AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRを使って望遠スナップをしてきました。ボディはフルサイズの高画素機Nikon Z7。撮影は雨の降る9月の公園へ行ってきました。

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRをNikon Z7にマウントアダプターFTZを使って装着しています。ストラップは社外品。フードを着けていると長く感じますが、レンズ本体の全長は147.5mmと望遠の300mmとしてはかなり短いと思います。しかし見た目の存在感は強め。レンズのデザインは良いと思います。レンズ質量は約755g。公園を半日ほど手に持って歩いても、それほど苦にはなりませんでした。

ISO500 , 1/500s , f/4 , NEF , フルサイズ(300mm)
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRはFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応の望遠レンズ。PFレンズという色収差能力が非常に高いレンズ使用することによって、コンパクトで軽量な望遠レンズとなっています。
また、手ブレ補正は4.5段。手ブレ補正機能のないボディでの手持ち撮影では、とても有用です。

ISO320 , 1/250s , f/4 , JPG , フルサイズ(300mm)
最大撮影倍率は0.24倍。花も大きく撮影できます。
歩道が整備された公園などは柵などが設置されているため、被写体である花に近寄ることが出来ないこともあります。また、水辺の花などは離れた場所で咲くことも多く、300mmという望遠はとても役立ちます。

上のカットの花の部分を拡大してみました。絞りは開放のF4ですが細かいところまで十分に描写されていました。

ISO72 , 1/250s , f/4 , JPG , APS-C(450mm)
撮影範囲をDX(APS-C)サイズに変更しました。この場合、焦点距離はフルサイズ換算で450mm相当になります。
雨が降ってきたので、屋根のある場所から撮影しています。背景のボケも綺麗です。

ISO140 , 1/250s , f/4 , JPG , APS-C(450mm)
雨が強くなってきました。池にはたくさんの波紋が広がります。
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは、カメラボディーと同程度の防塵防滴性を備えているということで、多少の雨ならあまり気にすることなく撮影を続けることが出来ます。

ISO450 , 1/400s , f/4 , NEF , APS-C(450mm)
雨の当たらない場所で休んでいる蝶(でいいのかな)を見つけました。
撮影範囲をAPS-Cサイズに設定しているので、画素数は1950万。D500やミラーレスのZ50などのAPS-C機に近い解像性能です。画素数の不足による画像劣化などは全く感じません。個人的にはZ7の4689万画素の方が持て余すことの方が多いくらいです。

ISO64 , 1/500s , f/4 , NEF , APS-C(450mm)
105mmや200mmのマクロレンズを使ったこともあるのですが、望遠系のレンズを使用した花の撮影で扱いやすかったのは、実は300mm。山野草など珍しい花などは、立ち入れない場所、離れている場所に咲いていることが多く105mmや200mmでは被写体までが遠く感じていました。AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRなら、そうした遠くに離れている場所の花でも大きく撮影することができて便利です。マクロ機能まで必要としない場合では十分な接写性能があると思います。
また、300mmという望遠レンズであることを考えると取り回しは良好で、花だけでなく野鳥や蝶なども撮りやすくなるので汎用性が上がります。
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは、軽量・コンパクトでありながら、ボケも美しいレンズです。気軽にスナップ撮影ができて、楽しい撮影となりました。
ニッコール千夜一夜物語2。AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは載っていませんが、「色収差との闘い」として、1964年に発売されたAI NIKKOR 300mm F4.5 Sのことが書かれています。PFレンズやEDガラスなどが普及する前のレンズ開発の話が読めて楽しめます。
ニッコール千夜一夜物語は1もあるので、こちらも合わせて揃えてみてはいかがでしょうか。