四季の森公園へ5月の新緑の時期に行ってきました。この公園はとても気持ちの良い公園で、探鳥のほか園内を散歩するだけでもリフレッシュできるところです。
<目次>
新緑の四季の森公園。
訪れたのは5月8日。新緑の季節です。
四季の森公園は自然が豊かな公園で、場所によっては森のような雰囲気です。
散策路も緑に覆われていました。
写真は、jpegはすべて撮ってだしのブログ用にリサイズのみ。RAWデータはキャプチャーワン(C1)を使って書き出し、ブログ用にリサイズしています。
あし原湿原の様子です。春に来たときは刈り取られたままの何もない状態でしたが、勢いよく緑が育っています。ちょっとびっくり。これ夏になったらどうなるんだろうと思いました。
よく撮影のサブカメラとして持ち出すGR3ですが、よくよく考えるとメインカメラよりも活躍しているようにも思えます。
野鳥撮影の場合、メインカメラをたすき掛けにして手で持っている場合が多く、片手で撮影までできるGR3は本当に便利。冬場はジャケットのポケットに、夏場はベルトループに純正のソフトケースGC-11をとおして収納しています。
片手で出し入れもできるので本当に便利。
しょうぶ園の様子です。
四季の森公園HPによると、しょうぶ園でハナショウブが咲くのは6月頃とのこと。同じ頃にホタルの観察もできるようです。HPでは自然観察会などのイベント情報もあるので興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
しょうぶ園ではまだ早かったようですが、園内のところどころでは花を咲かせていました。数が少ないのでちょっと見られるくらいですが、綺麗な花をみることができました。
5月ということで鯉のぼりがあげられていました。
四季の森公園には、ジャンボすべり台、遊具広場、じゃぶじゃぶ池などもあり、家族連れでも楽しく過ごすことができます。
はす池のカワセミ撮影。
はす池にやってきました。
カワセミ狙いのカメラマンさんたちで賑わっていました。
カワセミはこの場所にずっといるわけではないので、姿が見えないときはのんびりムード。池に設置されている止まり木にカワセミが現れると、大きな望遠レンズがその姿を追いかけます。
みなさんホント凄いです。チラッと撮影画像を見せていただきましたが、ダイブの瞬間をかっちり撮られていました。
Z6IIの撮像範囲をFX(フルサイズ)からDX(APS-C)に切り替えて、カワセミを狙います。これで、換算1050mmです。もう少し寄りたいですね。
(500mmレンズ × テレコン1.4倍 × DXサイズ1.5倍=換算1050mm。)
空いているスペースの、できるだけ池に近い場所からの撮影でこのサイズ。
カワセミが木にとまっている状態だったので綺麗に撮影できました。
AF-S 200-500mm f/5.6Eの絞り開放値は5.6ですが、1.4倍のテレコンを使った場合、カメラに表示される絞り値はf/8になります。これはテレコンを装着することによって1段分暗くなってしまうためで、ニコンのカメラ場合、表示する絞り値は実効F値なので、表示がそれに合わせ変化しています。
このため実際には開放絞りの5.6で撮影していますが、撮影情報にはf/8となっています。
モノクロの写真も好きです。ということで、カワセミをモノクロにしてみました。
デジタルの場合、各色ごとに濃度の調整ができるのでフィルムではできない濃淡で絵作りすることができます。便利になりましたね。
今回はフィルムの粒子感も再現しようと数値をいじりましたが、高感度ノイズなどを利用すれば、それも必要ないかなと思います。
カメラマンたちに魚を獲ったことをアピールするようなカワセミ。
可愛いし愛嬌もあるし、餌を獲るアクションもあるし、色も綺麗だし、飛ぶ姿も美しい。被写体としてとても魅力的ですね。
Twitterでよく見る、鳥の「スサーッ」のポーズ。
このポーズの完成形は、足の位置はどこが正解なんだろう。。。
たまに大きな魚を獲ってきますが、あの小さな体に対して凄い力です。
この後、魚を枝に叩きつけて弱らせたのち、魚をくわえたまま飛び去っていきました。
カワセミの飛び出しを狙ってみました。
恥ずかしながらピンボケ、ブレ写真を公開です。
フォーカスモードはAF-C
AFエリアモードはダイナミックAFです。
ダイナミックAFではなく、ワイドエリアAFか、オートエリアAFだったのかもしれません。一度カワセミだけに狙いを絞って、カメラの設定を確実なものにした方がいいのかもしれないですね。
上のカットのトリミングサイズがわかるように、スクリーンショットを参考に載せておきます。
カワセミの撮影は本当に難しいですね。
ふるさとの森、清水の谷、ときどき野鳥。
連絡地下通路を通って、ふるさとの森、清水の谷に来ました。
こちらは人が少なくて、好きなエリアです。
清水の谷にある田んぼを、ワークセンター側から見ています。
手前には黄菖蒲が咲いていました。
その黄菖蒲をAF-S 200-500mm f/5.6Eで撮影。やっぱりズームは便利ですね。
ボケはそれなりだと思いますが、悪いとも思いませんし、何気に気に入っています。
野鳥が少なくなってくる時期なので、留鳥のカルガモさんでも会えると嬉しいですね。
もちろん、ヒヨドリでも会えると嬉しい。
暗がりの枝で休んでいたようです。
Z6Ⅱは高感度域の撮影で画像にザラつきがでても自然な感じ。もちろんフィルムとは違うのですが、こうした質感みたいなものは個人的にはわりと好きで嫌ではありません。
そして、さえずりは聞こえるけど姿の見えなかった、シジュウカラも見つけました。
やっぱり可愛い。
この暗さでもAFでピントが合うのはZ6Ⅱの凄いところ。もちろん、AFの動作速度はそれなりではありますけど。
四季の森公園について。
野鳥を撮るカメラマンでカワセミに興味があれば一度は行ってもらいたい場所。
飛び込みや飛び出しを狙うなら、はす池ポイントに早めに行ってセッティングしましょう。時間によっては、はす池のポイントは混んでいますが、カワセミを見られる場所は他にもありますので、散歩でもしながら水辺を探すのも楽しいと思います。
車利用の場合、駐車場の利用時間に注意してください。
朝は8時30分から。終了は時期によって変わりますのでHPなどで確認してください。利用時間外は入庫も出庫もできません。
機材について。
お気に入りのニコンZ6Ⅱです。テレコンのTC-14EⅢにAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRをつけた野鳥撮影セット。評判のいいZ9が欲しいのは本音ですが、Z6Ⅱでもそれほど不満はなく、その機能をもっと使いこなしたいと思っています。
使っているストラップはこちら。
このストラップを使うとレンズの三脚座から吊り下げるようになり、FTZ、テレコンと繋げたZ6Ⅱでも安心して両手を離すことができます。
ストラップにはセーフティストラップや3ボタン式バックルなどで、万が一に備えた安全機構が採用されています。(もちろん、機材は高額なので念には念を入れた確認が必要だと思います。)
四季の森公園の過去記事。
春頃に行った四季の森公園の様子はこちらです。
この頃は、カワセミがふんわり膨らんでて、まるまるしていました。