前回の野鳥観察・撮影で載せられなかった写真をアップしています。
最近のお気に入りの鳥、セイタカシギ。
多摩川六郷橋緑地ではじめて見た鳥ですが、その愛嬌のあるフォルムがどうにも気に入り、もう少しブログに載せることにしました。
<目次>
セイタカシギの足の長さ。
こちらは、ちょっと前のブログ記事からのセイタカシギさんのアザーカット。
英名の「Black-winged Stilt」につくStiltは竹馬を意味しています。
たしかに竹馬に乗ってる感じがしますね。
セイタカシギの足の長さは25cm程度といわれますが、これは足の付け根から指先までの長さを表しているそうです。
八頭身以上は確実にあるので、モデルになれます。
あ、「貴婦人」「バレリーナ」なんて呼ばれてましたね。
長い足は役立ってる。
足がずいぶん水に浸かっています。
こんな感じで、多少水深がある場所でも普通に歩いてます。
足元を把握して歩いているか疑問ですが、転んだりつまづいたりはしていなかったです。
ここまでくると、なんか水鳥っぽいですね。
水に浮かんでいるっぽい。
ですが、歩いていました。
つぶらな目が可愛い。
セイタカシギが採餌しているところ。
たまに立ち止まり、周囲を見回したり、下の方(水の中)を覗くように首を傾げたりします。
基本的には歩きながら、水の中を意識しているようでした。
水の中を見ています。。。
鳥は人間とは違う可視光の波長域を見ているようです。
調べてみると、鳥は人間が見ることができない近紫外線が見えているかもしれないということです。
鳥は目の中の視細胞が人間よりも多く(人間は3種類、鳥は4種類)、紫外線の一種である近紫外線を感じることができるそうです。紫外線は水中でもある程度透過しているそうなので、人間よりも水の中が見えるのかもしれませんね。
たけのこになってます。
よくカモ類で見ますね。
セイタカシギの逆立ち採餌です。
足の曲げ方が萌えポイント。
歩く歩くセイタカシギ。
鳥は人間とは膝の曲がる方向が逆なので、足の動きがコミカルに見えてしまいます。
スピードはそれほど早くはありませんが、長い足を器用に動かして歩きます。
だいぶ日が落ちて暗くなってきました。
このカットのISOは14400。
写真は明るく見えますが、夕暮れもいいところ。
そろそろ撮影の限界ですが、セイタカシギさんは採餌に一所懸命。
この状況でも水中が見えているのでしょうね。
繁殖期が楽しみ。
セイタカシギの繁殖期は5〜7月だそうです。
東京港野鳥公園では、7月に雛と行動するセイタカシギが確認されているので、そのときはまた観察、撮影してみたいと思っています。
<東京港野鳥公園>