どこかの風景

うつろいゆく日々の記録。

榛名山の最高峰、掃部ヶ岳に登ってきた。

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群馬県のほぼ中心にある榛名山。その最高峰である掃部ヶ岳へ登山に行ってきました。

掃部ヶ岳の読み方は「かもんがたけ」。標高は1449m。榛名湖を挟んで榛名山のシンボルである「榛名富士」と向かい合い、展望に優れる硯岩からはその端正な姿を見ることができます。

今回は榛名山系の中でも素晴らしい展望を持つ、掃部ヶ岳へ登ってきました。

掃部ヶ岳の硯岩からみた榛名富士。

<目次>

 

コースタイムなど。

掃部ヶ岳(かもんがたけ)

標高1449m・群馬県

登山日:11月24日(月)晴れ [日帰り]

合計時間:3時間55分(休憩含)

歩行距離:3.3km

累計標高差:393 m(登り・下りとも同じ)

 

<コースタイム>

いつものようにゆっくりなペースで歩きました。湖畔の宿記念公園駐車場から硯岩・湖畔の宿記念公園分岐までの登りが一番時間のかかるところです。

掃部ヶ岳・硯岩の地図

湖畔の宿記念公園駐車場(8:59)→(10:16)硯岩・湖畔の宿記念公園分岐→(10:35)掃部ヶ岳山頂→(11:04)硯岩・湖畔の宿記念公園分岐→(11:41)硯岩→(12:17)硯岩分岐→(12:38)掃部ヶ岳登山口→(12:55)湖畔の宿記念公園駐車場

 

<コース状況・難所・トイレなど>

湖畔の宿記念公園から始まる急登が少しキツいかなと感じました。そのほか登山道で難しいところはありません。硯岩は眺望が良いものの、切り立った岩なので十分に気をつけたいところ。写真を撮っていてうっかり・・・、なんてことになりかねません。

湖畔の宿記念公園駐車場のほか、湖畔沿いにトイレがあります。

初心者レベルの50代夫婦の登山記ということでお読みいただければ幸いです。

 

湖畔の宿記念公園から掃部ヶ岳へ。

湖畔の宿記念公園駐車場

湖畔の宿記念公園駐車場に車を停めて準備を整えます。駐車場にはトイレもあるのでこちらで用を済ませておきました。

朝8時30分過ぎでも駐車台数に余裕がありました。榛名山周辺は駐車場が多いので、停める場所に余裕があるので助かりますね。

 

登山道の入口が分かりづらいので、少し迷いました。

まずは公園側へ向かい、歌碑のある方へ。

 

道標と裸婦像があるところから登山道へ入ります。ぱっと見ではどこからが登山道なのか分かりませんでした。

 

そして、いきなり始まる急登です。結構な急斜面を登っていきます。ここを下りで使うのはちょっと怖いかもしれませんね。とくに雨上がりなどは滑ると思います。

 

途中振り返ると枝越しに榛名富士を見ることができます。緑の多い時期だと見えないかも。

 

ゆっくりペースで登っていると、自衛隊の方々が追いついてきました。自分たちは端に避けて先に行ってもらうことに。なんでも、榛名山の外輪山を一周する訓練だそうで、重い装備を背負っての訓練にただただ尊敬するばかりです。

 

急登も終わり、それ以降は平坦な歩きと登りを何度か繰り返します。

 

駐車場から登りはじめて1時間ちょっとで、硯岩・湖畔の宿記念公園分岐に到着。そのまま掃部ヶ岳の山頂へ向かいます。あと0.2km。

 

歩きやすい登山道です。

 

山頂手前、途中にあった展望スペースからの眺めが思いのほか素晴らしかったです。

 

角度を変えてもう1枚。このこんもりした山はなんだろう。

 

そこから少し歩けば、山頂に到着。駐車場からはだいたい80分ほどかかりました。

それほど広くはない山頂ですが荷物を下ろして一休み。

 

この難読山名の掃部ヶ岳ですが、山名について調べてみました。

山名は律令制の官職名に由来し、一説には「掃部(かもん)」の職に就いていた者の領地だったから。とされているそうですが、確かな理由は謎のままとのこと。

で、「律令制」と「掃部」ってなんだろうとなりますが、「飛鳥時代後半から奈良時代にかけて始まった国家の公式ルール(律令制)によって、宮殿の美化やイベント設営などを専門に担当する役職」のことだそうです。

