間口港(まくちこう)灯台は三浦半島の間口港にある灯台です。剱埼灯台から歩いてすぐの場所ですが、こちらは波がかかりそうな岩礁。夏の光と風を受けながら、じっと海を見つめている、そんな姿の灯台です。
<目次>
剱埼灯台の近くにある分岐を左に降りていくと海に出ます。
もう海は見えているので道に迷うこともないでしょう。道の先には岩礁が広がっています。その左側、波打ち際に間口港灯台は建っていました。
潮が満ちてくるとこの辺りも海になってしまうのでしょうか。
逞しくも健気な姿で立つ灯台です。
灯器はLEDになっていました。
以前は白熱電球だったそうで、灯台からは電線が伸びて電柱も建っていたようです。いい感じの哀愁感を漂わせていたのが想像できます。
剱埼灯台に比べれば小さい灯台です。
初点灯は昭和49年。塔の高さは9.8m 。白い塔で全体がタイル貼りになっています。ステンレス製の手摺りとの組み合わせが可愛く思えました。
塔の足元はしっかりとしたコンクリートで基礎が作られています。
岬の上には、剱埼灯台の頭がひょっこりと見えています。
剱埼灯台からも間口港灯台の姿を確認できるハズですが、この日は植物が茂っていて見ることができませんでした。
剱埼灯台からは徒歩で5~10分といったところ。
対岸の房総半島から朝日が昇るようです。
日の出を撮りに来ても良さそうな場所でした。
剱埼灯台と間口港灯台がある剱崎。隆起した地形が特徴で、岩礁は歩いて散歩することもできます。ゴツゴツしているところや滑る箇所もあるので注意が必要です。釣りスポットでもあるようです。
海を眺めているだけでもいいのかも。
剱埼灯台でものんびりできます。
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撮影に使ったカメラとレンズ。
PENTAX K-3ⅢとDA 20-40mm Limitedで撮影してきました。DA 20-40mm Limitedは防滴なので少しくらいの波しぶきは大丈夫そう。ただ、海の塩分は心配です。できれば防塵もあればと思いますが、無いものねだりはいけませんね。