北横岳でコイワカガミの花が見頃だということを聞き、写真を撮りに行ってきました。撮影機材はカメラがPENTAX K-3Ⅲ、レンズはHD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WRという組み合わせです。

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<目次>
坪庭からコイワカガミが見られます。

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ロープウェイを降りると坪庭というエリアが広がっています。
坪庭は溶岩が固まってできたゴツゴツとした自然の庭園。北横岳山頂へはここを通過していきます。

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横岳神社をうっかり通り過ぎてしまいました。上の写真の小さく見えているのが横岳神社です。
小ぶりな社殿ではありますが、四隅に御柱が立っていて諏訪大社系の神社なのかなと思いました。戻ってきたときにお参りをすることにして先へ進みます。

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坪庭を少し歩くとコイワカガミがあちこちに咲いていました。
1、2輪で咲いているものや群生しているものがあります。薄紅色というのか、淡いピンクと言っていいのか、グレーや緑、茶色といった沈んだ色の世界に、小さいけれど可愛らしい色合いで目に留まります。

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イワカガミは種類が多く、そのうちの一つがコイワカガミ。そのほかオオイワカガミやヒメイワカガミ、ナガバイワカガミなどがあります。
母種とされるイワカガミとの違いですが、コイワカガミの方が高山に多いらしく、小ぶりで葉の鋸歯が少ないとされています。ただこの違いは個体別の差異でしかないとも言われ、明確な違いはという説も。
素人的には、そこはいったいどうなの?と思うところ。ただ、「コ」がつくだけで可愛らしさが増すので、コイワカガミと言ってあげたい。
ということで、北八ヶ岳ロープウェイ駅の花の解説には、コイワカガミとされていたので、ここでは北横岳のものはコイワカガミとさせていただきますね。
コイワカガミの咲く登山道。

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坪庭散策路から登山道への分岐にやってきました。ここからは登山道ということで、「登山の装備が必要です。」との注意書きも。難所などはありませんが、気を引き締めていきましょう。

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高度をあげていく登山道。ちょっと息が上がります。

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この日の天気は曇り。途中、霧も出てきましたが、晴れ間が見えることもあったのでそのまま歩きます。

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こちらはウスバスミレかな。数は少ないですが見られました。

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三ツ岳分岐を過ぎて、北横岳ヒュッテの近くあたりでミツバオウレンを見つけました。
ぽつぽつ咲いています。

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そしてこちらにもコイワカガミがまとまって咲いている場所がありました。

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北横岳ヒュッテまで来れば頂上まではあと少し。トイレ(チップ制100円)をお借りして、一休みです。
ここから頂上までの道はなだらかな登り。とくに難しいところはありません。

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ミネザクラはもうほとんど終わりの頃のようです。残っていた花は少しだけでした。

ツガザクラかな。
北横岳ヒュッテから頂上までの間でも花を見ることができました。
北横岳山頂。

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北横岳ヒュッテ側から登っていくと、先に南峰に着くのですが、けっこう曇っていたので、そのまま北峰へ向かいました。南峰と北峰の間は平坦な道で5分ちょっとです。

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北横岳最高点のある北峰、標高 2,480mに到着しました。
写真は北峰からみた蓼科山ですが、暗い色の雲が覆い被さっています……。

SO400 , 1/3200s , f/2.4 , トリミングあり
南峰に戻ってきました。
北横岳南峰は標高2,472m。こちらには三等三角点があります。三角点はだいぶ根元が見えており、削れて文字も読みづらくなっていました。

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南峰からは南八ヶ岳の山々が見えていました。横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山、西岳とアプリで確認したのですが合っているのかな。ほんとに全部見えているのかもわからず……。

ISO400 , 1/3200s , f/4
八ヶ岳の麓に広がる平野部も見渡せました。
この日はあいにくの曇り。晴れていれば、南八ヶ岳のほか、南アルプスや中央アルプス、北アルプスなどが見える360度の大展望が広がっているそうです。次に来るときに期待ですね。
七ツ池の花。

