猫ノ目わたるブログ

風景、野鳥、花・山野草。日々、撮影した写真をもとに書いてます。

檜原都民の森から三頭山へ登山に行ってきた(Nikon Z6II+NIKKOR Z 14-30mm f/4 S)。

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檜原都民の森から三頭山(みとうさん)へ登山に行ってきました。ウッドチップが敷かれたセラピーロードを歩き、沢沿いの登山道を登ります。ブナの木に囲まれた山道を歩き山頂へ。カメラはニコンのZ6Ⅱ。レンズはNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sを持っていきました。三頭山の様子とカメラ機材について書いています。

<目次>

 

森林館から三頭大滝までをハイキング。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO320 , 1/125s , f/8 , 19mm , RAW , C1現象

朝夕も涼しくなり、秋の気配を感じます。紅葉が美しいと言われる三頭山へ登山に行ってきました。訪れたのは10月末。出発地点にある森林館は紅葉のはじまった木々に囲まれていました。檜原都民の森の紅葉はこれからはじまるといったところです。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO320 , 1/640s , f/8 , 19mm , RAW , C1現象

三頭大滝までの途中にある見晴台です。東京湾方向を望めます。この日の天気は雲が多く、ときおり日が遮られる変化のある光の状態です。

この道はウッドチップが敷かれていて歩きやすいです。踏んだ足の感触が気持ちよく、撒かれたウッドチップが新しいと木の香りがします。この「大滝の路」は癒しの効果が認められた森林セラピーロードだそうです。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO320 , 1/30s , f/8 , 30mm , RAW , C1現象

ちょっとした休憩所が途中にありました。まだまだ休む必要を感じませんが、帰りはどうなるかわかりません。今回は山頂を目指しますが、三頭大滝までなら登山の装備がなくても歩きやすい格好で大丈夫だと思います。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO320 , 1/125s , f/5.6 , 30mm , RAW , C1現象

三頭大滝につきました。めちゃくちゃ大きい滝というわけではありませんが、雰囲気が良いですね。滝の落差は約35m(見た目よりも大きい滝でした)。正面には滝見橋がかかっていて、景色を堪能できます。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO320 , 1/500s , f/8 , 14mm , jpeg

橋の上から14mm側の広角で撮ってみました。超広角は難しいですね。僕の腕では風景をどう捉えていいのか迷います。滝の周辺の様子がわかってもらえるようにと、14mm側の広角端を使ってみましたが、なんだかどこを撮ったのかわからない写真になってしまいました。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO320 , 1/60s , f/8 , 30mm , RAW , C1現象

滝見橋が見える場所がありました。この橋は吊り橋で少し揺れます。三頭大滝を見る用の橋で、橋を渡ると突き当たりになります。このあたりの紅葉は部分的に色付いているといった感じで、ベストシーズンはこれからのようです。

森林館からの「三頭大滝コース」はここまで。橋の近くには休憩所があり、トイレも利用できます。自販機はありません。ここから先、山頂へは鎖場などはないものの、それなりの装備が必要なコースになります。

 

三頭大滝から三頭山山頂へ。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO320 , 1/80s , f/8 , 18.5mm , RAW , C1現象

三頭大滝から先、しばらくは沢沿いの登山道を歩きます。先ほどと違いここからは足場が少し悪くなります。傾斜もあるので靴も含め、登山装備が必要だと思います。初心者から中級レベルのコースということで、年配の方や子供連れの方も見かけました。

 

三頭山の登山道の画像。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO800 , 1/250s , f/5.6 , 20.5mm , RAW , C1現象

山頂手前のムシカリ峠までの登山道は石が積まれていたりと、歩きやすく整備されています。沢沿いなので空気が涼しく感じました。途中に沢を渡る場所もありますが、石が置かれているので足を濡らすことはありませんでした。

 

三頭山の登山道の様子。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/250s , f/5.6 , 25mm , jpeg

渡渉の途中で沢の上流方向を撮ってみました。渡渉といっても飛石(普通に歩けるような幅で整備されている)が敷かれています。もちろん注意しないと足を滑らせてしまうので気をつけてカメラを構えました。

写真はjpegの撮ってだしで、ブログ用にリサイズしています。カメラ任せのホワイトバランスだとちょっと青いように感じますね。もう少し木々の葉が黄色だったように思えたので、撮影のときにオートではなく、ホワイトバランスを調整した方が見た目にちかいイメージで撮れると思いました。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/50s , f/8 , 24mm , RAW , C1現象

どこを撮っても素敵に思えます。写真ばかり撮っていて、時間が経つのを忘れてい、山頂へ着くのが遅れそうになります。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/30s , f/8 , 16.5mm , RAW , C1現象

沢沿いの登山道なので、野鳥も期待できると思うのですが、前回同様、あまり見かけません。今回は割り切って広角ズームだけを持っていって正解でした。ただ、野鳥の声は聞こえてくるので、いないわけではなさそうです。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/125s , f/8 , 15.5mm , RAW , C1現象

やっぱり広角ズームは便利だなと思います。NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの広角側14mmを使うことはあまりないのですが、広角が得意な人なら使いこなして迫力のある写真が撮れそうです。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/160s , f/5.6 , 30mm , jpeg

マムシグサが実をつけていました。けっこう目立ちます。全草に毒があり、特に球根には強い毒があるそうです。見た目にも怪しい感じがして、触るだけでもチクチクするそうです。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/250s , f/16 , 19mm , RAW , C1現象

