大山山頂に鎮座する阿夫利神社本社へ参拝を兼ねた登山に行ってきました。今回は中腹の下社まではケーブルカーを利用して、本社のある頂上までの登山です。
写真は、PENTAX K-1 MarkⅡにHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedの組み合わせで撮影。秋の澄んだ空のもと、気持ちの良い山行となりました。
前回は大山阿夫利神社下社まで登山。下山時にケーブルカーを利用しています。
※大山は初心者でも登りやすい山ですが山岳遭難が多いそうです。十分な装備はもちろんですが、山は暗くなるのが早いので、時間に余裕を持って登山した方がいいでしょう。
<目次>
- 大山第1駐車場を利用。
- ケーブルカーを利用して下社へ。
- 大山阿夫利神社下社に到着。
- 本社へ向けて登山開始。
- 大山登頂です。
- お昼は山頂のお茶屋さんを利用。
- 大山山頂でまったりと。
- 見晴台を経由して下山。
- 下社からはケーブルカー。
- 塚本みやげ店でお食事を。
- 今回の登山コースのまとめ。
- 撮影機材について。
大山第1駐車場を利用。
車を停めたのは、伊勢原市営大山第1駐車場。紅葉シーズンの休日とあって、より上にある第2駐車場はいっぱいでした。準備をして駐車場を出たのは7時47分。この時点で残りの駐車スペースはあと数台といったところでした。
ケーブルカーを利用して下社へ。
ケーブルカーの始発は9時ですが、この日は混雑回避のため8時30分に運行開始。ありがたいですね。
正月、ゴールデンウィーク、紅葉シーズン等は営業時間を変更、延長することがあるのでHPなどで確認するのがいいと思います。
大山ケーブル駅から阿夫利神社駅までは約6分。途中、大山寺駅で降り列車とすれ違います。
大山阿夫利神社下社に到着。
ケーブルカーを降りて、こちらの階段を登れば大山阿夫利神社下社です。
参道を登ってくる人もいるので、混雑しているというほどでもありませんが、それなりに人がいます。
標高725mにある大山阿夫利神社下社からの眺め。光が反射する相模湾に江ノ島、三浦半島、そして房総半島まで見渡せます。わざわざ本社まで登らなくてもこの景色で十分満足してしまいますね。清々しい気分になる景色です。
登山前に下社で参拝をして、今回も御神水をいただきます。柔らかく、ほのかな甘みを感じる御神水。普通に美味しいのでゴクゴク飲んじゃいます。
紅葉を背景に御神水を撮影。なんだかご利益ありそう。大山の頂上、本社で参拝の後この御神水をいただくのが今回のミッションです。
本社へ向けて登山開始。
登拝門をくぐれば登山道です。登山開始は9時頃。登山道は整備されているので、初心者でも登りやすい山と言われていますが、運動不足なのでどうなることやら。
いきなりの急階段で心を折られます。この石階段の先は一般的な登山道。
紅葉しているところでは、カメラを持った人達が写真撮影に勤しんでいました。
登山道は石が積まれてはいるものの、荒れている個所もそれなりにあります。木の根などもあって急な登りなので、初心者には注意が必要かと。体力のある方やベテラン登山者はすいすい登って行くので羨ましいかぎりです。
登山道には、見上げるような大木もあるのですが、ゆっくり見てる余裕はありません。
富士見台からは青空に浮かぶ富士山が見られました。やっぱり綺麗ですね。「登る山」というより、「見る山」になった富士山。何度か登ったので、流石にもういいかと思ってます。体力的にも辛いし・・・。
大山登頂です。
そうこうしているうちに大山登頂です。11時ごろに到着。写真を撮りつつ、のんびりの登山。登りで2時間かかりました。
せっかくなので、おみくじを。何が出たかは秘密です。
お昼は山頂のお茶屋さんを利用。
大山山頂茶屋では猫の置物がお出迎え。山頂に茶屋は一軒だけですが、メニューは豊富です。混雑するので早い時間の利用がおすすめ。
大山山頂茶屋の豚汁と稲荷寿司をいただきました。稲荷寿司は注文窓口の前に山積みされています。1パックに3個入り。甘辛に味付けされた皮が最高。豚汁は体を芯から温めてくれて大満足です。
大山山頂でまったりと。
空腹に負けて先にご飯を食べてしまいましたが、下社から持ってきた御神水もいただきます。次回登頂するときは、バーナーなどを持ってきてお茶などを淹れてもいいのかも。
大山山頂の奥の院でもお参り。ご挨拶と無事の登山をお祈りしました。
頂上からは関東平野も一望できます。遠くにスカイツリーも見えてました。
見晴台を経由して下山。
下山をはじめてすぐに見えた相模湾。ついつい足が止まってしまいます。
下山は見晴台を経由して下社に戻るコースを利用。登りよりも、なだらかで歩きやすいコースです。
紅葉を見上げてシャッターを切ったりしながら、下山していきます。
見晴台からの景色もなかなか良いものなのですが、頂上で見たものと比べるとやっぱり・・・な感じ。一息ついて下山を再開します。見晴台にトイレはありません。
前回の参拝登山でも気になった絆の木。パワースポットだと思うのですがいかがでしょうか。スピリチュアルなことはわからないのですが、この木だけにはパワーを感じます。
下社からはケーブルカー。
無事に下山して下社に戻ってきました。朝とは違って、参拝するための行列ができていました。お礼の参拝をしてケーブルカーで帰ります。
下りのケーブルカーにも行列ができていました。このときは、それほど時間はかからずに乗ることができましたが、1時間以上待つこともあるようなので、帰りの予定を考えておく方がいいでしょう。
塚本みやげ店でお食事を。
下山したところで、こま参道にある塚元みやげ店で食事です。大山では豆腐が有名ということで、味噌とうふをいただきました。
味噌とうふは美味しかったのですが、それだけでは足りないので、ちからそばもいただきました。こちらも腹に染み渡ります。うまい。
今回の登山コースのまとめ。
大山阿夫利神社下社から頂上を目指すポピュラーなコースです。阿夫利神社下社から、富士見台を経由して大山山頂へ。1,252mの山頂には売店やトイレがあり、ベンチ、テーブルも数多くありました。到着後、参拝したのち茶屋で昼食をいただきました。下りは見晴台を経由して下山します。道のりには絆の木や夫婦杉、二重滝、モミの原生林などを見ることができます。このコースでは富士見台から望む富士山の風景が見どころ。秋の紅葉など季節を感じながら登山を楽しむことができます。また、駐車場のある登山口から標高約700mの下社までは、ケーブルカーを利用できるので初心者にも人気の登山ルートです。
参考にしたのはこちらのガイド本。
掲載されているのは大山寺から歩くコースですが、自分たちの体力を考えて下社から頂上を目指しました。
そのほか大山への最短コースである、ヤビツ峠からのコースも掲載されています。
撮影機材について。
撮影に使った機材はカメラボディがPENTAX K-1 MarkⅡ。レンズは単焦点のHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedです。写真はjpegがブログ用にリサイズのみ。RAWデータはキャプチャーワンで調整・書き出しののちリサイズしています。