富士山を正面に素晴らしい眺望が広がる鉄砲木の頭に登ってきました。ルートを調べていると、隣接する高指山も同じく富士山好展望山だということがわかりました。距離、高低差ともに自分たちのレベルでも問題なさそうということで、鉄砲木の頭と高指山を合わせて登山することにしました。

<目次>
鉄砲木の頭・高指山の登山ルートなど

鉄砲木の頭(てっぽうぎのあたま)
別名:明神山
標高1291m
神奈川県・山梨県
高指山(たかざすやま)
標高1174m
神奈川県・山梨県
コースタイムなど
12月7日(日)晴れ [日帰り]
合計時間5時間40分(休憩含)
歩行距離 9.7km
累計標高差:501 m(登り・下りとも同じ)

<コースタイム>
ヤマレコの標準コースタイムからすると1.2〜1.3倍で、歩くペースはゆっくりです。
山中湖交流プラザきらら駐車場(8:50)→(9:23)高指山入口→(9:31)高指山登山口→(10:27)高指山→(11:13)切通峠→(12:25)鉄砲木の頭(13:01)→(13:47)パノラマ台→(14:44)山中湖交流プラザきらら駐車場
<コース状況・難所など>
特に難所などはありませんでした。山中湖交流プラザきららから高指山入口までは市街地を歩くので、車両の通行に気をつけて歩けば問題ありません。
<駐車場・トイレ>
山中湖交流プラザきらら
山中湖交流プラザきららの駐車場を利用しました。収容台数が多いので難なく停めることができました。車利用の場合、駐車場のキャパが多いと焦らずに済むので助かります。
トイレは山中湖交流プラザきららで済ませておきました。登山ルートの後半にあるパノラマ台に公衆トイレがあるのですが、この日は女性用が故障のため利用できませんでした。
山中湖交流プラザきらら からの富士山が素晴らしい

山中湖交流プラザきららの駐車場に到着したのは8時30分ごろ。駐車台数にはまだ余裕がありました。
そして何よりも、車を停めたら驚きの富士山が目の前という絶景。
ひんやりとした朝の空気の中、富士山が鎮座しています。周囲の木々には樹氷が付いていて風景にアクセントを加えていました。
なんでも海外の旅行者にも人気のポイントで、朝から多くの観光客で賑わっていました。

登山口へ向かう途中の湖畔から、富士山を撮影している方を見かけました。
なんでも山中湖は「ダイヤモンド富士の聖地」と言われているそう。山中湖交流プラザきらら近くの平野湖畔は山中湖の撮影ポイントで1位2位を争うほどの場所。湖面が凪いでいれば、水面に映るダイヤモンド富士を一緒に撮影できるそうです。撮影可能期間は10月中旬から2月末までくらいとのこと。
ちなみに、山中湖で撮影できるダイヤモンド富士は夕日です。
高指山へ

駐車場からの富士山が素晴らしくて、すっかり舞い上がってしまいました。
山中湖交流プラザきららでトイレなど、身支度を整え出発です。今回のルートでは高指山に登ってから鉄砲木の頭へ向かいますので、まずは高指山登山口へ。はじめのうち30分くらい市街地と別荘地を通ります。登山口までは約3km。道標があるので確認しながら歩きます。

登山道へ入りました。今回のルートは全体的に歩きやすい道が続きます。

冬枯れの道。違う季節だったなら緑のトンネルを歩く感じでしょうか。
枝越しの青い空とか、落ち葉を踏む音とか、情緒を感じられて内心ちょっと心が躍ります。

霜で縁取られた葉脈が冬の低い日差しで輝いていました。

樹木が減りひらけた斜面を登ります。

山頂を待たずして、振り返るとそこには雄大な富士山が見えていました。
少し登るだけでも見え方が変わるので、何度でも振り返って眺めてしまいます。

さらに登っていくと......

