東京都の天然記念物になっている檜原村の神戸岩(かのといわ)を見てきました。
カメラとレンズはPENTAX K-1 MarkⅡにsmc PENTAX-A 35mm F2という組み合わせです。
払沢の滝に行ってから、ランチ後に寄ってみました。
<目次>
神戸岩とその周辺。
ISO160 , 1/1000s , f/5.6 , RAW
これが神戸岩(かのといわ)。チャート層の巨岩。かなり近づいてから撮影しているので、なんだかよくわからないですね。駐車場あたりから撮れば全体が入るかも。
神戸岩は高さが約80m。左右の岩が「扉が開きかけているように見える」ことから神戸岩と呼ばれるようになったそうです。岩の間の延長線上に大獄神社があるとのことですが、実際には見えません(わからなかった)でした。
案内の看板によれば、昭和35年に指定された東京都指定天然記念物とのこと。
ちなみに神戸岩以外の東京都指定天然記念物に選ばれているものといえば、昭島市拝島にある推定樹齢が約800年の「拝島のフジ」や、高尾山の1号路にある「薬王院参道の杉並木」などがあるそうです。東京都指定っていうものがあるなんて知りませんでした。
ISO160 , 1/60s , f/5.6 , RAW
神戸岩の間には川が流れていて、渓谷歩きができるようになっています。
巨岩がゴロゴロしていてダイナミックな風景を見ることができます。
ISO160 , 1/80s , f/5.6 , jpeg
ちょっとアングルを変えて、調色したモノトーンで撮影してみました。
ISO400 , 1/200s , f/8 ,RAW
f/8まで絞って撮影。全体にピントが行き渡って繊細な写りです。f/5.6ぐらいがいいところかと思っていましたが、PCの画面で見るとf/8が優しくも力強い描写をするようです。カリカリやビシビシではありませんが、ちょうどいい感じです。
ISO160 , 1/125s , f/5.6 , jpeg
神戸岩の間から滝のように流れてくる川。かなり近くに寄れますが、ちょっと怖い。
ISO160 , 1/400s , f/5.6 , jpeg
で、この木の橋の先には金属のハシゴがあって、何やら険しい雰囲気。
渓谷歩きはこの先のようですが、ラフな格好で来てしまったので心配です。
神戸岩の渓谷歩き。
ISO400 , 1/40s , f/5.6 , RAW
降りた場所から木の橋を渡り、ハシゴを登った先の様子です。
高所恐怖症なので、ビビりました。
渓谷歩きができると看板には書いてありましたが、鎖場もあるし、足場が結構シビアです。もう少し呑気なところを想像してました。
岩の壁に挟まれ、川の流れる音が響く渓谷を歩いてみたかったのですが、ここで断念です。
自宅に戻って調べてみると、渓谷歩きは所要時間約15分とのこと。歩いた先は駐車場から続く道の先に出て合流できるようです。なので、戻るときは舗装路(トンネル)を歩けます。
紅葉シーズンなどの混雑する時期を除けば、それほど人は多くないようなので、また来てみたいところです。
神戸岩へのアクセスなど。
駐車場には10台くらいのスペースがあります。トイレあり。無料。
近くにある「山ごはんカフェ ヒノハラテラス」で昼食をとったあとに、神戸岩にやってきました。ヒノハラテラスからは車で5分くらい。人気のあるカフェなので予約しておいた方が無難です。
ここ、美味しいですよ。