PENTAX K-1 MarkⅡにHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedをつけて、のんびり街中散歩に持ち出してみました。気の向くままにスナップした写真をアップしてみようと思います。
ISO125 , 1/250s , f/5.6 , jpeg
<目次>
のんびり街中をスナップして歩く。
ISO200 , 1/400s , f/8 , RAW
五反田駅のホームの端から恵比寿方向を見ています。
線路が緩いカーブを描いていて、いい感じだったので1枚。ちょうど山手線を上下方向ともに写すことができました。
この写真はRAWデータをキャプチャーワンで調整して書き出し、ブログ用にリサイズしてアップしています。
またこの記事中でjpegとあるものは、撮って出しのjpegをブログ用にリサイズのみしています。
ISO125 , 1/200s , f/4.5 , RAW
空に馴染むような涼しげな壁の色、アクセントに濃いブラウン。ミントチョコを思い出させるカラーになぜか淡い青春を思い出します。
そんな雰囲気のする素敵なアパートをスナップ。ちゃんと手入れされているアパートのようで歩いていて目につきました。
ISO125 , 1/320s , f/7.1 , RAW
こちらはアパートの定番の姿だなと思ってスナップ。
地元の街にもこういうアパートがたくさんあって懐かしくなりました。階段を上り下りするときの足音が聞こえてきそうです。先のミントチョコアパートと構図がほとんど同じになってしまいました。
公園で花や大木を撮ってみる。
ISO160 , 1/200s , f/3.5 , jpeg
午後4時前だというのに、子供の声もなく静かな公園でした。地面の影が揺れていて、なんだか夢の中のように思えます。遊具の鉄棒が妙に気になりました。
ISO250 , 1/500s , f1.8 , RAW
HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedの開放f1.8で撮影しています。ボケが綺麗です。
焦点距離が31mmと広角なので、それなりに広い範囲の背景が写ります。被写体がどんな場所にあるのか、それとなく伝わる感じで良いのではないでしょうか。
ISO160 , 1/320s , f1.8 , jpeg
こちらも開放f/1.8で撮影。キバナコスモスかな。この頃はまだ暑かったので咲きはじめの頃だったと思います。
31mmF1.8のAF音は懐かしい「ギュギュッ」とした音。でも合焦までの速度は速いのでストレスはないし、ピントリングが回るのもなんだか愛おしく感じてしまいます。
ISO125 , 1/60s , f/2.5 , RAW
木の葉が茂っていて、薄暗い場所で撮影しています。jpegではちょっとアンダーだったので調整。木の元気な枝ぶりを表現したくて明るめにしています。
K-1mk2には5軸5段の強力なボディ内手ぶれ補正機能もあるので、もっとシャッタースピードを落として撮影してもよかったのかもしれません。
モノクロ写真もいい感じ。
ISO100 , 1/250s , f/5 , jpeg
撮って出しjpegのモノクロ写真です。
ストリートスナップといえば、モノクロ写真も試してみたくなります。
写真学校時代ではモノクロフィルムで撮影、プリントするのが当たり前の時代でした。今ではフィルムの値段が高すぎて当時のようにパシャパシャ撮りまくるわけにもいきません。K-1mk2のカスタムイメージにあるモノトーンを試してみましたが、なかなか雰囲気もいい。詳細を好みに設定することもできるようなので、使い込んで自分好みの設定を探ってみたいところです。
参考にしているのはこちらのガイド本。老眼なのでKindle版でモニターに大きく表示して読んでいます。
今だからこそPENTAX K-1 MarkⅡを。
PENTAX K-1 MarkⅡにHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedを装着してのスナップは楽しい。スナップといえば、リコーGR3を持っているし、画角もかなり近い。でもやっぱりファインダーを覗き、そのリアルな光学ファインダーで構図を決め、小気味の良いシャッターを切る撮影は、一眼レフのK-1mk2の方がじっくりと楽しむことができると思います。
そして31mmという他にはない画角のFA 31mmF1.8も使いやすい。小さいレンズなのに質感が高く、その造形の良さは存在感があって持ち出したことに対しての満足度も高い。ギュギュッと動くAFの操作音もその気にさせてくれる。こうなると無音で動くAFよりもフィーリングがいいと感じてしまいます。
撮影していて楽しい。そう思わせる何かが一眼レフにはあるように思います。最近、フィルムカメラプロジェクトなるものを発表したリコーPENTAX。時代とは逆行するような活躍を見せるペンタックスのカメラには、そうした本能を刺激するフィーリングがあるのかもしれません。