関東のパワースポット、大山阿夫利神社に参拝してきました。御神水の大山名水をいただき、「絆の木」からはとても強いパワーを感じてしまいました。
下社までは大山寺を参拝しつつ女坂を登り、帰りはケーブルカーを利用しています。カメラは軽量化のためSONY RX100Ⅲ(DSC-RX100M3)のみです。
<目次>
- こま参道から女坂、大山寺まで。
- 双眼鏡は、ニコン MONARCH M7 10×30。
- 大山寺〜阿夫利神社下社まで。
- 大山阿夫利神社の下社、狛犬と眺望、おみくじ。
- 大山阿夫利神社の御神水「大山名水」をいただく。
- 見晴らし台まで行ってみる。
- 「絆の木」は凄いパワーを感じる場所でした。
- 見晴らし台に到着。
- ケーブルカーで下山して豆腐ソフトクリームで締めます。
- 今回のカメラ機材など。
こま参道から女坂、大山寺まで。
ISO125 , 1/500s , f/4 , 8.8(24)mm , RAW , C1現像
こま参道です。徒歩での参拝でも、ケーブルカー利用でも、こちらを通って向かいます。
階段が多くて地味に体力を削るポイント。行きで足をとめると時間もロスします。
ISO125 , 1/60s , f/2.8 , 8.8(24)mm , jpeg
午前10時ですでに列ができていたケーブルカー駅を通り過ぎて参道を進みます。写真は男坂と女坂の分岐地点。登りがラクという理由もあり、左の女坂を利用します。
ISO125 , 1/50s , f/2.8 , 8.8(24)mm , jpeg
女坂を利用したのは、野鳥撮影の下見もかねています。沢沿いをしばらく歩くので夏鳥の観察ポイントでもあるそうです。ただ、望遠レンズを持ってここを登るのはかなりキツいと思います。
ISO200 , 1/50s , f/2.8 , 17.5(48)mm , jpeg
この石仏があるあたりも野鳥ポイントと聞いていたのですが、野鳥は見つかりません。5月初旬で少しだけ時期が早かったのかもしれません。人の通りも多くなるので、早朝のほうがいいのかも。ここでは夏鳥のオオルリやキビタキが見られるようです。
ISO125 , 1/100s , f/4 , 8.8(24)mm , jpeg
女坂の途中、大山寺手前の階段。かなり急。
「あと少し頑張れ!」と両脇から励まされているような、怒られているような気分になります。雰囲気はいいですけど。
ISO125 , 1/80s , f/4 , 8.8(24)mm , RAW , C1現像
写真が傾いてます。注意力が失われています。
明治時代の廃仏毀釈を経て、この場所に再建された大山寺。龍の彫刻が美しいです。
ISO125 , 1/200s , f/4 , 21.8(60)mm , RAW ,C1現像
新緑の背景が綺麗だったので、ポートレートのつもりで一枚。
比較的新しい仏像なのでしょうか。
双眼鏡は、ニコン MONARCH M7 10×30。
ISO125 , 1/80s , f/4 , 8.8(24) mm , RAW , C1現像
今回、望遠レンズは持っていきませんでしたが、代わりに双眼鏡を携帯していました。
野鳥観察用の双眼鏡で使っているのはニコンのモナーク M7 10×30。視界はクリアで像の輪郭がはっきり見えます。比較的軽量で持ち歩きにも便利。
野鳥撮影用に使っていますが、建築の細部などを見るのにも役立ちます。
大山寺まで鳥は見られませんでした。登りが辛かったので、気がつかなかっただけかもです。
大山寺〜阿夫利神社下社まで。
ISO125 , 1/60s , f/2.8 , 8.8(24)mm , jpeg
大山寺を越えてから、さらに急になったような気がします。
女坂でこれだから男坂はどうなんでしょう。
ちなみに、大山寺から阿夫利神社まで見れた野鳥はヤマガラだけでした。
ISO125 , 1/800s , f/4 , 8.8(24)mm , jpeg
登山道のような参道を抜け、トイレ、売店をすぎると最後の階段です。
大山阿夫利神社下社、拝殿はここを登れば目の前です。
ISO125 , 1/250s , f/4 , 9.8(27)mm , jpeg
階段を登り切ったところにある狛犬。
バテてきているので写真をパシャリと撮っただけ。
いい天気に恵まれました。
大山阿夫利神社の下社、狛犬と眺望、おみくじ。
ISO125 , 1/100s , f/4 , 14.7(40)mm , jpeg
日本三大獅子山の大山獅子です。
2013年に公開されたもので、富士山の石で作られているそう。かなり大きな獅子山です。
阿夫利神社には昔より多くの狛犬が奉納されていたそうですが、そのほとんどが大正12年の関東大震災の影響で発生した山津波で損壊流失してしまったそう。のちに震災により失われた狛犬たちを古絵図や資料を元に再現。愛知岡崎の石工の方による、伝統ある手彫り技法によって完成、神社境内に鎮座することになったそうです。
ISO125 , 1/250s , f/3.5 , 8.8(24)mm , jpeg
階段を登り切った横にある展望スペースからの眺め。
遠くに相模湾。江ノ島、三浦半島、房総半島を見渡せるようです。正直、どこがどの場所かは、いまいちわからないほど広く見渡すことができる絶景です。
素晴らしい景色をしばらくの間眺めていました。
ISO125 , 1/500s , f/4 , 8.8(24)mm , RAW , C1現像