木々の葉の隙間から見える太陽を画面に入れると、こんな感じです。厳密な光条のテストではないでの参考程度にしてください。レンズ前には保護フィルターも着けた状態で撮影。Z14-30mm f/4Sは絞り羽が7枚なので光条は14本でるはずです。パッと見で自然な感じの光条で、好感がもてました。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/1000s , f/8 , 30mm , jpeg

紅葉はもう少し先といったところでしょうか。日のあたる場所と影になる場所で紅葉のすすみ方に差があるので、多少時期がズレても景色を楽しむことはできそうです。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/320s , f/8 , 30mm , RAW , C1現象

普段に持ち歩いているカメラがGR3なので28mmくらいの画角に慣れてしまっているのかもしれません。Exifの情報を見るとテレ側30mmくらいを使うことが多いようです。いつも使うわけではありませんが、この軽くコンパクトなレンズで14mmまでの超広角域を使えるのは、嬉しいですね。表現の幅が広がりますし、いざというときに撮れなくて困るということはないでしょう。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/500s , f/8 , 16.5mm , RAW , C1現象

沢を離れてムシカリ峠の分岐にやってきました。頂上まであと少し。

登山道には案内板がたてられていて、ここから山頂までは約15分。下って三頭大滝までは約30分の距離になります。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/2000s , f/8 , 30mm , RAW , C1現象

三頭山の山頂にやってきました。ここからは富士山が見えるはずなんですが、この日は雲が多くて見えませんでした。残念。冬場になると木の葉も落ちて見晴らしも良くなりますし、空気も澄んでくるので、きっと綺麗な富士山が見られると思います。

 

下山のときは、カメラをしまった方がいいのかも。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO800 , 1/25s , f/8 , 16mm , RAW , C1現象

登りと下りでは景色が違って見えるので、やっぱりカメラは出しておきたいものです。ですが疲れが脚にきていることもあり、運動不足の僕はちょっと膝にきてました。不意に足の力が抜け、尻もちをつくことに。危うくカメラを岩にぶつけるところでした。ちょっと心配だなと思ったらカメラはクッションなどにしっかり包み、リュックの中の安全な場所にしまうなどした方がいいかもしれません。

 

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO800 , 1/25s , f/8 , 15mm , RAW , C1現象

この場所、登りのときにも撮影してました。でも、時間が違うので光のあたり方とかが違います。ズームなので撮影した焦点距離も違ってました。

山は日が暮れるのが早いです。撮影に夢中になっていると、いつの間にかあたりが暗くなっていることも。時間を確認しつつ撮影を楽しみたいですね。

 

三頭大滝の近くまで下りてきました。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO800 , 1/160s , f/5.6 , 15mm , RAW , C1現象

三頭山は東京都と山梨県の境界に位置する標高1,531mの山。関東では日帰りで登山を楽しめる山になります。滝、沢と見どころもあり、天候に恵まれれば山頂からは富士山も見られます。四季を通じて景色が美しいので、風景写真を撮りつつ登山するのも良いのではないでしょうか。

 

前回来たのは初夏の頃。この時はミソサザイに会えたのでした。

snowvalley.hatenablog.jp

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檜原村都民の森について。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
ISO400 , 1/40s , f/8 , 30mm , RAW , C1現象

檜原都民の森は東京都の西端にある山岳公園。標高は1,000mから1,500m程度です。奥多摩湖の南側、奥多摩周遊道路沿いにあり、バスや車などで訪れることができます。都民の森にはいくつもの散策路がありますが、この日に歩いた森林館から三頭大滝までの「大滝の路」は、ウッドチップが敷かれ、ベンチやトイレ、休憩施設が整備された、癒しの効果があるとされるセラピーロードに認定されています。

 

無料の駐車場があり、満車時は臨時駐車場に案内されます。臨時駐車場からは無料送迎の車がありますが、歩いてもそれほど時間はかかりません。登山後の都民の森から臨時駐車場までは登りになるので送迎の車を利用した方が無難です。

駐車場やレストランなどの施設の利用時間は季節により変更等があります。檜原都民の森のホームページをご確認ください。

www.hinohara-mori.jp

 

撮影に使ったカメラ機材。

この写真はRICOH GR IIIで撮影しています。

カメラはニコンのZ6II。レンズはNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sです。撮影するときにはズームを撮影ポジション側にする必要がありますが、慣れればそれほど手間ではありません。14mmはじまりの超広角ですが、フィルター使用が可能です。フィルター径は82mm。僕は保護フィルターをつけていますが、PLフィルターなどを使う人には便利ですよね。

そのほか、質量約485g。最短撮影距離はズーム全域で0.28m。最大撮影倍率は0.16倍。カフェやレストランで座ったままでも料理などを撮影しやすいと思います。

登山での使用では間違いなく便利。広角レンズ特有のパース感を活かした撮影が可能ですが、14mmという超広角になると腕も試されます。まだまだ使いこなせてませんが、普通に記録写真、スナップ的に使っています。

記事中の写真は全てトリミングなし。RAWデータからの調整と書き出しはキャプチャーワン(C1)を使っています。jpegは撮って出し。どちらもブログ用にリサイズしてしまっているで、解像感などはアテにならないかもしれません。参考程度に見てください。