猫ノ目わたるブログ

野鳥、風景、花・山野草。日々、撮影した写真をもとに書いてます。

ニコンZ6IIにマウントアダプターTZE-02で、ソニーSEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)をつけて撮影してみた。

ニコンZマウントにソニーEマウントレンズを装着できる、AF対応のマウントアダプターTECHART(テックアート)TZE-02を購入しました。

そこで今回は、ニコンZ6iiに手持ちのソニーEマウントレンズである標準単焦点レンズ、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)を装着して撮影。

RAWデータからNX-Studio、キャプチャーワンを使って現像(書き出し)した画像と、撮って出しのjpegの画像を載せてレビューします。

<目次>

 

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)というレンズについて。

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この写真はSONY RX100Ⅲで撮影しています。

ソニーの標準単焦点レンズ、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)は、軽量コンパクトで写りがよく、質感も高いので所有欲も満足できるレンズです。よく「神レンズ」なんて言われています。

使っていて思うのは、ボケに雰囲気がありつつ美しく、ピントのあっている部分がシャープ。AFはほどほどに早く、猫などを撮影するときにも問題のない速度で合焦します。

デメリットとして挙げられるのが「寄れない」ということ。個人的にはあまり気にしていませんが、たしかに「あとちょっと・・・」というときもありますね。

ということで、ソニーのカメラを使い始めたと同時にずっと使っているSEL55F18Z。できることならニコン Z6iiにも使いたいと思っていたので、TZE-02を購入して装着、撮影してみました。

 

気になったものをスナップ。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO320 , 1/1000s , f/2.5 , RAW , C1現像

散歩写真の王道のようなカット。自分では意味があって、そこにある空間を撮っている。ほとんどの他人には何故それを撮ったのかわからないカット。

AFはストレスなく合焦して、シャッターはカメラ任せの絞り優先オート。絞りは開放よりは少し絞ったところがいいなと思ったので、適当にダイヤルを動かして止まったf2.5。

jpegでは色気が足りなかったので、RAWデータをキャプチャーワン(C1)から現像しました。

やっぱりZ6iiとこのレンズの組合せはいい感じ。

 

ピクチャーコントロールのブリーチもZ6ii+SEL55F18Zでさらにカッコよく。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO320 , 1/8000s , f/2 , RAW , NX Studio現像

曇り空だったので、ちょっと重めな絵作りをしてみました。

こうした自己満足の世界ですが、やる以上は突き詰めていかないと納得できません。

ダイナミックレンジの広いZ6iiと雰囲気作りの上手いSEL55F18Zはその期待に応えてくれました。

ドラマとか映画のワンシーンのようなイメージです。

 

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ブリーチを選択して現像中をスクリーンショット

ニコンのカメラボディなので、NX Studioの「クリエイティブピクチャーコントロール」の[08]ブリーチを使って現像。適用度を50にしています。

ブリーチバイパス。デジタルのないアナログフィルム時代、ブリーチバイパスはかっこよくて、やりたいなぁと思っていましたが、なかなかこの処理をやってくれる現像所がなくて憧れていた現像方法です。

デジタルの恩恵の一つにこのブリーチバイパスの色味を、簡単に再現できるというのがあります。もちろん実際のブリーチバイパスとは全然違います。でもいいですね、雰囲気だけでも。

 

選択肢が増えるのは嬉しい。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO200 , 1/640s , f/5 , RAW , NX Studio現像

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)は描写も良いのですが、持ち歩きがラクなことも良い点です。(他の50mm前後の標準レンズと比べての場合です。パンケーキレンズほどではありません。)僕はフードをサードパーティ製のものに替えているのでさらにコンパクト。一眼レフカメラよりも軽量コンパクトになったミラーレスのボディなのですから、レンズも同様に携帯しやすいものがありがたいですね。

 

寂な表現も素敵。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO320 , 1/250s , f/1.8 , jpeg

建物を撮ったり、草花を撮ったり。やっぱりお気に入りのレンズというのはいいものです。そしてボディも。TZE-02を使って好きな組み合わせができるようになるのは、選択肢が増えてかえって悩ましいのですが、やっぱり楽しいものです。

jpegの画像は撮って出しで、トリミングもなし。ブログ掲載用にリサイズのみしています。

 

[チャコール]を使ったモノクロも現像もいい感じ。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO320 , 1/8000s , f/2.8 , RAW , NX Studio現像

