三峯神社参拝のときに石楠花の花が咲き広がる場所を見つけました。お仮屋(遠宮)を過ぎた先、三峰公園近くの場所。穴場なのか、他に参拝者を見ませんでした。前回同様、カメラとレンズはPENTAX K-1 MarkⅡとHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedで撮影しています。
前回の記事はこちら。
<目次>
お仮屋、白い鳥居のその先に。
大口真神(おおぐちのまがみ)のお宮である遠宮(御仮屋)をお参りして、その先にある裏参道の鳥居を後にします。
写真は御仮屋を過ぎて振り返ったところ。
こちらは裏参道にある鳥居を過ぎたあとに振り返って撮った写真。
ここから、シャクナゲ園(かつて存在したロープウェイ駅があった広場)まではミツバツツジの花街道となっています。
シャクナゲ園は広がっている。
シャクナゲ園の看板があるのは、かつてロープウェイ駅があった広場。でもシャクナゲはそこだけでなく、かなり広い範囲で咲いています。
ちょっと坂を上がった、ひらけた場所にもシャクナゲの花が咲いています。
あっちもこっちも花だらけ。花のシーズンにドンピシャで来たようです。
花の色は、白とピンクの2色。花の香りに誘われたのかいろいろな虫たちの羽音も聞こえています。大きなハチもいたので、要注意です。
あんまりにもシャクナゲの花が咲き誇っていたので、ちょっと怖くなってくるほど。
この日は4月末。毎年この時期にはこんなに咲くのでしょうか?ちょっとびっくり。
人も少ないし、穴場なのか、それにしてもあたり一面がシャクナゲの花でした。
穴場というか、謎の広場。
シャクナゲの満開の花々を堪能しました。
古びたテーブルとイスのあったシャクナゲの広場を抜けて、三峰公園を一周しようとしたところ、気になる道を見つけました。
少し下るような道で弱い踏み跡だったのですが、歩いていけそうです。
ここでもシャクナゲは満開。どこまでも続いていきそうなシャクナゲの花を見ていると、なんだか別の世界に誘われているような気がしてきて、ちょっと怖くもありました。
シャクナゲに囲われた、緩やかな斜面を降りていきます。
何かの儀式でも開かれていたような円形の広場に出てきました。
しかも円形に沿って、朽ち果てたベンチの残骸のようなものが見えます。なんとなく「ここ、やばいんじゃないか」と脳裏をよぎります。
ロープウェイ駅の跡地から、少し離れた下った場所。時間にして5分くらいでしょうか。
円形の広場に降りると、周りはシャクナゲと木々に囲まれています。ロープウェイがあった頃は、ちょっとした待合場所だったのかもしれません。
タイムスリップしたかのような、異世界に来たかのような、ちょっとだけ不思議な気分になりました。
このあたりには秩父湖方面に抜ける登山道もあるので、迷わないように注意してください。
ミツバツツジも見れました。
三峰公園の道に戻ってきました。
こちらではミツバツツジがちょうど見頃。
道沿いには、力強く咲くミツバツツジ。
ミツバツツジに気をとれていましたが、ここでも奥の方の低い位置にシャクナゲが見られました。三峯神社周辺の土地は、シャクナゲとの相性がいいのでしょうか。
三峰浄水場(ちょっとしたコンクリの四角い建物)の横を通り、歩いていくと緩くカーブする下りの道があります。こちらでもミツバツツジが良い雰囲気で咲いていました。
このまま進んで元の場所に戻れるんだろうか・・・。と心配になってきたころ、三峯神社裏参道の白い鳥居へ戻ってきました。
これで、三峰公園を一周してきたということになります。時期が合えばカタクリ園に咲くカタクリの花を見ることができるそう。三峰公園のカタクリは自生しているとのことですが、金網に囲われているので、写真に撮るのは難しいと思います。付近の道にも咲いていることがあるそうなので、見つけてみるのもいいかもしれません。
三峰千年の森にも。
今回は行かなかったのですが、三峯神社の反対側、三峰千年の森でもシャクナゲを見ることができます。神領民家周辺に植栽されていて、こちらでもかなりの数のシャクナゲを楽しむことができるそうです。