器のお店、田園調布いちょうで購入した2合炊き用の飯炊釜(はんすいがま)。
炊飯器で作るごはんや冷凍したごはんとは違う、美味しいごはんを食べたいときにこの飯炊釜で炊いています。
お手頃なお米で炊いても、ふっくらとしたごはんが炊けて贅沢な味わいになります。
この記事では、うちでの2合用飯炊釜でのごはんの炊き方を書いてみました。
<目次>
飯炊釜で2合のごはんの炊き方。
(1)2合のお米を浸水させる。
うちではお米を研いでザルにあけ、そのまま30分くらい置いておきます。このとき夏場など気温が高いときは冷蔵庫に入れます。いわゆる「ザルあげ」というやり方をしています。水に浸けているのではないです。
研いだときについた水分が、お米に吸収される分で浸水を完了させるイメージです。
追記1:冬でも浸水するときは冷蔵庫に入れてます(習慣的に入れてしまいます)。
追記2:その後、浸水するのはやめてしまいました。浸水なしでも美味しく炊けます。
(2)飯炊釜にお米と水を入れる。
飯炊釜で2合のごはんを炊く場合の水の量は、420mlとしています。
購入時にいただいたプリントによれば、「お米と同量の水量+二割増し」が目安と書かれていました。
お米1合は180mlなので、計算上は180×2×1.2で入れるお水の量は432mlとなります。
測りやすいというのもあり、炊き上がりのお米の美味しさから、うちでは、420mlとしています。
ちなみに、ブリタの浄水器の水を使って炊いてます。
なんとなく美味しく炊ける気がするので。
(3)内蓋と蓋をする。
内蓋と上の蓋にはそれぞれ穴が空いています。穴の位置をズラして中蓋、上の蓋をはめます。
コンロの五徳の中央に飯炊釜があることを確認すれば、準備完了です。
(4)強火にかける。
はじめから強火です。鍋の側面に火がはみ出てしまうようなら少し弱めた方がいいでしょう。
火力が弱いとノリが噴いてこない場合があり、火を止めるタイミングがわからなくなります。
(5)縁にノリがあがってきたら火を止める。
蓋の周り全体にノリが上がってきたら火を止めます。焦らずしっかりノリがあがってきてから止めて大丈夫です。
この日の火を止めるまでの時間は、14分52秒でした。
季節とか、火加減とかで前後すると思います。
購入したお店、いちょうさんのブログによると9分〜13分とのことです。
火を止めてもしばらくの間は、ブクブクとしています。
(6)蒸らす。
ここで蓋を開けてはいけません。
釜の中では蒸らすための条件が揃った状態になっているので、そのまましっかり蒸らします。蒸らし時間は25分です。
(いただいたプリントによると、蒸らし時間は20分〜25分です。)
(7)出来上がり。
25分間蒸らしたら蓋を開けます。
蓋が熱いでの布など使い直接手で持たないようにします。
全体を軽く混ぜれば出来上がりです。
飯炊釜の特徴。
釜の内側は炭化焼締め焼成法で黒くなっています。炭の浄化作用が半永久的に続くそうです。
その他、
- 1合から2合、3合、5合までサイズがあるそうです。
- 吹きこぼれがないのでガスコンロが汚れません。
- 途中火加減の必要がなく、火を止めるタイミングがわかりやすい。
- とにかく美味しくごはんが炊ける。
- 炊飯釜を洗うときは、たわしでゴシゴシするだけです。
(釜が洗剤を吸ってしまうので、たわしで洗うだけにしています。)
ということで、美味しいごはんを食べたくなったときなど愛用中です。
(たくさん炊きたいときは炊飯器も使ってます。その時は5合炊いて冷凍します。)
器のお店、田園調布いちょう。
ちょっと足を伸ばして散歩する田園調布。レトロな駅の近くにはセンスの良い器のお店、田園調布いちょうがあります。
定期的に器作家さんの作品が展示販売されているので、見に行くだけでも楽しいお店です。
飯炊釜はこちらのお店の方に勧められて購入。依頼ずっと愛用しています。