PENTAX K-1 MarkⅡにHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedをつけて入笠山の登山で使ってみました。前回はカスタムイメージ「Gold」のjpeg撮ってだしでしたが、今回は別カットをRAWデータからキャプチャーワンで調整して書き出ししています。登山スナップです。
<目次>
入笠山でスナップ撮影。
入笠湿原から山彦荘を見ています。
入笠湿原(にゅうかさしつげん)は入笠山の中腹に広がる山野草の宝庫と言われる湿原です。春から秋にかけて花がつぎつぎと咲く場所で、山野草が好きなカメラマンなら一度は訪れてみたくなる場所だと思います。
木道の上から何気なく撮ったものですが、たくさんの花が咲いているのがわかるでしょうか。HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedは、ほどよい広角で使いやすいです。28mmと35mmという焦点距離のいいとこどりな気もします。35mmと50mmのあいだの焦点距離としてその扱いやすさで人気の40mmレンズと同様、「ちょうど良さ」みたいなものを感じます。
近くの花に寄って撮影してみました。朝のうちにパラついた雨の水滴が残っています。HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedの最短撮影距離は0.3mなのでもっと大きく写すこともできますが、ほどほどに寄ったところで周囲の様子もわかるように撮っています。
f/8でも結構ボケてます。
お昼をいただいた山彦荘の店内。ちょっと古くて、どこか懐かしい。
この日の天気は曇り。ときどき晴れ間がでて、日が差し込んでくるといった空模様。入笠山の頂上では景色はぜんぜんでしたが、空の青さを感じることができました。
大阿原湿原。
大阿原湿原(おおあはらしつげん)まで足を伸ばしました。風が涼しくて気持ちいい。
HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedは景色の捉え方に誇張がなく、自然なパース感で描写してくれます。
大阿原湿原には、ぐるりと一周できる木道が整備されています。歩きやすく景色もいいので、とにかくパシャパシャ撮ってしまいます。
こんな迫力のある岩もあったりして、変化に富んだコースです。ただ、大阿原湿原ではあまり花は見ませんでした。時期にもよるんでしょうね。
K-1mk2とFA 31mm。
この記事内の写真はRAWデータから現像ソフトのキャプチャーワンを使って調整して書き出し、その後にブログ用にリサイズをしています。前回の記事とは違うカットなので、ちゃんとした比較にはなりませんが、カスタムイメージのGoldとの対比も楽しんでいただけたら幸いです。
カメラはPENTAXのフルサイズ一眼レフK-1 MarkⅡ。光学ファインダーで撮る写真はやっぱり楽しいものです。HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedとの組みわせでは、軽いとは言いづらいものの、合計で約1351gとなっていて一日中、持って歩いてもなんとかなる重さです。(K-1 MarkⅡが約1010g (バッテリー・SDカード含む)とFA 31mmが341gで合計1351g)
やっぱりこの組み合わせは使いやすいです。PENTAX K-1 MarkⅡとHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited。広角は28mmのGR3に慣れてしまっているのですが、もともとは35mmが好み。ちょっと広いかなと思うこともありますが、28mmよりも自然に風景を捉えてくれるFA 31mmの画角は、記憶に留めたい景色をフレーミングしてくれます。レンズ1本だけで気軽にスナップ登山するのもいいですね。
カスタムイメージの「Gold」で撮影した入笠山。この記事の写真とは別カットです。
一冊あると便利な登山コースのガイド本です。僕はこちらを使っています。入笠山のほかたくさんのコースが載っています。