ISO400 , 1/500s , f/5.6 , トリミングあり
山頂をあとにして、北横岳ヒュッテに戻ってきました。こちらには、七ツ池がすぐのところにあるので行ってみます。
登山道の脇道を入るとすぐに七ツ池が見えてきます。池の近くに、小さくコイワカガミが咲いていました。

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七ツ池の湖畔で一番目にしたのはミツバオウレン。足元に咲いているので、うっかり踏みそうになります。それにしても山の花は小さいですね。

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周囲の様子がわかるように引いて撮ってみました。苔や草の中に紛れるように咲いています。

ISO400 , 1/250s , f/4 , トリミングあり
別の写真ですが、トリミングして寄ってみました。可愛いですね。

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七ツ池は、大小7つの池があるように見えることからついた呼び名だそうです。登山道から見られるのはこのうちの2つ。湖面に映る空が綺麗でした。
坪庭を周回して下山しました。

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七ツ池をみたあとは、そのまま下山。坪庭を周回してみます。

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蕾もあって、これからもっと咲きそうなコイワカガミ。
坪庭のすべてではありませんが、ところどころで群生して咲いていました。

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坪庭の散策路から見た縞枯山。季節的なものなのかあまり「縞」が見えませんでした。
散策路からは縞枯山への分岐もあり、今度はそちらの方へも行ってみたいと考えています。

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ロープウェイの山頂駅へ戻ってきました。
コイワカガミを沢山見られて大満足な登山となりました。
まとめ。

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ロープウェイ山頂駅でコケモモソフトクリームを食べました。
概要
北横岳(きたよこだけ)は八ヶ岳連峰の北八ヶ岳エリアにある山。ピークが2つある双耳峰で、北峰が標高2,480m、南峰が2,472mとなります。ロープウェイの利用で2,237mまで行くことができるので、登山初心者にも人気の山となります。

ISO320 , 1/1600s , f/4
コースタイム
2024年6月8日。曇り。
日帰り。
10:37 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 出発/スタート
10:47 坪庭
11:22 三ツ岳分岐
11:35 北横岳ヒュッテ
11:59 北横岳(南峰)
12:06 北横岳(北峰)
12:31 北横岳(南峰)
12:49 北横岳ヒュッテ
12:56 七ツ池
13:13 北横岳ヒュッテ
13:20 三ツ岳分岐
13:55 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 到着/ゴール
合計3時間36分
三ツ岳を通るルートは岩場で鎖場もある難所。怖がりの初心者なので、こちらには行きません。分岐で間違わなければ特に危険な箇所はなかったと思います。
北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅にもトイレはありますが、できるだけ麓の駅を利用します。
北横岳は南峰、北峰ともにトイレはありません。手前の北横岳ヒュッテのトイレ(チップ制100円)を利用できます。
初心者の50代夫婦。どちらも高所に弱く怖がり。難所などのクリアには時間がかかります。写真撮影・休憩が多いのでコースタイムは標準よりもかなり遅くなっています。
駐車場
北八ヶ岳ロープウェイ駐車場
(ピラタス蓼科スノーリゾート)
北横岳、縞枯山の登山口
〒391-0301 長野県茅野市北山4035-2541
マップコード:218 831 651*52
中央自動車道の諏訪インターから約25km
収容台数は約600台で、ほぼ確実に停められると思います。
駐車料金は無料。
トイレ、売店あり。
撮影機材

カメラはPENTAX K-3Ⅲ。装着したレンズはHD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WRです。
K-3Ⅲは防塵防滴、DFA21mmは防滴レンズなので、今回のように天気がいつ崩れてしまうかわからないときには安心の撮影機材となります。また、DFA21mm はK-3Ⅲでの使用でフルサイズ換算32mm。登山などで風景を撮影するのに使いやすい画角となります。最短撮影距離は0.18m、最大撮影倍率は0.26倍。普通に撮影するには十分な接写性能です。