どこかの風景

うつろいゆく日々の記録。

越前岳(愛鷹連峰)へ登山に行ってきた。

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手軽に登れて富士山が大きく見える山に登りたいということで、越前岳へ登山に行ってきました。越前岳静岡県裾野市にある標高1504mの山。愛鷹連峰の一座です。利用する十里木高原駐車場から山頂近くまで、富士山の南東斜面を大きく見ることができます。こちら側には宝永火口があり、また雪の白さが山肌を強く見せるため、荒々しさを感じさせる富士山を見ることができました。

富士山の南東斜面、宝永火口。

<目次>

 

コースタイムなど。

前岳(1504m)

1月26日(日)快晴[日帰り]

合計時間4時間54分(休憩含む)

歩行距離 5.1km

累計標高差:626m

 

<コースタイム>

十里木高原駐車場(8:09)→(8:24)十里木高原展望台→(8:59)馬の背見晴台→(9:52)平坦地→(10:38)越前岳山頂(11:04)→(11:38)平坦地→(12:13)馬の背見晴台→(12:40)十里木高原展望台→(13:03)十里木高原駐車場

越前岳登山ルート

難所はとくにありません。この日は標高が上がると雪がありました。それほど深いものではありませんでしたが、気温が上がり溶け出すととても滑りやすい道へと変わります。とくに下山時にはチェーンスパイクがないと危ない箇所がいくつかありました。

 

初心者の50代夫婦。基本的に日帰り登山です。どちらも高所に弱く怖がり。難所などのクリアには時間がかかります。写真撮影・休憩が多いのでコースタイムは標準よりもかなり遅いと思います。

 

駐車場とアクセス。

十里木高原駐車場。

写真は8時頃の様子。あと数台程度なら停められそう。

十里木高原駐車場を利用しました。着いたときにはすでにかなりの台数が停まっていました。この駐車場は見通しがあまりよくない場所にあるので、満車でも路肩に停めることはできないと思います。トイレは綺麗で、タワシの用意された靴の洗い場まであるのはとてもありがたいと思いました。

収容台数は30台くらい。駐車料金は無料です。東名裾野ICから車で約20~25分程度です。

入力したマップコード:50 604 312*06

 

満車のときは、愛鷹山登山口 山神社駐車場を利用する予定でした。この場合ルートは黒岳を経由しての越前岳の往復に変更になります。

 

トイレ。

十里木高原駐車場のトイレ。

十里木高原駐車場のトイレを利用しました。冬季も利用可能。ルート上にトイレはありません。

 

登山開始ですぐに富士山。

十里高原展望台までの道。

愛鷹山登山道案内の看板の横にある階段から登りはじめます。案内によると駐車場から越前岳まで150分(2時間30分)。霜が降りて白くなった登山道は少し肌寒いです。

 

歩きはじめてすぐに見えはじめた富士山。

振り返るとすでに特大の富士山が見えていました。駐車場からも見えていたんですけどね。

 

十里木高原展望台から富士山を臨む。

15分ほどで展望台に到着。富士山の目の前にある展望台で眺めが良いに決まってます。

 

富士山の南東斜面、宝永火口を十里木展望台より臨む。

展望台から見た富士山。南東斜面が見えているのですが、宝永火口がとても目立ちます。宝永火口は1707年の宝永大噴火でできた富士山最大の側火山。大きく口を開けた斜面がとても荒々しく、当時の噴火がいかに大きなものだったかを想像させます。

 

十里木高原展望台と富士山。

なんだかもう越前岳に登らなくてもいいくらいに富士山を堪能できました。

・・・もちろん頂上を目指します。

 

越前岳を目指す登山者。

まだまだ歩きはじめたばかりで元気です。

 

登山道は霜柱の上に雪が積もったような状態。

登山道は霜柱の上に雪が積もったような状態。サクサクと音を立てるので気持ちいい。

 

そして振り返ると富士山。

 

馬ノ背見晴台。

雪を踏む音を楽しんだり、振り返って富士山を見ているうちに馬ノ背見晴台に到着です。

 

馬ノ背見晴台から見た富士山。

ここでも富士山を撮りまくり。馬ノ背見晴台にはテーブルやベンチがあり、食事をする登山者もいました。

前岳のこのルートは、頂上よりも途中の登山道や見晴台からのほうが富士山がよく見えるとのこと。登山前に調べて知っていたので、登りはじめから富士山の展望を楽しみ、写真を撮りまくっていました。

 

登山道の岩場。

馬ノ背展望台から平坦地までの間には岩場を越える場所が数ヶ所ありました。お助けロープもあり、それほどの険しくもないので問題なく通過できました。

 

樹林帯の中に差し込んでくる太陽の光。

樹々の間を抜けてくる光が綺麗です。

 

