静かな風景

うつろいゆく日々の記録。

赤城山の覚満淵と大沼へハイキングに行ってきた。

 当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

11月はじめに群馬県赤城山へハイキングに行ってきました。カメラはPENTAX K-1 MarkⅡ。レンズはHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedの組み合わせです。覚満淵、大沼をハイキングしながらスナップしてきました。

<目次>

 

覚満淵の周囲を歩いてみます。

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO125 , 1/800s , f/5.6 , jpeg

赤城公園ビジターセンターに車を停め、トイレをお借りしました。それと情報収集。赤城山ウォーキングマップ(10円)を購入、コースタイムなどを確認します。その後、準備を整えて覚満淵自然遊歩道へ入ります。

赤城山ウォーキングマップの代金の一部は、赤城山の植物保全のために使用されるそうです。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO250 , 1/800s , f/5.6 , jpeg

覚満淵の読み方は「かくまんぶち」。5世紀中頃(平安時代という情報もありました)の覚満という比叡山の高僧が、大法会をこの地で行ったことからついた呼び名らしいです。沼の周囲は湿地帯になっていて、沼と湿地をあわせて覚満淵と呼ばれています。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO160 , 1/400s , f/8 , jpeg

覚満淵では紅葉は終わっていましたが、こちらに来るまでのドライブでは木々の色付きを楽しむことができました。赤城山は標高約1200mから1800mの山々で構成された火山体の名称。関越自動車道の赤城ICからは約22km。平地から山頂まではほぼ道なりで適度なカーブが連なる峠道。景色がよくて快適なドライブを楽しめました。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/8000s , f/1.8 , jpeg

覚満淵をぐるりと一周できる木道はいい感じに寂れています。古いところは補修がされていて、場所によっては新しく作り直されたところもありました。危ない箇所はなく歩きやすいです。ひんやりとした空気の中を歩く散策は、とても気持ちのよいものでした。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/160s , f/8 , jpeg

葉のほとんどが落ちてしまっていました。紅葉も綺麗ですが、ちょっと寂しい感じのする木々の枝も雰囲気があって素敵です。ついついシャッターをたくさん切ってしまいます。

この記事中の写真はすべて、PENTAX K-1 MarkⅡのjpeg 撮って出しで、ブログ用にリサイズをしています。jpegはカスタムイメージの「銀残し」をベースに色々と調整をしています。パラメータは以下のような設定です。

 

  • 彩度 +4
  • 調色 オフ
  • キー +2
  • コントラスト ±0
  • ハイライト調整  +2
  • シャドー調整 -2
  • シャープネス  -1

 

初期設定より色々と変えてます。

また、ホワイトバランスを、K(色温度)で5000kに設定しています。写真はブログ用にリサイズのみでトリミングはしていません。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/200s , f/8 , jpeg

覚満淵を半周したあたりです。赤城山ウォーキングマップによると、約30分で一周できます。アップダウンはほとんどありません。途中には数カ所に木製のベンチがあり、休憩しながらのんびりと風景を楽しめます。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/2000s , f/2.8 , jpeg

何かの実が少し残っていました。枝の分かれ目に棘のようなものがあるので茨の実でしょうか。でもちょっと違う気もします。

野鳥はシジュウカラとコガラ、メジロ、などを数羽。この時期は山頂付近よりももう少し平地に下がった方がいいのかもしれません。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/3200 , f1.8 , jpeg

何気なく杭とか撮ってしまったり。

HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedは開放f/1.8で撮ると周辺減光もかなりあります。これは絞れば改善されるのであまり気になりません。むしろ写真の雰囲気が強調されるので好きな特性です。

 

大沼まで行ってみました。

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/640s , f/9 , jpeg

覚満淵を一周するだけでもよかったのですが、どうせならとそのまま遊歩道を歩いて大沼まで行ってみました。

湖畔にある「AKAGI」のオブジェ。僕もですが、観光客が代わる代わる記念撮影をしていました。自然の中に唐突な感じで、これはこれで面白かったです。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/500s , f/9 , jpeg

大沼の雰囲気はこっちのほうがいいかなと思います。大沼はもっと寒くなると全面凍結するそうでワカサギ釣りを楽しめます。ワカサギ釣りのシーズンは1月中旬くらいから3月末ころまで。氷の厚さによって時期が変わるそうです。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/250s , f/9 , jpeg

スワンボートなどもありました。

山頂には赤城神社が鎮座。赤城山と湖の神様として「赤城大明神」が祀られています。今回は他に予定もあったので参拝はしていません。朱塗りの美しい神社だそうで、時期によっては霧に包まれる幻想的な風景も見られるそうです。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/160s , f/5.6 , jpeg

大沼は一周すると約60分かかるそう。大沼をゆっくり散歩するのも楽しそうです。

大沼を見たあとは同じ道をたどって覚満淵まで戻りました。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
ISO200 , 1/320s , f/8 , jpeg

覚満淵に戻ってくるとトンボを見つけました。写真では分かりづらいですが、トンボとの距離はかなり近いです(最短撮影距離ではありません)。HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedの最短撮影距離は0.3m。最大撮影倍率は0.16倍。自然散策での撮影では花や昆虫なども撮りたくなりますが、被写体に近すぎたり、画面の中で被写体が小さいと思うことがあるかもしれません。飲食店でのテーブルフォトでは立ちあがらずに撮影できます。

これ1本だけでも十分に撮影を楽しめると思いますが、マクロレンズなどがあるといいのかもしれません。

 

PENTAX K-1 MarkⅡとHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited。

この写真はRICOH GR IIIで撮影しています。

K-1 MarkⅡは約3640万画素のフルサイズ一眼レフデジタルカメラ。ボディ内手ぶれ補正を搭載しており、防塵防滴構造と-10度の耐寒動作性能をもつリコー PENTAXのフラッグシップ機となります。

HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedは広角の定番28mmと35mmの中間の焦点距離をもつレンズ。31mmという画角は他ではあまり見かけない焦点距離で、使いはじめは違和感がありました。慣れると程よいパース感のある使いやすい焦点距離となります。またHDコーティングによって逆光にも強く、円形絞り(開放からF3.5まで)を採用したことでボケも滑らかで美しいものとなっております。撮影では保護フィルターを着けています(フィルター径は58mm)。

 

赤城山、覚満淵へのアクセス。

車の場合、東京からは関越自動車道を使い、赤城ICからは一般道を走ります。覚満淵を歩く場合は道路を挟んだ向かいにある赤城公園ビジターセンターの駐車場を利用するのが良いようです。

 

小沼と長七郎山へも行きました。

snowvalley.hatenablog.jp