FUJICA Driveは、ハーフサイズカメラと呼ばれる35mmフィルムの一コマを半分のサイズ(17mm×24mm)で撮影できるフィルムカメラ。購入してからはなるべく持ち歩くようにして撮影し、街の写真屋さんで現像、データ化しました。
ということで今回は、ハーフサイズのフィルムカメラ、FUJICA Driveで撮影した写真をアップしてみたいと思います。

上の写真は記念すべき1枚目というわけではなくて、散歩で撮影した池の写真。残念ながら1枚目の写真には、フィルム装填時に空撮りした天井の蛍光灯が写っていました。
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縦位置写真。

ハーフサイズカメラは普通に構えて撮影すると写真が縦位置になります。ファインダーを覗いたときに「おっ、縦だ」と思ったものの、それ以降は縦のフレームにとくに違和感のようなものは感じませんでした。今時はスマホの写真が縦で普通ですから、縦とか横とかはそれほど気にならなくなったのかもしれません。
目測フィルムカメラ。

FUJICA Driveは目測カメラでピント合わせは手動になります。ピントを合わせたい被写体までの距離を文字通り自分の目で測りレンズの指標を合わせるのですが、これがなかなか難しい。フィルムカメラに目測のカメラはよくあるのですが、慣れれば大丈夫なんてコメントを鵜呑みにしてはいけません。普段意識しないことには、なかなか慣れないものだと思い知りました。

ピントが合わなかったというよりも、ピント合わせを忘れたなんて失敗もします。
フィルムだからといって、ピントの外れた写真を良しとするのもいかがなものかと思いますが、やっぱり雰囲気がいいように感じます。
1本72枚はかなり多い。

ハーフサイズカメラは、36枚撮りのフィルムなら72枚撮ることができます。フィルムが高騰しているのでとても経済的だと思えましたが、これがなかなか撮りきれない。出かける時はなるべく持ち出すようにしていましたが、やっと撮り終えたというのが本音です。

撮れる枚数が多すぎるので、なんとなく猫の寝姿とか撮ってしまいます。

1カット1カットを考え抜いて撮るのも良いですが、何気ない風景に思いのままシャッターを切るのも写真の良さだと思います。
72枚というのは枚数を気にせず、なんとなくで心象風景みたいなものも撮れるのでそれはそれでいいのかもしれません。

フィルムのはじめの方は何を撮ったのかほとんど忘れてしまいます。
データを見たときに、「そういえば、こんなの撮ったな・・・。」と思い出すのも楽しいのでいいのですが。
粒子、フィルム感。

フィルムの良さってなんだろう、という自分なりの答えは、やっぱりこの粒子感なのではないかと思います。デジタルでは加工すれば粒子を再現することも可能ですが、粒子が綺麗すぎてやっぱりリアルなフィルムには敵わない。とくにハーフサイズカメラでは元々のフィルムサイズが小さいので粒子がよく目立ちます。人によっては気になることかもしれませんが、個人的にはすごくアナログ的な、そしてリアルなフィルムとしての味があると思っています。

空とか水面とかを撮りたくなるのも、リアルな粒子感で表現できるものがあると思うからではないでしょうか。
写真屋さんでデータ化。

今回の撮影で使用したのは、コダックColorPlus200というネガフィルム。ISOは200に設定して、露出はカメラ任せで撮影しています。
現像はギャラリーも併設し写真の活動にも力を入れている写真屋さん。こちらのお店ではフィルムのデータ化、プリントの際に仕上がりのイメージを選ぶことができるのですが、ネガの調子やカメラの癖などを知りたくて、あえてノーマルの設定でお願いしています。
今回は仕上がったデータそのままブログに掲載しています。
フィルムでスナップしていきたい。

フィルムなんて何年ぶりだろうと思いながら撮影していました。
個人的には写真を撮るのはデジタルがメインで変わりはありませんが、フィルムでしか表現できないものがあると強く感じています。それはなんというかとても内面的なこと。その日その日の感情の揺らぎのようなものがアナログであるフィルムには写るように思うのです。
1本あたりのフィルム代や現像代などにかかるコストは無視できないものですが、無理のない程度に楽しみたいですね。