カルガモの親子を渋谷の鍋島松濤公園で見ることができました。かわいいヒナは2匹。都内の繁華街のそばにある、小さな池でもカルガモのひなは元気に育っていました。
*この記事はカルガモ親子の撮影をしてから時期をずらして書いています。
<目次>
可愛いカルガモの親子。
「カルガモの親子っ!」、驚きましたよ本当に。
月に1、2回ほど鍋島松濤公園には行くのですが、こんなところでカルガモのヒナが孵化して育っているとは思いませんでした。
確認できたヒナは2羽。最初から2羽なのか数を減らして2羽なのかはわかりません。
好奇心旺盛なヒナは、心配になるくらい親鳥から離れてしまいます。
親のカルガモの心配と警戒心がこちらにも伝わってきます。
こちらの写真は望遠レンズで撮影、トリミンングしていますが、急にこちらへ近づいてきたのでびっくりです。
小さくてふわふわ。それにしても可愛いです。
親のカルガモさん。僕のことを危険なもの(人間)ではないか確認しているようです。
使っているカメラはNikon Z6II。望遠レンズとしては軽量、コンパクトなAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRを使っています。このレンズはドンケのカメラバックF-2に縦で収納できるので、よく持ち歩いています。いざというときに役に立ちます。
(この記事内のほとんどの写真はトリミングしているので、撮影情報などは書いていません。)
親が誘導したのか、子ガモが勝手に陸に上がったのか分かりませんが、周囲の散策路へも歩いて行きます。
このあたりはカラスも野良猫も、ありえないくらい大きいネズミ(本当に大きい!)もいるので池からあがる方が心配です。
しかし、ちょこちょこ歩く姿もまたまた可愛い。そして親ガモは常に見守っています。
カルガモの寿命は飼育された状態なら20年くらい。野生では5〜10年くらいと言われています。
親鳥と同じサイズになるまで約2ヶ月間、無事に育ってほしいですね。
池でも危険なことが。
コガモを襲うという話を聞いたことはありませんが、この池ではカミツキガメが目撃されていて、注意の張り紙がしてあります。これは人間でも気をつけなくてはいけませんね。公園内には遊具もあり近隣の子供が遊ぶ場所なので、何とか対策してもらいたいところです。
再訪したら、いなかった。
この記事内のカルガモ親子を撮影後、だいたい1ヶ月後くらいに再訪しましたが、コガモは見当たりませんでした。池には大人のカルガモが数羽いましたが、個体識別はできないので親鳥なのかはわかりません。
コロナの感染者数も減少をはじめ、近隣の飲食店も通常営業となり、渋谷も賑わいを取り戻しつつあります。本当は喜ばしいことですが、反面、残念なことも。公園内のトイレは汚くなり、園内にはゴミが散乱するようになりました。池周辺の臭いも気になります。
せっかくカルガモが繁殖するような池がある公園なのに、(もちろんカルガモがいる、いないに関係なくですが)その環境が汚されていくのは残念なことだと思います。
黄色い花はアサザ(浅紗)。
黄色い花が可愛らしく、水辺で見つけるととても癒されます。
一日花で、初夏から秋にかけて花が咲き、冬になると姿が見られなくなります。根茎か種子で越冬し、春になればまたその姿を見ることができるようになる植物です。
アサザは在来種で全国の湖沼やため池で見ることができますが、環境等の変化で減少しています。
【追記】別のカルガモ家族を見ることができた。
その後に再び鍋島松濤公園に行くと、先のカルガモ親子とは別のファミリーを発見。
こちらはコガモが6羽。危険いっぱいのこの場所では心配でたまりません。
鍋島松濤公園で生まれたのか、どこからか来たのかはわかりません。
とにかく無事に育つことを祈るばかりです。
カメラを持っていなかったのでiPhone SEで撮影しました。
鍋島松濤公園の過去記事。
こちらは秋頃の様子を写真に撮ってきました。