竜ヶ岳は本栖湖の南側にある標高1485mの山。富士山好展望の山として知られており、石仏コースからは間近に富士山を見ることができます。
また12月下旬から1月上旬にかけては、富士山頂付近から太陽が登るダイヤモンド富士を見ることができるそう。初日の出を見るために元旦には多くの登山者が訪れるそうです。
11月初旬、竜ヶ岳の登山に行ってきました。

<目次>
コースタイムなど
竜ヶ岳(りゅうがたけ)
標高1485m
山梨百名山
11月2日(日)曇り[日帰り]
合計時間5時間31分(休憩含)
歩行距離 7.9km
累計標高差:603 m(登り・下りとも同じ)
<コースタイム>
本栖湖駐車場(8:22)→(8:47)湖畔登山口→(10:28)湖畔登山口・石仏分岐点→(10:43)竜ヶ岳山頂(11:03)→(11:21)湖畔登山口・石仏分岐点→(12:11)石仏・見晴らし台→(13:29)石仏コース登山口→(13:53)本栖湖駐車場

<コース状況・難所など>
とくに難所などはありません。湖畔登山口からは樹林帯歩きで、富士山などの展望はあまりありません。森の中を歩くのが好き方向けだと思います。富士山の展望を重視する場合は石仏コースでの往復が良いかもしれません。
<駐車場・トイレ>
本栖湖駐車場(南側)を利用しました。趣のある売店があります。道路の向かい側にトイレがあります。ルート上にトイレは無いので出発時にすませておきました。

湖畔登山口より登山開始

今回の竜ヶ岳登山では、湖畔登山口から頂上へ向かいます。駐車場からの道にある標識では石仏コースを案内しているので注意が必要です。多くの登山者はこの石仏コースから登るようなので、ついていかないように地図で確認しながら歩きました。

湖畔登山口はちょっとわかりづらいです。とくに標識などは見当たりませんでした。

湖畔登山口からのコースはあまり人気がないのかもしれません。とくに不明瞭な場所とか危険箇所はありませんが、展望がイマイチなので仕方ないのかも。
個人的には、季節ごとの木々の表情を見られる樹林帯歩きも好きなんですよね。地味かもしれませんが、それも山を歩く一つの醍醐味だと思っています。

特に迷うような道でもありませんが、目印のミズナラの巨木。

大きな木が倒れていて道を塞いでいました。くぐる時にリュックを引っ掛けて転びそうになりました。あぶない。

ところどころで、紅葉/黄葉していて綺麗でした。

崩れた階段などがありましたが、歩きづらいといった感じではありません。静かな森の中を自分のペースで歩けるでのでむしろ好印象なコースです。

木々の隙間からは出発地点の本栖湖を見ることができました。
この日は曇りがちで展望は悪く、事前の下調べで見えるはずの富士山も見えませんでした。ただ、どちらにせよ枝越しになるので、そこまで期待はしていませんでした。

高度が上がって植生が少し変わったように感じると、もうすぐ富士山が見えるはず。

唐突に姿を見せた富士山。樹林帯を抜け笹が広がるようになると、山頂もすぐ近くです。

そして堂々とその雄大な姿を見せてくれました。雲が多くてちゃんと見られるか心配していましたが、これで一安心。

すぐに石仏ルートに合流。ここから山頂までは、富士山の写真を撮ったり眺めたりで、ゆっくり歩いて約15分。

見えてきたのは右が雨ヶ岳。左はタカデッキか毛無山です。ヤカデッキは雨ヶ岳と毛無山の間にあるピークです。地図で確認しているのですが、う〜ん、どっちなんでしょう、難しいです。
健脚な方はここを縦走するそうですが、自分たちは足が遅いので一座ずつ登ります。
毛無山はなんとか登れました。初級者的にはなかなかハードな山でした。雨ヶ岳はいつになることやら。
竜ヶ岳の山頂

開けた山頂部は多くの登山者で賑わっていました。
ちなみに竜ヶ岳は山梨百名山。
位置的には南アルプスを背にして、南東方向に富士山を見ています。つまり富士山の北西面を見ていることになるはず。この角度から見える富士山はスマートな印象。穏やかな表情をしているように思えます。

突然、雲が上がってきて視界を遮って行きました。富士山だけでなく周囲を雲が覆って真っ白に。そんな状態がしばらく続きました。

昼食を摂りしばらく休憩していると、まだ不安定ながらも曇が晴れて富士山が見えてきました。そろそろ下山です。
石仏コースで富士山を堪能

奥に見えているのが八ヶ岳。

ちらっと見えている湖が精進湖。かと思ったらAR山ナビで撮っておいた画像と下山後に地図と睨めっこした結果、この小さく見えているのは西湖でした。精進湖は山陰に入っていて見えません。西湖の右側にあるこんもりした山は紅葉台。

南アルプスも見えていました。真ん中あたりに北岳が見えるはず。南アルプスは山頂からの方が全景を見られます。写真を撮り忘れてました。

このあたりで、カメラの記念撮影もしておきます。
今回のカメラはHD PENTAX-FA 43mmF1.9 LimitedをつけたPENTAX K-1 MarkⅡ。43mmは肉眼で見た自然な遠近感を再現するという標準域のレンズ。広角レンズで撮ったときのように小さく写ったり、望遠レンズを使ったときのような実際よりも大きく写るようなこともない、ある意味とても自然な距離感で撮影することができます。何よりレンズがコンパクトなので山で使うのに苦になりません。

石仏コースはその2/3ぐらいが笹の間を歩く道です。背丈ぐらいある場所もありますが、全体的には見晴らしがよく富士山を見ながら下山することができます。

写真の下のほう、左の丘のような場所が見晴らし台。東屋の屋根が小さく見えています。

下山途中で見えていた東屋(というか展望台?)と富士山。山頂から標高を下げて富士山を気持ち見上げるようになります。こういうちょっとした見え方の違いも楽しめますね。

竜ヶ岳の山名には諸説あるようで、湖(本栖湖?)に棲む竜が「村人に富士山の噴火を知らせるために登った山」という説や、「富士山の噴火で流れた溶岩で湖が煮えたぎり、竜が逃げた山」などがあるそうです。
小屋のようなものの中には石仏が祀られていました。

見晴らし台を過ぎてしばらく歩くと樹林帯へ入ります。
ちょっとしたスペースが開けていて、本栖湖が見えました。

樹木越しの富士山で見納めです。

登山道をこのまま下山すると、キャンプ場を横切り車道へ。そのまま本栖湖駐車場へと戻ります。
まとめ

下山後、本栖湖の湖畔を少し散歩しました。

本栖湖から見た竜ヶ岳。湖面に小さく浮かんでいるのはウインドサーフィンを楽しむ人たち。その他、sup(サップ)というサーフボードの上に立ち、パドルで漕ぐアクティビティなども楽しめるそうです。

竜ヶ岳は間違いなく富士山を目の前に見られる絶景の山です。とくに石仏コースを利用すれば、もうお腹はいっぱいと言わんばかりの富士山を堪能できます。写真のフォルダは富士山だらけ確定です。
初心者でも登りやすく、ほどほどのコースタイムで危険箇所もほとんどありません。天候にさえ恵まれれば、最高の富士山展望登山となると思います。
おつかれさまでした。
登る山を選ぶのに使ってます。トイレ情報や山ごはんポイントなどの記載があり便利です。