群馬県の赤城山にある長七郎山と地蔵岳に登ってきました。どちらの山も初心者・初級者でも比較的容易に登ることができ、頂上からの展望も良いので定期的に訪れる山となっています。
10月の中頃、紅葉の始まりといった雰囲気の山を歩いてきました。

<目次>
ルート図

小沼駐車場を起点にしてそれぞれを登りました。
小沼から長七郎山へ

小沼駐車場に車を停めたら、身支度を整え出発です。
道路を挟んだ向かいにある道を降りればすぐに小沼です。以前に来たときには水位が下がって心配していましたが、少しですが回復しているように見えました。
一冬過ぎて雪が積もれば、来年あたりは回復するのではないでしょうか。

柔らかい風に湖面が揺れていました。
それにしても静かで落ち着く場所です。

湖畔沿いを歩き、途中から登山道に入ります。
小沼を反時計回りに歩いています。

空気をいっぱいに吸い込み深呼吸。そんなことがしたくなる湖畔沿いの道。

ところどころで色づく木々を眺めながら歩きます。

目の醒めるような赤い葉もありました。
秋をところどころに感じます。

小沼を周回する道から長七郎山への分岐。

分岐を過ぎて登りなると山道らしくなりますが、取り立てて難しい箇所はありません。
まぁ、でも息は上がってしまいますね。
色の重なりが景色をより美しく感じさせます。

ぐいぐい登ってくる妻。

中間地点ぐらいにある賽の河原。
ケルンがいくつも建っているちょっと開けた場所。山でよく見かけるような景色です。

周りの景色も見れたので、ちょっと休憩しました。

山頂の電波塔が特徴的な地蔵岳が見えていました。
あまり人工物とかがあるのは好きではないのですが、これはこれでいいのかと思うようになりました。目印になりますからね。左上あたりに小さく月が見えています。
山頂から雲海を眺める

賽の河原から歩くこと20分、山頂に着きました。
標高1578m、長七郎山(ちょうしちろうさん)です。

人は少なく、アマチュア無線の方が交信している声が小さく聞こえていました。

風に草が揺れています。

雲と空の境がわからない、どこまでも続くような雲海でした。

幻想的というか・・・、こういう風景を表現するときのためにもっと語彙を増やしておきたいですね。

昼食をすませ休憩したら出発です。
尾根伝いの小ピーク、小地蔵岳

20分くらい歩いた頃に現れる分岐。右に行くと小地蔵岳。
左に行くと小沼を周回する道へ合流します。

小地蔵岳の展望のない山頂部。標高は1574m。長七郎山より4m低いです。
小地蔵岳と言いつつ長七郎山と尾根伝い。これから行く地蔵岳とそれほど離れているわけではありませんが、一般道で隔てられています(その昔は繋がっていたのでしょうか)。

けっこう高い位置に取り付けられてる山頂標。冬は雪が積もるのでしょうかね。
この山頂標は小地蔵「山」になっていますね。ヤマレコの地図では「岳」でした。
だいぶ草臥れてる山頂標もありました。
山頂柱の方には小地蔵「岳」とあります。山ではよくあることなので、そんなに気にすることではないのですけどね。

目を奪われる紅葉。

小地蔵岳を後にして、小沼駐車場の方へ戻ります。
地蔵岳に登る

一旦、小沼駐車場でトイレを済まし、徒歩5分の八丁峠駐車場にある登山口にやってきました。
思ったよりも緑が多く残っていて驚きつつ、木の階段を登りはじめます。お昼近くなって気温が上がりはじめたので、上着はリュックの中へしまいました。

山頂の電波塔がチラ見え。登りはじめの階段が毎度のことながらシンドイです。

ここまで来たら山頂はすぐそこ。

足元にはリンドウの花が咲いていました。

長七郎山から見えた電波塔。山頂に到着です。

近くで見るとそれなりに大きい電波塔。

地蔵岳の年季の入った山頂柱を確認、心の中で登頂宣言をあげます。

山頂からは大沼を前にして赤城の最高峰である黒檜山と駒ヶ岳が見えるほか、尾瀬や谷川連峰の山々などを広く見渡すことができます。

この日、山頂はなかなかの混雑であまりゆっくりと写真を撮ることができませんでした。
地蔵岳の好展望地

下山しようと登山道を進むと先行する登山者が入っていく道があります。不思議に思いヤマレコで確認すると「展望がいい」マークがあるのに気がつきました。
もちろん、よってみることにします。

すぐに視界が開けて、これは確かに好展望な場所であることがわかりました。

先ほど歩いてきた、小沼と長七郎山、小地蔵岳が手の届くような距離で目の前に現れました。そしてその先には雲海が空と繋がるように広がっています。
山頂とは違い人が少なく、ちょっとした穴場エリアなのかもしれません。
しばらくの間この風景を堪能して小沼駐車場へと下山しました。
お疲れさまでした。
参考書籍
山と渓谷社の「分県登山ガイド09 群馬県の山」を参考にしています。こちらの本で掲載されているルートは赤城山ビジターセンターより覚満淵をとおり大きく周回するコース。公共交通機関を利用する場合は掲載されているコースの方が便利だと思います。
*赤城山ビジターセンターは2025年3月末で閉館しました。建替え後、新しく開業するのは2026年の秋以降だそうです。
撮影機材

カメラはPENTAX K-3 MarkⅢ。レンズはHD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WRを組み合わせています。フルサイズ換算で32mmの広角。風景を撮るのに程よい画角です。繊細な描写で、接写もできるので山での撮影ではとても便利です。防滴なのも安心できます。