猫ノ目わたるブログ

風景、野鳥、花・山野草。日々、撮影した写真をもとに書いてます。

西荻窪の蕎麦屋「カネイ」で花巻そばを食べてみた。

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西荻窪にある蕎麦屋「カネイ」に行ってきました。こちらは中央線で用事があれば食べに行きたくなるお店です。この日はちょっと涼しくて、温かい蕎麦の中から選びました。お品書きの中で気になったのは「花巻」。海苔がしっかりと乗せられた美味しいお蕎麦です。

<目次>

 

蕎麦屋のメニューにある「花巻」とは。

温かいお蕎麦の中から選ぼうとお品書きを見ていると、「花巻(はなまき)」とありました。恥ずかしながらこの「花巻」、なんのことなのかわかりません。女将さんに尋ねると、「温かいお蕎麦(かけ)の上に海苔を乗せたもの」ということです。

 

花巻は蓋をされた状態で席まで運ばれます。いざ蓋を取るとフワッと磯の香りが漂います。それはまた、ダシの香りと合わさって、シンプルながらも食欲をそそります。

 

カネイで提供される花巻の海苔はしっかりとした厚めのもの。温かいつゆでもすぐには溶けずに、食べ進むに合わせて、程良く溶け合わさります。少しずつ変わる味の変化を楽しみ、最後につゆを飲み干しました。

 

そばの様子もチラ見せ。

はじめて食べた花巻。きっと乗せる海苔にもこだわるんだろうなと思いました。お店によって、香りや溶け具合などの違いを感じられそうなので、他でも食べてみたくなりました。

その他にいただいたもの。

ざる(冷たいお蕎麦)。

こちらは妻が注文。僕も何回かいただいてます。程よいコシがあり、蕎麦の香りが感じられるもの。バランスの良い蕎麦の味。濃いめのつゆによく合います。

 

玉子焼き。

お品書きには「玉子焼き(二人前)」とあります。オーダーしたら妻と僕とにお皿を分けていただきました。なので写真は1/2人分です。だしの入った卵焼きで風味がゆたか。とても柔らかく舌の上でほぐれます。

 

天種(てんたね)。

玉子焼きにつづいてやってきたのは天種。ミツバと小エビのかき揚げの天ぷらです。

「天種」って正確には「かき揚げの天ぷら」なんて言ったらいけないんだと思うのですがここでは便宜上、天ぷらって書いちゃいました。

サクッとうまい天種。ゆずの皮があしらってあってアクセントになってます。

塩とつゆが一緒に提供されますが、そのまま食べてもうまい。

そして塩をつけて、旨味を倍増させてまたうまい。

つゆは温かいお蕎麦のつゆと同じものだそうで飲んじゃってOK。飲みながら天種を食べきりました。

そして花巻そばを〆に食べて満足、贅沢なお昼ごはんでした。

 

蕎麦カネイの基本情報。

JR中央線西荻窪駅より徒歩約3分。

住所:杉並区西荻南3-16-5

定休日:水曜日。第2・4火曜日。

営業時間:11:30〜20:00(ラストオーダー19:30)

蕎麦の売切で仕舞です。営業時間は変更の可能性あり。念の為、InstagramTwitterなどで確認したほうがいいでしょう。

蕎麦カネイのInstagram

 

西荻窪の街。

西荻窪は古本とカフェが充実している街です。もちろん飲食店も雰囲気の良いお店が多くあります。昔からのお店や新しいお店があって何度行っても飽きません。荻窪と吉祥寺に挟まれた、ちょっと個性的な場所なので、散歩してみてはいかがでしょうか。

 

西荻窪といえばこの漫画。

山田ないとさんの漫画、「西荻夫婦」。この本、西荻窪に住んでいたときに買いました。

話の背景画にはリアルな西荻の街の風景が使われていて、その場所を探すのも楽しいものです。そして、話の中に描かれる日常が妙に刺さる。山田ないとさんは、何かのインタビューの中で、登場する夫婦はどちらも自分で、自分の中にある矛盾を描いた。というようなことを言っていました。そして、西荻から引っ越ししたときには、もうその夫婦は自分の中に存在していなかったとも答えていたように記憶しています。(ちゃんとメモしておけばよかった。)

僕はもうだいぶ前に西荻から引っ越しているのですが、いつ読んでも、刺さる話なんですけどね。

写真が好きなら「西荻カメラ」(杉並北尾堂)というタイトルの漫画も山田ないとさんは描かれています。

こちらも同様に持っていて、ほのぼの刺さる漫画です。