ニコンD500とAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRです。D500はDX(APS-C)のセンサーサイズで、この組み合わせならフルサイズ換算750mm。AF性能、連写性能は折り紙付き。5月末の東京港野鳥公園で撮影に使ってみました。
<目次>
- 白く輝くヤマボウシ。
- キビタキには会えませんでした。
- 今回のササゴイさん。
- RAWデータの現象はキャプチャーワンを使っています。
- キアシシギがモデルになってくれました。
- カメラ機材について。
- 東京港野鳥公園の情報。
白く輝くヤマボウシ。
撮影に行ったのは5月末。都内の公園では鳥たちを見つけづらくなってくるころ。
そんな中でも東京港野鳥公園は1年を通して野鳥の観察、撮影ができる場所となります。
ちょうど、ヤマボウシ(山法師)の花が咲いていました。
ヤマボウシの実は9月頃に楕円にボツボツがついた赤オレンジ色の実をつけます。この実は甘味があって人が食べることもできるそうですが、メジロやムクドリ、オナガなどの野鳥も食べにくるようです。
キビタキには会えませんでした。
群れでいたムクドリを観察していたところ、そのうちの1羽が何か昆虫を見つけたようです。
AFも気持ちよく決まります。
ISO9000 になると、さすがに画質が粗くなります。
木の枝のしげったところで、コゲラを見つけました。
東京港野鳥公園のレンジャーブログとボランティアブログでは、キビタキが来ているということで探していたのですが、見つけることができません。巡回していたスタッフに聞いたみたところ、ネイチャーセンターから2号観察小屋、1合観察小屋に続く道の両側、木の中間くらいを移動していると言うことでした。
今回のササゴイさん。
2号観察小屋にやってきました。観察小屋の窓からの眺めです。
しばらくすると杭の上に、先日の撮影でたくさん写真を撮らせてくれたササゴイがやってきました。
杭の上で周囲の様子を見てから下に降りて小魚を獲りはじめました。
今回もバシバシ小魚を獲るところを見せてくれるのかと思っていましたが、どことなく調子が上がらないようです。とはいえ、小魚をしっかり捕まえています。
やっぱりイマイチな感じだったようで、飛び去って行きました。
毎回いい写真を撮らせてくれるとは限らないようです。
RAWデータの現象はキャプチャーワンを使っています。
あちらこちらと落ち着きのないコサギ。ちょこちょこと何かを捕まえては食べているようです。
今回もRAWデータからキャプチャーワン(C1)を使って画像を書き出しています。その後、ブログ用にリサイズのみしています。ニコンのNX Studioもいいのですが、セレクトから書き出しまでが扱いやすいC1を使ってしまいます。
キアシシギがモデルになってくれました。
ちょっと離れたところでキアシシギを見つけました。
このまま近くに来てほしいという思いは届かず、見失ってしまいました。
前回ササゴイさんがパフォーマンスを見せてくれた、前浜干潟観察デッキにやってくると、キアシシギが近くにいました。
先ほどのキアシシギとは別の個体のような気もしますが、ちょっとわかりません。
水の中にいるカニのようなものを狙っていますが、爪を水面からだして抵抗されています。
がっと、水中に嘴を突っ込みますが、捕まえることはできなかったようです。
なんとなく、途方にくれた感のあるキアシシギ。
ちょっと目を離した隙に、少し小さいサイズのカニを獲ることに成功していました。
キアシシギは旅鳥で、シベリアの北東部やカムチャッカ半島などで繁殖します。また東南アジア、ニューギニア、オーストラリアで越冬するそうです。
旅鳥なので観察できる季節は年に2回。4〜5月と8〜10月。渡りの途中、日本に立ち寄ります。
全長25cm、名前のとおり脚が黄色い鳥です。
カメラ機材について。
この日は西園の方も行ってみましたが、野鳥は現れませんでした。
まだまだ慣れないD500。遅滞のない光学ファインダーは確かに見やすいです。ただ、自分のように老眼の進んだ目には、ミラーレスカメラの拡大もできて、精細な電子ビューファインダーはとても便利です。どちらがいいかは悩むところ。
測距点のカバーする範囲が広いD500は、D5と同等のAFを搭載しています。また10コマ/秒の連写が可能。そんなD500が本領を発揮するのはカワセミ。カメラの各設定も確認しなければならないのですが、挑戦したい野鳥ですね。
東京港野鳥公園の情報。
東京港野鳥公園で観察された野鳥は、レンジャーブログと東京港野鳥公園ボランティアガイドのブログにて確認することができます。そのときに見られる鳥や園内の様子がわかるので、どちらのブログも確認してから公園に行くようにしています。
レンジャーブログ
ボランティアガイドブログ