コロナの影響で臨時閉館中でした、東京港野鳥公園が再開しました。
さっそく3月末、春の東京港野鳥公園で野鳥撮影と、花、園内、観察小屋の様子を撮影してきました。
<目次>
- アンズの花が咲いていました。
- 3号観察小屋からはオオジュリンなどが見られました。
- 東京港野鳥公園でトラツグミが見れました。
- 観察できた野鳥たち。
- 仲の良いアオサギとダイサギ。
- 4号観察小屋前のヨシ原は刈られていました。
アンズの花が咲いていました。
これ、桜だと思っていました。木に付けられた樹名板には「アンズ」と書かれていました。上のメジロの写真もここで撮影しています。アンズの花は桜と同じように白やピンク系のものなどの種類があるようです。
あんずはバラ科サクラ属で、桜、梅、桃、杏(あんず)はとても似ていますね。
3号観察小屋からはオオジュリンなどが見られました。
3号観察小屋の右側にあるヨシ原です。
ここでは色々な鳥を見ることができるので、必ず探鳥しています。
オオジュリンが群れでいました。
その中で撮れそうな位置にいる個体を狙って追いかけます。
器用に移動しながら、ヨシの茎の中にいるカイガラムシなどを食べているようです。
ヨシ原の端の方にでてきたオオジュリン。
撮った写真を自宅で確認すると、なんかブレてる。この日の撮影で使った300mmf4PFの手ブレ補正ですが、ブレ易く感じます。テレコンのTC-17E IIを挟んでるからかもしれません。ちなみにボディはD810です。
マガモです。単独で水面を移動していました。3号観察小屋から見づらい奥の方に、他の群れがいるのかもしれません。
翼鏡と呼ばれる、青い羽が見えないのが残念です。
東京港野鳥公園でトラツグミが見れました。
3号観察小屋からトラツグミが観察できるのは、ボランティアガイドさんのブログで見
ていたので知っていましたが、実際に見られるとは思いませんでした。
しかも、正面の島に現れたので驚きです。
トラツグミが見られたのは正面の島の左側の木の間。
カメラはフルサイズ、500mmでかなりトリミングしています。
トラツグミを撮影したのは、3月24日です。
観察できた野鳥たち。
移動中に見たヒヨドリは、花びらを食べているようでした。
前浜干潟観察デッキからカンムリカイツブリが見られます。
もう夏羽に換わっていたカンムリカイツブリ。前浜干潟観察デッキからは、ちょくちょく見ることができます。
特徴的な冠羽をもっと近くで見たいのですが、なかなか近くには寄ってきてくれません。
観察窓前の岩場で羽を乾かすカワウ。
ここの観察窓からは、単独でいるカワウをよく見かけます。
キンクロハジロの群れです。キンクロハジロを含めたカモ類はだいぶ数が減ったように見えました。
目先が婚姻色に変わってきたコサギ。
まだはっきりとピンク色ではありません。
脚の方はまだ黄色のままですね。
仲の良さそうなカイツブリ。
もうカップルなんでしょうか。
仲の良いアオサギとダイサギ。
潮入りの池を観察していると、ダイサギ(右)の近くにアオサギ(左)が急にやってきました。
ダイサギは驚いたようで、羽を広げています。
喧嘩でもはじまるのかと観察していましたが、離れる感じもなく同じくらいの距離を保ちつつ、行動をともにしているようでした。
この時の時間は10時26分(写真のEXIF情報より確認)。
約1時間30分後、4号観察小屋から西淡水池を見ると、、、。
ここでも仲良く行動する(?)アオサギとダイサギの姿がありました。
先ほどと同じアオサギとダイサギなのではないかと考えます。同一個体かどうかの確認はできなかったのですが、同じ2羽のようです。
園内には複数のアオサギ、ダイサギがいるのでたまたまだった可能性もあるのですが、お互いが意識しあっているような距離感で行動していました。
仲が良いのはいいのですが、一緒に行動してて餌を捕まえる効率は悪くならないのでしょうか。
しかし、どういう仲なのか気になります。
(結局わからないまま。)
4号観察小屋前のヨシ原は刈られていました。
仲の良いアオサギとダイサギを見ていたヨシ原ですが、更新のため刈られていました。
これはヨシ原で拡大がすすんでいた陸生植物を刈るためだそうです。
こうすることによってヨシ原は再生され、野鳥も再びよく見られるようになるそうです。
観察小屋窓からよく見える位置に案内板が立っていました。
4号観察小屋前のヨシ原では、遠くの奥の方にアオジ。同じように遠くにアカハラを見ることができました。距離がありすぎて不鮮明な写真しか撮れませんでしたが、ここに貼っておきます。(撮れた写真を思いっきり拡大しています。)
モズも見ることができましたが、撮影できませんでした。
2/2へ続きます。
園内に咲く花とオオジュリンをじっくり観察しています。