ZEISSのレンズならモノクロも試さずにはいられません。

もちろんカラーもおすすめですが、モノクロにもしてみたくなるのがZEISSの描写です。

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)も同様でα7シリーズで使っている時も撮影した画像をよくモノクロ化していました。

モノクロ化できる現像ソフトはいろいろありますが、NX Studioの[チャコール]が今1番のお気に入りです。

(NX Studioはニコンのカメラ専用の現像ソフトなので、ソニーのRAWデータは扱えません。)

 

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NX Studio、ピクチャーコントロールの[チャコール]で現像処理中のスクリーンショット

写真学校の学生だった頃はモノクロのアナログフィルムで写真を勉強してきました。

なので今でもモノクロ写真が好きです。

先ほどのブリーチバイパスもそうですが、デジタルになってから画像処理でモノクロ化できるのは大変ありがたいことです。

[チャコール]は撮影時に設定することも可能です。

 

遠くを飛ぶサギ。AF-Cで十分追っていけます。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO320 , 1/800s , f/1.8 , RAW , NX Studio現像

カラーなのに、モノクロっぽい色調になってしまいました。

天気のせいでもあるのですが、これはこれで好きな写真です。

川に沿って飛ぶサギをAF-Cモードで追いかけてみましたが、オートフォーカスはちゃんと追従していました。

 

AFが使えるのは便利ですね。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO200 , 1/8000s , f/2.8 , jpeg

野鳥の撮影を最近になってはじめました。

野鳥撮影というと超望遠のレンズがメインになりますが、こうして風景の一部としても野鳥をアクセントとして撮りたいものです。

シルエットの鳥はカワウです。

羽を広げたところをサッと撮りました。

 

最短付近でも使い勝手に違いはありません。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

ISO100 , 1/6500s , f/1.8 , jpeg

この時期によく見かける水仙です。

TZE-02を使用した最短撮影距離付近での撮影でもAFの精度に変わりはありません。

たまに迷うことはあっても、それはソニーのボディて使っていたときにもあったこと。

ちなみに、最短撮影距離は50cmで、この写真の花にはもう少し寄れたと思います。

 

自分好みの色再現。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO100 , 1/320s , f/2 , jpeg

jpegの設定はスタンダード。ヴィネットコントロール(周辺減光の補正)は「しない」に設定しています。

ニコンの他のレンズも良いレンズがあるのですが、ZEISSの発色、コントラストのつき方に個性があって大好きです。ソニー純正ではありますが、ZEISS冠のついたレンズはやっぱりZEISSカラーがありますから、使って見たくなりますね。

ニコンソニーと同じ使い勝手で使えるTZE-02は買ってよかったマウントアダプターです。

 

スイスイ移動するキンクロハジロにも追従。

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Nikon Z6II + TZE-02 + SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ISO100 , 1/1600s , f/1.8 , jpeg

餌付けしてしまう人がいるので、近距離まで寄ってくるキンクロハジロ

餌がもらえないとわかると、スーッと遠ざかります。

そんなキンクロハジロさんをAF-Cで追いかけながら撮影。

動きに怪しいこともありますが、ちゃんとシングルポイントのフォーカス位置でピントを捉えていました。

 

マウントアダプターTZE-02のまとめ。

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この写真はRX100m3で撮影しています。

全ての機能を試したわけではありませんが、よく使うシングルポイントのAF-SやAF-Cでは問題なく使えます。

個人的にはあまり使いませんが、動作を確認したところ、猫、人物の瞳AFも普通に使えると思います。

Zマウントのレンズはまだ種類が少ないので、このようにEマウントのレンズを使うことができたのでTZE-02は購入してよかったです。

Nikon Z6IIにマウントアダプターTZE-02で使う場合、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)は純正のレンズのように使うことができました。

ただ、同じZEISS冠のついたSonnar T* FE 35mm F2.8 ZA(SEL35F28Z)では相性が悪いのかレンズを認識しないこともあり、正直、使えないものになります。

ファームウェアアップデートで使えるようになる可能性はあります。)

マウントアダプターTZE-02はこのように通常使用が問題ない場合と「使えない」場合もあるので、実際に使う組み合わせを事前にテストするか、情報を集めておく必要があるようです。

ちなみにTZE-02はDX(APS-C)のボディには物理的干渉のため使用できません。

DX(APS-C)にも対応しているマウントアダプターにはETZ11という製品もありますが僕はこちらを試してはいません。