SONY RX100M3で富津岬を撮影してきた。

富津岬（ふっつみさき）は、千葉県の富津市にある東京湾へ突き出している岬。この岬一帯は千葉県立富津岬公園として整備され、展望塔や野外劇場、プール、テニスコート、駐車場などが整備されています。

今回は明治百年記念展望塔、中の島展望塔をSONY RX100M3で撮影してきました。

＜目次＞

明治百年記念展望塔は、1971年に明治１００年を記念してつくられた展望台。鉄筋コンクリート製で高さは約22m。五葉松をイメージしてつくられているそうです。

一番上まで登ってみると360度、素晴らしい景色が広がります。

ただ、景色は良いのですが、風が強いからか、塔が揺れていように感じられてちょっと怖くなりすぐに降りてしまいました。

防波堤の先に見えるのが第一海堡（かいほ）。さらにやや左、奥に小さく写っているのが第二海堡になります。

海堡は明治から大正にかけて首都防衛のためにつくられた人工島。兵舎や砲台などが設置され、海上の要塞として機能していました。第一海堡は第二次世界大戦後に無力化。第二海堡は戦後に灯台を設置され、現在では消防演習場として利用されています。

富津岬の先端部から北側を東京湾内湾、南側を千葉県内房と呼ぶそうです。

海堡は東京湾を守る境界線につくられています。

富津公園は、乃木坂46の楽曲「アナスターシャ」のMVで使われていました。

このMVでは、富津公園内の風景や、点在する戦争遺構などもメンバーと共に印象的に登場します。後半部分では、明治百年記念望塔の最上段に旗を立てるシーンのほか、真俯瞰で撮影し幾何学模様にも見える記念展望塔が美しく映像化されていました。

このMVには、通称ザクヘッドと呼ばれる監的所も登場しています。

中の島は五角形の敷地を、海水を引き込んだ大池（堀）で囲んでいます。ここはもともと富津元洲堡塁砲台（ふっつもとすほうるいほうだい）という観測所や砲台、弾薬庫などがある要塞でした。中の島にはそうした遺構が数多く残っています。

＊富津公園内には、他にも遺構が点在しています。

公園内の大池に囲まれた高台に建つ、中の島展望台。富津岬では明治百年記念展望塔が人気なので、こちらは穴場になっています。ここからの景色は富津公園を一望できるほか、天気に恵まれれば富士山も見ることができるそうです。

高さは9.1mだそう。明治百年記念展望塔みたいに揺れるようなこともなく、安心して景色を眺めることができました。

この記事の写真は2021年11月に撮影。

記事内の写真はARW（RAWデータ）をキャプチャーワンにて調整・書き出ししています。写真はブログ掲載用にリサイズしています。

フルサイズ換算：RX100M3は1インチセンサーなので、×2.73（小数点以下四捨五入）としています。広角側8.8mmはフルサイズ換算で約24mmとなります。

RX100M3はとうとう販売終了。

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