静かな風景

うつろいゆく日々の記録。

雨の日に、白駒の池・にゅうへハイキングに行ってきた(1/2)。

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小雨の降る中、八ヶ岳の白駒の池・にゅうへハイキングに行ってきました。

この日の天気は雨予報。しかし、雨の日でも山に行きたい。ということで雨の日でも楽しめる、しっとり潤った苔と森を目当てに白駒の池周辺の森へ行ってみることにしました。

雨のハイキング【白駒の池・にゅう】

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO500 , 1/60s , f/4 , 28mm

<目次>

 

白駒の池駐車場を利用。

白駒の池・にゅうへのハイキング(登山)で利用したのは白駒の池駐車場です。

人気の場所なので、最近ではかなり混雑しているそう。この日は雨なのに、結構な数の車が停まっていたのには少々驚きました。

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO320 , 1/500s , f/8 , 28mm

白駒の池駐車場(白駒の池入り口有料駐車場)

駐車場は国道299号(メルヘン街道)沿いにあります。道を挟んで第一、第二に分かれていて、合計で180台くらい駐車できるそうです。

  • 有料
  • 24時間利用可
  • 係員不在時は、受付にある封筒に車のナンバーなどを書き、料金を入れてポストに投函。
  • トイレ(有料)、売店あり。
  • マップコード:218 808 241*00

「白駒の池入り口有料駐車場」とか「白駒の池有料駐車場」、「白駒の池駐車場」などと表記されていることがあるようです。

 

雨の白駒の池。

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO800 , 1/40s , f/3.5 , 28mm , *手ブレしてます。

白駒の池までは約15分のハイキングコース。すべてではありませんが、歩きやすいように整備されています。

ただ、雨で濡れた木の板はそれなりに滑ります。用心しながら歩きました。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO2000 , 1/8000s , f/5.6 , 80mm
途中かなり暗いときがあって、ISO設定が高いままでした。

白駒の池が見えました。

木々に覆われた道ではあまり気がつきませんでしたが、それなりに雨は強く降っていたようです。湖面には細かい波紋ができていました。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO400 , 1/160s , f/6.3 , 28mm

晴れた日に乗ってみたいボート。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO200 , 1/125s , f/8 , 28mm

雨だからなのか、静かで奥深く自然を感じます。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO400 , 1/30s , f/5.6 , 88mm

辺りを風が吹き抜けると、木々の葉に雫が落ちるバラバラという音が響きます。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO400 , 1/800s , f/5.6 , 37mm

小さくひらけた場所に出ました。白駒湿原です。

草紅葉と言っていいのか、ちょっと色付いていてそこはかとなく綺麗です。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO800 , 1/50s , f/5.6 , 28mm

雲が流れているのか、それまで暗かった空が明るくなってきました。

ぬかるみがあったり、木の根が滑ったりするものの雨はだいぶ落ち着いてきたようなので、このままにゅうの頂上まで行ってみることにしました。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO2000 , 1/60s , f/5.6 , 58mm

倒木に密集して生えていたのはヤグラゴケ。

でもコケではなくて、キノコなどの菌類に近い地衣類の一種だそう。

図鑑などを見ていると「コケ」とついていても苔ではないものも多くて、なんだかとても複雑です。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO2000 , 1/125s , f/5.6 , 34mm

にゅうへの途中で見た道標。

「にゅう」の表記揺れは、わざとなんじゃないかと思うレベル。

「にゆう」、「に う」の「ゆ」が小文字になっていないものや、無いもの。「ニュウ」「乳」などなど。そのほかアルファベット表記にも色々あるようです。

調べてみると、にゅうの表記揺れを集めたブログ記事もありました。

歩いているときは面白がって見ていたのですが、そのうち「迷わなければいいや」となってしまいました。(出版の仕事をしていたので、表記揺れは気になりました。)

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO640 , 1/100s , f/4 , 28mm

雨の森って絵になるな、などと思いつつ、写真を撮りながら頂上を目指します。

 

にゅうの山頂。

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO400 , 1/1600s , f/5.6 , 28mm

樹林帯を抜けると見えてきました。

岩が積み重なり盛り上がった場所がにゅうの頂上(写真で見えているよりもちょっと奥)。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO400 , 1/800s , f/8 , 28mm

にゅうの山頂には三等三角点がありました。

それと記念撮影用なのか、手持ちサイズの「にゅう」の山名板も置いてありました。

標高は2352m。晴れていれば森の中に佇む白駒の池や、天狗岳、硫黄岳も見えるとのこと。富士山も望めるパノラマが広がるそうです。

 

PENTAX K-1 MarkⅡ + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
ISO400 , 1/800s , f/8 , 28mm

山頂付近はそれほど広くはありません。ガスで何も見えませんが記念撮影をしたのち、手前の開けた場所まで降りて休憩することにしました。

見渡すような景色はありませんでしたが、森のしっとりとした雰囲気や流れていくガスが幻想的で雨の登山も十分に楽しめました。

 

参考にしたのはこちらの本。

八ヶ岳の他の山も初心者向きのコースが載っているので便利です。

 

(2/2)へ続きます。

snowvalley.hatenablog.jp