・・・ということですが、自分的にはよくわからないまま。う〜ん。

榛名山には他にも、杏ヶ岳の「すもんがたけ」とか、鬢櫛山「びんぐしやま」など難読の山が多くて戸惑ってしまいますね。

 

山頂からは浅間山妙義山も見ることができます。そして富士山もちょこっとだけ見えていました。こちらの写真では(ほとんど見えませんが)重なる稜線の上段右あたりに、本当に小さく白く冠雪した富士山が見えていました。

ただ正直なところ、先ほどの展望スペースからの方が眺望は良かったような気がしています。

 

山頂で景色を楽しだあとは、硯岩・湖畔の宿記念公園分岐まで戻り、硯岩方向へ下ります。

 

しばらく続く階段ですが、段と段の間の土が抜けてしまっているのではっきり言って歩きづらいです。すれ違うほとんどの人が道を外れて脇を歩いていました。整備するのは大変ですし、登山道の保全というのは難しいものですね。

 

硯岩から見る榛名富士。

分岐まで下ってきたら、硯岩へ。ここから少し登ります。足場が少し悪いかなと思う程度です。とくに問題になるようなことはありません。

登り切ると榛名富士が目の前に現れます。

 

硯岩からの眺めです。榛名山を中心に左右の外輪山が見えていました。

硯岩は幅の狭い横長の岩場で、足元の先は切れ落ちた断崖絶壁です。手摺や柵がないので怖くて端の方へはいけませんでした。

 

掃部ヶ岳の足元にある可愛い屋根の色をしたホテル(?)も見えていました。

それにしても素晴らしい眺めです。足がすくんでしまいますが......。

 

端の方にある岩にはクライミング用に使うのか、鎖が設置されていました。こんなところにどうやって登ってくるんだろう......。

 

硯岩分岐へと戻ってきました。スリルと眺望を味わったのであとは駐車場へと戻ります。

 

整備された道を少し下ると・・・、

 

光の差す林の中を歩いて行きます。

 

10分ちょっとで掃部ヶ岳登山口へ到着。ここから硯岩と掃部ヶ岳の山頂を目指すルートもよく選ばれるようです。

湖畔の宿記念公園駐車場までは、湖畔沿いの一般道を歩いて戻ります。

 

榛名富士へロープウェイで登ってみる。

すれ違うゴンドラをゴンドラ内から撮影。

無事に駐車場へと戻ってきて、そのまま帰宅するのは勿体無いということで、榛名富士へロープウェイを使って登ってみることにしました。登山ではなくて観光です。

 

珍しい二連式ゴンドラのロープウェイ。1台に15人乗車で片道2分50秒だそうです。

 

連なる山並みが見えていましたが、山座同定は苦手なので割愛。でも中央に小さくですが富士山が見えていました。小さくさらに霞んでいましたが、富士山は見えると嬉しいものです。

 

関東平野が見渡せます。スカイツリーや新宿のビル群なども見えるらしいのですが、いまいちわかりませんでした。老眼のせいでしょうか。とほほ。

 

山頂にある榛名富士山神社で、登山の安全をお詣りしました。

 

掃部ヶ岳の登山のあとで、おまけの観光という意識になってしまったせいか写真は少なめです。

 

もちろん下りもロープウェイを利用しました。榛名富士では、このレトロな感じのゴンドラに乗りたかった、というのがあったんです。童心に帰って楽しめました。

 

まとめ。

掃部ヶ岳山頂と硯岩はどちらも景観に優れますが、その景色に見惚れて足元を疎かにすると危ないと思います。とはいえ、端の方などに行かなければ特に問題はなく、その展望を楽しむことができました。

また、自分たちは足が遅く体力的にも不安があったので歩きませんでしたが、そのまま鬢櫛山から烏帽子岳まで縦走してみるのも楽しいのではないかと思いました。

 

撮影に使ったのはPENTAX K-5。レンズはsmc PENTAX-A 35mm F2です。少し古いボディとレンズですが、なかなか雰囲気のある描写をするのでお気に入りです。

おつかれさまでした。