木々の枝の隙間から見える富士山。

振り返れば富士山は見えているのですが、それも木々の枝の隙間からとなりました。季節が変わると見えなくなってしまうかもしれません。

 

越前岳登山道にある平坦地。

平坦地でおやつを食べて燃料補給。頂上まであと一踏ん張りです。

平坦地にはベンチやテーブルは無く、馬ノ背見晴台に比べるとこじんまりと開けた場所になります。

 

チェーンスパイクを装着したところ。

平坦地を過ぎたところで、チェーンスパイクを装着しました。

下山してくる方を見ているとチェンスパや軽アイゼンをつけていることが多く、気になりました。登りの頂上までなら無くても行けそうだったのですが、無理をせずに着けました。

 

雪が積もって滑りやすくなった登山道。

場所によっては雪が深く、滑りやすい状態になっていました。

 

雪の登山道を歩く。

雪の山道とチェンスパがはじめての妻は「チェンスパつけると歩きやすい!」と喜んでいました。初心者だからこそ、早めに着けておくべきですね。

 

前岳の山頂。

越前岳の山頂。

前岳の山頂に到着です。上の写真では画面の左側に富士山が写っているのですが、木で見えていません。頂上では角度的に見えづらくなってしまいます。

空いていたベンチに腰をおろし、昼食を摂りました。

 

越前岳山頂から見た駿河湾と富士市。

前岳山頂からは駿河湾富士市の街並みを見渡せる絶景が広がっていました。

 

気温は9℃くらい。風もなくて気持ちいい。

山頂では土が溶けてドロドロの場所もありました。

 

山神社側からだと途中で黒岳に立ち寄ることもできます。また次回にでも歩いてみたいです。

 

下山します。

サンタ帽をかぶったような富士山。

下山途中では、ところどころで正面に富士山を見ることができます。なんだか清々しい気分です。

気温も上がり、足元の雪が溶けてかなり滑りやすくなっていました。チェンスパなどの滑り止めをつけていないと大変だと思います。

 

平坦地にある三等三角点。

平坦地に戻ってきて三角点があるのに気がつきました。こちらは三等三角点で点名が「越前岳」。山頂には二等三角点の「印野村」があるのですが、すっかり忘れていました。

 

朝はサクサクと音を立てていた道も、もうドロドロ。暖かな日差しが雪や霜を溶かして足場が悪くなっていました。十里木高原駐車場には靴の洗い場があるので助かります。

 

前岳を振り返りました。ここからだと頂上は見えていないのかもしれません。

愛鷹連峰は、越前岳、黒岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、前岳、袴腰岳、大岳、愛鷹山の9つの山々からなる山塊で、愛鷹連峰や愛鷹山塊、もしくは愛鷹山とまとめて呼ぶこともあるようです。

愛鷹連峰の最高峰なのが越前岳で標高1504m。この越前岳を総称の愛鷹山と呼ぶこともあって、はじめはちょっと混乱しました。愛鷹山はもちろんちゃんとあるのですが、標高が1187m。標高が低いからかあまり目立たない存在になってしまっているようです。愛鷹山からも富士山は見えるそうなので是非訪れてみたいですね。

 

十里木高原から見た富士山。

下山はあっという間です。登りも下りも富士山をたっぷりと見ることができて大満足な登山でした。

おつかれさまでした。

 

チェンスパとスパッツ。

この時期に登山をするならチェーンスパイクや軽アイゼンなどの滑り止めは必ず携行した方がいいと思います。必要ないかなと思う場合でも必ずリュックに入れています。

靴のサイズに合わせてチェンスパのサイズを選びます。サイズによって穴の色が違うので混同することがありません。ちなみにLサイズが青、Mサイズが赤になります。他にSやXLもあり。ベルクロのストラップと収納ケース付きです。

 

スパッツ(ゲイター)は靴への雪の侵入や、ズボンの裾の汚れも防げるのでこの日は終始装着していました。また足首やふくらはぎの寒さ対策としても効果があるように思います。

 

撮影機材。

この写真はGR3で撮影しています。

カメラはPENTAX K-1 MarkⅡ、レンズはHD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limitedの組み合わせで撮影しています。レンズの焦点距離43mmはメーカーサイトによると「見たままの自然な遠近感を演出する」とあります。広角レンズで撮ると見た目よりも小さく写ったように感じることがあると思いますが、43mmだとそのようなことはあまりなく、たしかに目で見た感じの大きさで撮れるように思います。

ただ、43mmでは写す範囲が視野よりも狭いために広大な景色や大きなものが画角に収まりきらない場合もあります。頂上から撮影した駿河湾は全景をフレームに収めることができませんでした。

とはいえ今回は、そのようなデメリットよりも富士山を写したときの大きさを重視し、FA43mmF1.9を選びました。

*レンズの焦点距離と人の視野については個人差・考え方に差があります。