どこかの風景

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HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited

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HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL LimitedはPENTAX KマウントのAPS-C用レンズ。35ミリ判換算で23mm相当になる超広角のレンズです。

そのDA15mmをK-3Ⅲ、K-5、K-1mkⅡに装着した画像と実際に使ってみた個人的なレビューをしてみたいと思います。

<目次>

 

外観や仕様など。

HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited

HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited

コンパクトなレンズです。小さくても、レンズ鏡筒、フード、キャップはアルミの削り出しということで質感はかなり高いと思います。

  • 最大径×長さ:63mm×39.5 mm
  • 質量(重さ): 189g

カメラバックに入れるのにもボディにつけたまま気軽に放り込めるサイズなので、出し入れは簡単。サブ的にカメラバックに入れておくにしても、もちろん邪魔にならないサイズです。

 

HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited

AF駆動用のカプラー、絞り連動レバー、電子接点を備えたマウント部。レンズの後玉は小さめです。MADE IN VIETNAMの表記があります。

ピント合わせは、カメラボディ内のモーターによるオートフォーカスです。

合焦後にマニュアルでのピント合わせが切り替え操作なしでできるクイックシフト・フォーカスAを採用。細やかなピント合わせにも対応しています。

 

PENTAX K-3 MarkⅢとHD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited

PENTAX K-3 MarkⅢに装着してみました。レンズキャップはねじ込み式で少々手間がかかります。撮影に行くときは純正のレンズキャップO-LC49を別途購入したものを使っています。保護レンズも購入して常用。フィルター径は49mmです。

 

DA15mmと保護フィルター
DA15mm フード

保護フィルターを装着すると引き出し式のフードを収納したときとほぼピッタリの長さ。フードの引き出しには問題ありません。

ステップアップリングを使う場合は、保護フィルターなどを1枚挟めば装着できます。ただし、ケラレの可能性もあるので要確認です。この場合はフードは引き出せなくなります。

 

DA15mmとレンズキャップO-LC49
DA15mmとレンズキャップありでフード引き出し

ちなみに保護フィルターに純正のレンズキャップO-LC49をつけたままでもフードの引き出し、収納は可能です。

 

DA15mm付属レンズキャップ
DA15mm付属レンズキャップを装着。

純正キャップですが、アルミの削り出しでかなりの高級感があります。レンズ側の裏面には、上質なフェルト素材のようなものが貼られ、ねじ込むとPENTAXの文字が正位置なるという凝りよう。ですがこのキャップ、無くすと困るし撮影には不向きなので、購入した時の箱に付属のレンズケースと一緒にしまってあります……。

 

DA15mm 距離指標 最短撮影位置

レンズの細かなディテールが秀逸です。

  • 絞りは円形絞り採用で開放はF4、最小絞りがF22になります。
  • 最短撮影距離は0.18m、最大撮影倍率は0.15倍。

レンズ名や被写界深度目盛、距離目盛は彫り込みのうえ色付けもされています。距離目盛に至っては、メートルとフィートを併記。しかも色を変えてある手の込んだもの。こういう見た目にも美しい造形は、所有欲を満たしてくれるだけでなく、撮影に対するモチベーションも上がります。

つい「絞り環もあったらいいのに」と思うのは贅沢すぎますね。

 

PENTAX K-3Ⅲに装着。

PENTAX K-3 MarkⅢにHD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedを装着したところ。

 

PENTAX K-5に装着。

PENTAX K-5にHD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedを装着したところ。

PENTAX K-5 にHD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedを装着したところ

 

K-5で撮影。

HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedのレビューしてみます。

PENTAX K-5にHD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedをつけてスナップしてみました。実際には小型軽量という長所を活かしてK-5と組み合わせて登山などに使うことが多いです。

ここでは、DNGデータをキャプチャーワンで調整しています。ハイダイナミックレンジや露出、ホワイトバランスなど、かなり強めに自分好みの写真に仕上げてしまいました。

以下の写真では作例とはいえないかもしれませんが、こうした過度な調整にも応えてくれる懐の広いレンズだと思います。

このレンズは歪曲が少なく、直線は直線で写ります。歪曲収差をほとんど感じません。絞りについてはF5.6、F8あたりが好みです。周辺の解像力は絞り込んでもそこそこにしか改善しないようで、雰囲気重視の絵作りが良いのではないでしょうか。隅々までシャープなパンフォーカスの写真を撮るレンズではないのかもしれません。開放ではかなり描写を甘く感じるので、それを活かすような表現が求められるように思います。

また、ボケはピント位置から離れると、なだらかにボケていく自然なもの。被写体を強く浮かび上がらせるようなボケではないようで、意識させずに視線を誘導するタイプ。開放では被写体や距離によって、ボケがざわつくように感じることがありました。

個人的には 周辺減光は大好物。絞ればある程度は改善されますが、逆に盛ってしまう(画像処理で周辺を暗くする)ことが多いので気になりません。

 

K-5無印。1600万画素ですが、DA15mmと組み合わせて持ち出します。たぶん、ほどほどの画素数とダイナミックレンジの広さは、広角レンズとの相性が良いように思います。

フードは収納したまま使うことのほうが多く、ゴーストやフレアが気になる時にだけ引き出して使うことが多いです。


PENTAX K-1mkⅡに装着。

PENTAX K-1 MarkⅡにHD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedを装着したところ。

造り込みの良さ、質感が高いからかK-1mkⅡの大きさに負けない存在感がDA15mmにはあるように思います。

PENTAX K-1 MarkⅡにHD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedを装着したところ。



K-1mkⅡで撮影。

HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL LimitedをPENTAX K-1 MarkⅡのフルサイズ、正方形とAPS-Cクロップで撮影してみました。

フルサイズの撮影では四隅にガッツリとケラレが出てしまいました。

 

正方形クロップでも四隅にケラレがでています。フルサイズほどではないので、絞り値や被写体までの距離、絵柄などによっては使えるのかもしれません。

 

APS-Cクロップでは、もちろん問題ありません。

3カットとも手持ちで撮影。撮影データはISO100 , 1/125s , f/11で共通。DNGをキャプチャーワンで書き出し、ブログ用にリサイズしています。

 

フルサイズではファインダーでもあきらかにわかるほどケラレが出ていました。また期待していた正方形のクロップでも、四隅にケラレがでてしまいます。個人的にはDA15mmはAPS-C機で使うか、K-1mkⅡなどフルサイズ機の場合でもAPS-Cクロップでの撮影が良いのではないかと思いました。

あえて使うのなら、ケラレ、周辺減光が目立たない使い方が良いように思います。あまり絞り込まない、夜景などの暗めの絵作り、モノクロームなどで使えそうです。正方形での使用ならあまり気にならないのかもしれません。