オールドレンズ、W-ニッコールC35mmF2.5をAPS-CサイズのミラーレスカメラSONY α6000に装着して撮影した写真を紹介します。
目次
- 撮影機材はこんな感じ。
- 東郷神社で撮影。
- ブラシの木で空ヌケ。
- アジサイの花を寄って撮る。
- 洗足池の名馬「池月」。
- モノクロームはどうだろう。
- 多摩川台公園。
- W-NIKKOR・C 3.5cm F2.5のまとめ。
- W-NIKKOR・C 3.5cm F2.5、その他のレビュー記事
撮影機材はこんな感じ。
W-ニッコールC35mmF2.5(L)をVM-EクローズフォーカスアダプターでSONY α6000に装着。コンパクトで携行性に優れたこの組み合わせは、使いやすい画角でメインカメラにもサブカメラにも使えます。
- フルサイズ換算52.5mm。
- 最短撮影距離(ワーキングディスタンス)はアダプターのヘリコイドも使い、実測で25.5cm。
- 撮影状態の実測重量は677g。
- 主によく使う絞りはf2.5開放、f2.8、f8、f11のいずれかです。
オールドレンズで散歩しながら撮影した写真です。
写真は上記の組み合わせで、C1(キャプチャーワン21)で現像、もしくはJpeg撮ってだしをリサイズしています。どちらもトリミングはしていません。
東郷神社で撮影。
原宿の竹下通りを抜けていくと、突然静かで樹々に囲まれた神社があります。
勝運として知られる東郷神社です。
こういうフラットな曇りの天気で、絞って撮影するとオールドレンズらしさはあまりなく、ちゃんと撮れます。色は薄めなので、現像で彩度、コントラストをあげてます。
左右の狛犬はどちらも f2.8。開放の2.5はフワッとしますが、2.8なら十分に使えます。
狛犬は、一般的に向かって右側が阿形です。
日本語のひらがな表の「あ」は右側から、「ん」が終わりで左側。
宇宙の始まりと終わりを表すとか。
ブラシの木で空ヌケ。
C1での現像では露出とコントラストのみ調整しています。
フトモモ科でブラシノ属の木。。。
肥料もあまり必要なく病害虫の心配もないという植物。最近、公園などでよく見かけるようになりました。
ブラシのような形の花が見られるのは5〜6月です。
アジサイの花を寄って撮る。
f2.8ですが、近距離での撮影なので、ピントの芯が掴みづらいです。少しハロがあるような、滲んでるというか。もう少し絞った方が描写はよくなると思いますが雰囲気重視なのでこれでいいと思います。
洗足池の名馬「池月」。
木から光が抜けてくるようにフレアが入りました。
個人的にはお気に入りの写真。
平家物語に登場する源頼朝(みなもと の よりとも)の名馬、池月(いけづき)。たくましい馬体の青毛は、池に映る月光のように美しかったそうで、「池月」と命名されたそうです。
銅像になるほどの名馬とは、どれほどの素晴らしい馬だったのか実際にみてみたいですね。
モノクロームはどうだろう。
Jpegの撮ってだしをリサイズしてます。
白黒モードのコントラストは+2。白く花が浮かび上がるように狙って撮りました。
オールドレンズは、撮ってだし、RAW現像、どちらも楽しいですね。
キャプチャーワンの現像で粒子も加えています。
ブログやSNSにアップするのが前提であるなら、やりすぎくらいに粒子感を出した方がいいようです。
中途半端だと、見てる側には伝わらないことの方が多いです。
この写真もかなり粒子感を入れたのですが、もっと入れてもいいようです。
多摩川台公園。
多摩川に沿って伸びる公園で、アジサイ園のほか、桜も有名です。
古墳としても有名で、公園全体がほぼ古墳です。
なのに古墳感が薄いです。。。
古墳展示室もあるので、古墳に興味があるならたまらない場所だと思います。
その他、浄水場跡地を利用した水生植物園もあります。
フワッとしたフレアは出やすいです。
虹色の輪っかのゴーストはまだみたことがないです。
なので、でないのかもしれません。
極端なゴーストやフレアは飽きてしまうので、どうかと思いますが、作画意図に沿ったものや、ある程度のものは雰囲気づくりになるので好きですね。
絞りがf8くらいなら、だいたいの目測で撮ってしまうことも多いです。28mmほどパンフォーカスではないので、置きピンをしておいてピント範囲に入ったらシャッターを切ります。
35mmレンズのイメージサークルの美味しいところを使っているAPS-Cサイズ。
フルサイズではグルグルボケを感じることが結構あるのですが、この画角で使うとグルグルボケはあまりでてきません。
自然な感じのボケ感で開放値が2.5なのも良いのかもしれません。バランスの良いオールドレンズだと思います。
W-NIKKOR・C 3.5cm F2.5のまとめ。
アジサイをバックに撮って、まとめとさせていただきます。。。
これで、W-ニッコールC35mmF2.5のレビューも一段落です。
お気に入りのレンズなので、ちょいちょいこのブログの中で登場すると思います。
ボディのα6000は、販売が終了しています。
後継機はこちら。
白もある。
予算が許すなら、手振れ補正のこちらがいいかも。
あえてフルサイズを選ばず、コンパクトなカメラがいいかも。
APS-Cはレンズが小さく、値段も安くすみます。
そして、忘れてはいけないのはこれ。
安心のコシナ製。ガタつきなし。精度高い。
そして旧Lマウント(L39)をMマウントに付けるには変換リングも必要。
あとは、オールドレンズを探しましょう。
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