基本のきんぴらごぼうの作り方を書いてみました。レシピはごま油で炒め、味つけは酒、しょうゆ、みりんときび砂糖。仕上げにいりごまです。定番のおかずで食卓にもお弁当にも使えます。もちろん作り置きにも。美味しいのですぐになくなります。
<目次>
<作り方を簡単に説明>
- ごぼうの皮を包丁の背でこそげ取り、ささがきにする。にんじんは細切りにする。
- フライパンにゴマ油をあたため、ごぼうとにんじんを強火で1分30秒ほど炒める。
- しんなりしてくるので、調味料を加え汁気がなくなるまで炒め煮にする。
- 火を止め、盛り付けしてゴマをふれば出来上がり。
<材料>
ごぼう ・・・ 1本
にんじん ・・・ 1/2本
(炒める用)
ゴマ油 ・・・ 小さじ1
(調味液)
酒 ・・・ 大さじ2
醤油 ・・・ 大さじ2
みりん ・・・ 大さじ1
きび砂糖 ・・・ 小さじ1
追記:醤油(大さじ2)、みりん(大さじ2)だけのシンプルな調味液でも美味しいということが分かり、最近ではこれに変えて作ることが多くなりました。そのときの気分で変えてます。
(あれば)
白いりごま ・・・ 適量
<作り方>
(準備)調味液は先に混ぜ合わせておく。
フライパンに個別に投入すると、手際が悪くなりますし、味がかたよってしまう場合があります。先に用意しておきます。
(1)ごぼうの皮をこそげ、ささがきにする。にんじんは細切りにする。
にんじんは長さ5cmくらいの細切りにします。
ごぼうをさっと洗って、皮をこそげ取ります。ごぼうの風味は皮に多く含まれているということです。なので、皮をどの程度取るのかはいつも「いい塩梅」をさぐっていますが、つい取り過ぎてしまいます。
(2)ごま油をひき、ごぼうとにんじんを炒めはじめる。
フライパンにゴマ油をひき、火をつける。
油をフライパンに馴染せ、ごぼうとにんじんを強火で1分30秒ほど炒める。強火でいっきに炒めます。強火とはいってもフライパンの側面まで火がまわってしまうのは強すぎなので調整します。1分30秒は目安です。
(3)調味料を加え、汁気がなくなるまで炒め煮にする。
ごぼうとにんじんに火が通りはじめると、しんなりしてきます。あらかじめ混ぜ合わせておいた調味液をまわし入れます。火がとおりすぎると素材のシャッキリ感がなくなってしまうので、早め早めで炒めていきます。汁気がなくなればOK。
(4)火を止めて、盛り付けて出来上がり。
火を止めて盛り付けます。盛り付けは高さを意識すると、ワンランクアップしたように見えるので丁寧やります。仕上げに白いりごまをパラパラとかけて出来上がりです。
感想。
ごぼう、にんじんのシャッキリとした食感、甘辛な味付けはごはんの定番で、食卓にもお弁当にも美味しくいただけるおかずです。子供の頃から大好きですし、大人になっても飽きない味ですね。
笹の葉のように。
ごぼうをきんぴらにする場合、ささがきか、細切りかでレシピが分かれるようです。
細切りの方が形が整い、食べやすいというレシピ解説があり、確かにそうかもと思っていました。しかし、個人的には、不揃いのささがきの方が食感に変化があって飽きがきませんし、歯応えもあって好きです。気をつけているのは、その大きさです。あまりに不揃いで大きすぎると食べづらくなってしまいます。ささがきにするときには、早さよりも丁寧に、そして食べる時のことを考えて、ささがきにするようにしています。
ちなみにささがきとは「笹掻き」と漢字で書くように、笹の葉の形に似ていることから、そう呼ばれるようになったそうです。
きんぴらごぼうの魅力。
作り置きしようと思って倍量で作っても、なぜかすぐになくなってしまう、きんぴらごぼう。たくさんある=たくさん食べてもOK。という図式になってしまうので、作り置きになりません。もともときんぴらごぼうは、ご飯がすすむ君的なおかずだし、きんぴらごぼうのチーズトーストなどのアレンジレシピも豊富。日本人のソウルフードですね。
【追記】きんぴらパン 。
最近では「きんぴらパン」というのを作って食べてます。
パンにバターを塗り、きんぴらごぼうを乗せる。スライスチーズ1枚から2枚をのせ、ピーマンの輪切りをピザの要領でトッピング。トースターで7分くらい焼いて出来上がり。というのを良く作って食べてます。