前回のブログ記事に載せきれない写真がありましたので、まとめてアップしたいと思います。
ササゴイがお気に入りの鳥に仲間入りです。
東京港野鳥公園ではじめてみることができた野鳥です。野鳥図鑑などで見ていて、個性ある好みのフォルムだなと思っていました。
実際に観察したササゴイは、低く構えた姿勢から小魚をバシバシ獲る姿がカッコよく、さらに愛着が湧いてしまいました。
東京港野鳥公園で撮影した写真が多くありましたので、ササゴイだけの写真をまとめてみました。
<目次>
ササゴイさんについて。
「天気はまぁまぁだな。」とでも思っていそうな感じで空を見遣るササゴイさん。
散歩気分で狩場へ移動しているようにも思えました。
ササゴイは夏鳥で、4月くらいから9月くらいまで観察できる、全長約52cmくらいの大きさの鳥。羽を広げた翼長は75cmくらいです。ペリカン目サギ科ササゴイ属。
海辺の岩場では保護色的な体色、柄のせいで見えづらく感じます。
ササゴイの名前の由来は、翼を構成する各羽の縁に白い縁取りがあり、それが「笹の葉」のように見えることからササゴイ(笹五位)の名前がついたそうです。
魚を獲るササゴイさん。
じっと水面を監視するササゴイさん。低い姿勢がなんともカッコいい。
動いた瞬間にシャッターを切る。クチバシにはすでに小魚がくわえられていました。
勢い余って、クチバシを振っています。
気がつくと、もう小魚を食べてしまっていたようです。
これはまた別のときの狩りの瞬間。本当に一瞬。
こともなげに、バシバシ魚を捕まえていました。
佇まいがいいササゴイさん。
通常時は首をS字に縮めているそうですが、ちょっと周りを見まわすときなどに伸ばします。
写真は中くらいに伸ばした長さで、もっと、にゅーんと伸ばしているときもあります。
そして先ほどの狩りするときは、この長さが射程距離のようです。
こうやってみると頭は小さく、首が太いのがわかります。
(羽があるので、そう見えるだけなのかも?)
好きな鳥のポートレートを撮る。
ジョウビタキやルリビタキのような鳥はもちろん好きですが、ササゴイも個性の強い鳥として惹きつけられます。被写体として、個人的にはモデルとしてとても魅力的に感じます。
写真を撮る人はそれぞれ、そうした好みの対象があると思いますが、夢中になって撮影できる被写体を見つけることができたとき、写真を撮る者としてはとても幸せなんだと思います。
抜き足差し足で移動する鳥を見たのは、はじめてなのかもしれない。
鳥の祖先が恐竜だというのも頷けます。
もう少し見せたかったササゴイさん。
野鳥撮影をしたあとにブログに載せるように写真をセレクトしていると、あれもこれもと使いたい写真が出てきます。
もちろんその全部を載せるわけにはいかないので、その多くはボツにするのですが「もう少し見せたい」と思うときがあります。
今回はそんなセレクト中に、もう少し見せたいと思ったササゴイの写真を載せてみました。ブログは個人の嗜好が強くでるものですが、その中でもとくに推しの鳥ということになります。
この「もう少し見せたい」は以前にもありました。そのときはセイタカシギでしたが、ここしばらくセイタカシギを撮ることができないでいます。
また次にササゴイを撮影できるときには今回以上に撮りまくりたいものです。