高指山の山頂に到着。標高は1174m。
山頂からの眺めももちろん素晴らしいです。

山中湖交流プラザきららの駐車場から1時間30分ほどかかりました。
山頂にはテーブルが1台と道標があります。お昼には少々早い時間でしたがお腹が空いてしまったので、おにぎりをいただきました。

道標には、これから向かう切通峠と「菰釣山」とありました。
菰釣山……?。読めませんでした。難読山名です。調べてみると「こもつるしやま」だそう。この山も富士山の展望が素晴らしいとのことなので、近いうちに登ってみたいと思いました。

ということで、この日のカメラも記念撮影。カメラはPENTAXのK-1MarkⅡ。レンズはコシナツァイスのPlanar T*1.4/50 ZKになります。
切通峠から鉄砲木の頭へ

まずは高指山頂から下ります。

しばらくは枝越しに富士山が見えていました。

数名の登山者に追い越され、また擦れ違うようになってきました。

切通峠から鉄砲木の頭までは約2kmです。
三国山はその先で、鉄砲木の頭と合わせてよく歩かれるようですが、自分たちは体力がないのでパスします。

高指山から一旦下げた切通峠の標高は1052m。そこから鉄砲木の頭1290mまで238mを登ります。多少のアップダウンはあるものの、幅の広いゆるやかな登りが続きます。

写真では分かりづらいですが、正面の枝越しに富士山が見えていました。
鉄砲木の頭へ登頂

鉄砲木ノ頭(明神山)に登頂しました。
そしてここからの富士山が・・・

静かに佇む雄大な富士山の姿がありました。

自分たちから見て左には三国山陵が続いています。三国山陵は鉄砲木の頭から三国峠を経て、三国山、大洞山、立山へと続きます。

自分たちから見て右手には山中湖。

さらに右に視線をずらせば、石割山から大平山にかけての別荘地も小さく見えていました。
大平山からの富士山の眺めも素晴らしいものがあります。

開放的な山頂にあるのは山中諏訪神社の奥宮。
20人くらいの集団でしょうか、複数の家族が少々大きな声で騒いでいました。まぁ、これだけ開けたところで大きな富士山を見られたら、それも仕方ないですね。広い場所だったので離れた場所でお昼休憩をしました。写真は彼らが下山した後に撮ってます。

ここでも記念撮影です。

しばし富士山を堪能したら、そろそろ下山の時刻です。
ススキに覆われていた鉄砲木ノ頭

場所によっては人の背丈ほどもあるススキが広がっています。この斜面を下ります。

富士山を見ながら歩けるのが良いですね。

振り返って見たカヤトが広がる鉄砲木の頭。一面がススキに覆われていたんですね。

下った先にあるパノラマ台(山中湖明神山パノラマ台)。ここは県道沿いにある展望台で駐車スペースもあります。停められる台数が少ないので道路に駐車待ちの車列が伸びるので注意が必要。ここからの富士山もなかなかのものです。
ただ残念なのは、某国のツアーも来るらしく、ワゴン車(最近問題になってるヤツですね)で乗り付けていきなり混雑したのはちょっと残念でした。
あと男子トイレは大丈夫でしたが、女子トイレが故障していたそうです。......ちょっと勘繰ってしまいますね。
パノラマ台から山中湖交流プラザきららの駐車場までは40分ほどかかりました。途中、森の中を歩くのですが、野鳥が多くてついつい見上げてしまいます。思ったよりも時間がかかってしまいました。

鉄砲木の頭、高指山ともに壮大な富士山の姿を見ることができました。富士山好展望の山としはどちらも甲乙つけ難く、両山とも何度でも登りたいと思えるものでした。
あえて個人的な感想を書かせてもらうなら、富士山の展望と山頂までの山行をどちらも人が少ない静かな登山として楽しめるので高指山をお勧めします。
ススキの斜面を手前に、山中湖と富士山を見られる鉄砲木の頭の眺望は素晴らしいものがありますが、駐車場からのアクセスが容易で人が多く、広い山頂で騒いでいる方達が多かったのは少々苦手なものがあります。鉄砲木の頭からの風景を堪能するのであれば、人の少ない早朝が良いのではないかと思いました。
おつかれさまでした。