こえていると出現率はかなり低くなります。また、話し声がしていなくても、物音がしたり、人数が多いと、姿を見せた鳥がすぐにいなくなってしまうことがよくありました。個人的には自分も含め3人以上になった場合は、観察小屋から出るようにしています。(これは僕個人の見解です。。。)
ISO800 , 1/500s , f/8 , 500mm , RAW , C1現像 , Tすごくあり
左のヨシ原にやってきたジョウビタキです。女の子。
フルサイズ500mmでは大きく撮れないので、思いっきりトリミングしました。
拡大率が大きいので、画像が少し荒れてきています。
RAW現像作業中のキャプチャーワン(C1)のスクリーンショットです。
ISO4500 , 1/800s , f/9 , 700mm , RAW , C1現像
違う日にはカワセミがやってきました。今回はわりと近め。
1.4倍のテレコンを装着していて大きく撮れました。画像はトリミングなし、機材的にはピッタリの距離でした。
あとは腕しだいで飛び込みの瞬間も撮れると思いますが、僕にはまだ無理でした。
TC-14E IIは3型に進化しています。
公園を出るまでは野鳥撮影。
ISO1100 , 1/1000s , f/5.6 , 500mm , RAW , C1現像
帰ろうと思ってカメラを片付けようとすると、小鳥の混群がやってきます。
これはエナガ。動きが速くトリッキーなので、テレコンは無いほうがいいですね。AFを少しでも速く動かしたいので。
野鳥撮影に使っているレンズはこちらです。
ISO450 , 1/1000s , f5.6 , 500mm , RAW , C1現像
シジュウカラを正面から撮ってみました。ちゃんとネクタイをしてますね。
秋の黄葉が綺麗でした。
ISO360 , 1/1000s , f/5.6 , 500mm , jpeg , Tあり
木の実を啄むメジロです。
ちょっとごちゃついてしまったので、トリミングしました。
そしてエナガをたくさん撮れました。
ISO200 , 1/800s , f/5.6 , 500mm , RAW , C1現像 , Tあり
ISO720 , 1/500s , f/5.6 , 500mm , jpeg
ISO200 , 1/500s , f/5.6 , 500mm , RAW , C1現像 , Tあり
ISO1400 , 1/500s , f/5.6 , 500mm , RAW , C1現像
エナガがたくさん撮れていましたが、シャッタースピードが遅くてブレた写真が多かったです。シャッターや絞り、ISOなどもう少し気を配れるようになりたいですね。
最後にお気に入りのアオジ。
ISO5600 , 1/800s , f/5.6 , 500mm , RAW , C1現像 , Tあり
探鳥地に行くとよくいる鳥の一つではありますが、個人的には撮れて嬉しかった鳥なので、ちょっと特別な鳥でもあります。
年間パスポート、持ってます。
ISO125 , 1/640s , f/4 , 8.8mm(24mm), jpeg
年間パスポートは、買ったほうが断然お得です。
パスポートを購入してまだ半年くらいですが、10回以上は行っています。
まだまだ撮影していない野鳥もいるので、これからも東京港野鳥公園で探鳥、撮影をしたいと思います。
秋の東京港野鳥公園。
ISO125 , 1/80s , f/4.5 , 8.8mm(24mm)
おもに秋頃の東京港野鳥公園で撮影した野鳥、風景写真をお見せいたしました。
東京港野鳥公園にはたくさんの野鳥と美しい自然が広がっていますので、是非一度は訪れて欲しい探鳥地です。
年明けからの野鳥撮影はコロナの影響もあってどうなるかは分かりませんが、できる範囲で楽しく続けていきたいと思っています。
京港野鳥公園へ向かうには。
- JR 「大森駅」、京浜急行「平和島駅」からバスで「野鳥公園」「東京港野鳥公園」下車で徒歩5分
- JR「品川駅」からバスで平日、土曜日は「大田市場北門東」大田市場の休場日は「大田市場北」下車で徒歩5分。*大田市場の休業日によって利用バス停が変わるのでご注意ください。
- 東京モノレール「流通センター駅」より徒歩15分。
品川からのバス利用は大田市場の営業日によって変化します。その他バス、鉄道(モノレール)などの利用は、当日の交通状況をスマホなどで確認しながら向かうのがいいでしょう。
車での利用。
車で向かう場合、駐車場は無料。平日、土曜日午前は22台、土曜日午後、日曜祝日で39台。となります。駐車場には台数に制限があります。ご注意ください。
詳しくはHP等でご確認ください。