どこかの風景

うつろいゆく日々の記録。

大豆のゆで方(乾燥大豆から冷凍まで)。

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大豆のゆで方を書いてみました。

乾燥大豆を水でもどして茹でているので、旨味がひき立ちます。ゆでた大豆はそのまま料理にも使えて、冷凍保存しておくこともできます。

やってみるとそれほど手間とも思えず、美味しい大豆をいただけるようになりました。

大豆のゆで方。

 

<目次>

 

<作り方を簡単に説明>

  1. ボウルに大豆を入れてさっと洗う。大きめのボウルに大豆と水を入れ、冷蔵庫で12時間〜24時間おく。
  2. 鍋にひたした水ごと入れ中火にかける。沸騰したらアク(白い泡)を取る。
  3. 蓋をして、やや弱火で45分ゆでる。途中で水が少なくなったらお湯をたす。蓋はずらしておくが、それでも吹きこぼれることがあるので注意。
  4. 火を止めて、蓋をして10分ほど蒸らして出来上がり。

 

<材料>

大豆(乾燥大豆) ・・・ 1袋(300g)

水 ・・・ 適量

近所のスーパーで売られている普通の大豆です。

 

<鍋>

鍋はストウブのピコ・ココット ラウンド20cmを使っています。

 

<作り方>

(1)水でもどす。

大豆を水でさっと洗います。見た目では綺麗ですが、透明な泡が出てきます。何度か水でゆすげば大丈夫です。水を入れ冷蔵庫においておきます。

庫内で水にひたす場合、温度が低いので12時間〜24時間くらいが目安です。ただ、あまり長い時間水にひたしておくと、豆は煮えにくくなるのでこの時間内にはゆでてしまいます。

 

大豆は水で戻すと、約2.5倍の大きさになるそうです。

左の写真が水を入れた直後の19時21分。右の写真が翌日の13時53分。約18時間後のゆでる直前です。

 

(2)鍋にひたした水ごと入れ、中火にかける。

吸水時にひたしていた水と一緒に鍋に入れます。そのままだと水が少ないので水を足します。水の量は沸騰しても煮こぼれないくらいです。

左の写真がひたしていた水のみ。右の写真は水を足して火にかけたところです。

 

沸騰すると、アク(白い泡)がけっこうな量でてくるので掬い取ります。この白い泡はサポニンといって、えぐみのもとなります。

左の写真のようにはじめはアクがモリッとでます。

 

(3)蓋をして、やや弱火で45分ゆでる。

やや弱火で45分ゆでます。このとき蓋をしますが、隙間があくようにします。

蓋はずらしておきますが、それでも吹きこぼれることがあるので注意が必要です。

 

ときどき様子を見て、水が少なくなったら足します(差し水)。途中、1回くらいです。

差し水をするとお湯の温度が下がります。これによって、ゆでている間に豆の表面と内面で火の通り方に差ができてしまうのを均一にする効果もあるそうです。

ずらした隙間から様子を伺い、差し水をします。

 

(4)火を止めて蓋をして、10分蒸らす。

蒸らしですがやった方が、ふっくらとすると思います。

他におかずを作っているときなどは、蒸らさずに必要な量を取り出して使ってしまうこともあります。

 

(5)ゆで大豆の出来上がりです。

そのまま、おかずを作るのに使ってもよし、小分けにして冷凍してもいいです。

そしてせっかくだから、ストレートに食べて大豆のおいしさを感じでもいいと思います。

大豆のゆで方。

ふっくらとして美味しそう。

 

茹でたての大豆を味わう。

ゆでたての大豆は、ふっくらとして優しい甘みがあって本当にうまい。

これは市販の水煮大豆では得られない深みのあるおいしさです。

大豆のゆで方。

美味しいのでパクパク食べてしまいます。

そのままでも美味しくいただけますが、ほんの少し塩をふれば味に締まりがでて、さらに旨味を感じることができます。

 

冷凍保存にする。

ジップロックコンテナーにゆでた大豆を200gづつに分けて入れます。

使っているジップロックコンテナーはスクリューロックの300ml。

茹で汁は味が滲み出ているので、お玉で同量になるように入れていきます。

 

ゆでた大豆を全て冷凍する場合、200gが3個と少しあまります。茹で汁はそれぞれにお玉で2杯分くらい。あまりは、そのまま食べたり、ちょっとした味付けをしたりして食べてしまいます。茹で汁が多く余ったときは大豆と一緒にカレーに使うことが多いです。

解凍するときには、少し蓋を開けて電子レンジで解凍します。忘れると容器が割れたりするので注意してください。(経験者。。。)

このあと、分けたあとに中途半端に残る大豆を使った、簡単にできるレシピを紹介します。

 

甘いスイーツ風の大豆。

80gのゆでた大豆にグラニュー糖を大さじ1を入れる。

マッシャーで潰しながら混ぜ合わせれば出来上がり。

大豆のずんだ風?ですかね。

あたたかいままでも、ちょっと冷やしても美味しいです。


ケチャップ味の大豆煮。

フライパンに大豆と煮汁を少し入れる。

軽く塩、こしょうをふり、ケチャップを入れて煮る。

ケチャップ味で、子供も好きだと思いますよ。

お弁当のおかずにも使えます。

 

ポイントなど。

大豆の吸水時間はしっかりとおこなった方がいいと思います。ゆで時間を長くするよりも吸水時間を長くする方がふっくらとした茹で上がりになるようです。

でも、吸水時間は24時間以内が目安です。

 

感想。

もともとは市販の水煮の大豆を使って料理をしていました。味については、こんなものだろうと思っていたのですが、たまたまスーパーの棚にある乾燥の大豆を見つけたので水煮にしてみることにしました。祖母が豆を煮ていたのを覚えていた影響かもしれません。(この記憶は大豆でなく、正月の黒豆だと思います。)

そうして作った、大豆のゆでたてを食べたら美味しいのなんの。

「ああー、ぜんぜん違うな。旨味がしっかりとあるんだ。」と思いました。

大豆は畑のお肉と言われるようにタンパク質が豊富。それにホルモンバランスを整えたい妻にも良いのではないかと思い、大豆を使った料理を作るようになりました。

大豆のゆで方。

乾燥大豆からゆでる大豆はたしかに手間がかかりますが、それも慣れてしまえばたいしたことはありません。やっぱり美味しいものを知ってしまうと、手数が増えるのも嬉しいものですね。