大山阿夫利神社の下社の標高は約700m。風が通り涼しく感じます。
大山の別名は雨降山(あふりやま)。綺麗な三角形の山容で、古くから山岳信仰の対象だったそうです。
拝殿でお参りをすませ、おみくじを引きました。
引いたのは小吉。
願望:努力を続けることでいつの間にか叶うでしょう。
とのことなので、このブログも頑張って続けていきたいと思います。
大山阿夫利神社の御神水「大山名水」をいただく。
ISO125 , 1/30s , f/1.8 , 8.8(24)mm , jpeg
持ち帰り用のペットボトルが入り口のところで売られているので購入。
湧き出ているという御神水の「大山名水」を汲ませていただきます。
神水は勢いよく出ています。
ISO125 , 1/160s , f/4 , 8.8mm , RAW , C1現像
汲みたての御神水は常温より少し低い温度に感じます(冷たさを感じるほどではありません)。
さっそく、飲ませていただくと、柔らかく優しい味。するすると喉を通り、身体の中へと消えて行くので、いくらでも飲めてしまいます。
見晴らし台まで行ってみる。
ISO125 , 1/160s , f/4 , 8.8(24)mm , RAW , C1現像 , トリミングあり
体力的、時間的に無理そうだったので、山頂にある大山阿夫利神社本社の参拝は諦めました。ということで、見晴らし台まで行ってみることにしました。
ちなみに本社のある大山山頂は標高1252m。下社から本社までの所要時間は登り約90分、下りは約60分以上かかるようです。休憩時間などを入れるともっと必要でしょう。個人差が大きいので誤差を考えて登頂した方がいいと思います。
ISO125 , 1/30s , f/2.2 , 8.8(24)mm , RAW , C1現像
「かながわの探鳥地五十選」と書かれた、崩れかけの標識のようなものがありました。
この日に見ることができた鳥は、参道途中でヤマガラ。下社でキセキレイ。種類を確認できなかった鳥は1羽。といったもの。
こちらの本でも紹介されている探鳥地ですが、今回、出会えた鳥は少なかったです。
大山での探鳥では、時間が遅かったのか、時期が悪かったのか判断できません。いずれにせよ、撮影のために望遠レンズを持ち歩くには相応の体力が必要なので、装備は軽量化しておいた方がいいと思います。
ISO125 , 1/30s , f/2.2 , 8.8(24)mm , RAW , C1現像
禊の行場でもあったといわれる二重滝。
勢いのある滝の流れを見て、自分には無理だなぁと思ってしまいました。
「絆の木」は凄いパワーを感じる場所でした。
ISO125 , 1/80s , f/2.8 , 8.8(24)mm , jpeg
見晴らし台に向かう途中に見つけた注連縄のかかった場所。うっかりすると通り過ぎてしまうようなところですが、立ち寄ってみました。
2本の木が根元付近で繋がっていて、注連縄で結ばれています。
あたりの空気がなんだか明るく感じます。森の中なのに澄んだ雰囲気。
普段あまり霊的な感覚などない自分ですが、「ちょっと違うな」と思ったほど。ですが妻の方はあまりピンときておらず、勘違いかもしれません。
ISO125 , 1/80s , f/3.2 , 8.8(24)mm , jpeg
大きく太い方の木は杉のようです。結ばれたもう一本の木の種類はわかりません。
根元付近には崩れた石垣のようなものが少し散乱していました。
ネット検索ででてくる情報は少なく、文献や書籍などで調べる必要がありそうです。山を降りる前に社務所や観光案内などで尋ねればよかったと思いました。
個人的には、写真を見てもパワーを感じると思うのですが。。。
ISO125 , 1/60s , f/2.8 , 8.8(24)mm , jpeg
絆の木を見上げて撮影。
「光がふわっと来てる」「天と繋がっていく感じ」
・・・言葉にするとそんな感じです。
いやほんと、僕はそんなにスピリチュアルな人ではありません。
ただ写真を撮っていると、風景を捉える心情的な感覚が研ぎ澄まされるときがあるんですよね。そういう感覚が。うまく説明できないので困りますね。
絆の木の全景をiPhone SE(第3世代)にクリップ型の広角レンズを付けて撮影してみました。広角レンズが安価なものなので、画像周辺の像が流れてしまっています。
正直なところ、この写真では魅力が半減しているように思えます。
ちゃんとしたカメラと超広角レンズで全景を撮りたいです。
見晴らし台に到着。
ISO125 , 1/80s , f/4 , 8.8(24)mm , jpeg
谷側は急斜面で落ちていますが、歩きやすい整備された登山道です。
見晴らし台までは、多少のアップダウンはありますが大変なポイントはとくにありません。
ISO125 , 1/160s , f/4 , 8.8(24)mm , jpeg
見晴らし台につきました。
大山山頂方向を見ています。テーブルと椅子が設置されています。それなりの数がありますが、人が多くてちょっと足りません。相席しながら休憩と昼食にしました。
こちらには売店や自販機、トイレはありません。
ケーブルカーで下山して豆腐ソフトクリームで締めます。
ISO125 , 1/125s , f/4 , 8.8(24)mm , jpeg
阿夫利神社下社まで戻ってきました。下山にはケーブルカーを使います。
大山観光電鉄、大山ケーブルカーの阿夫利神社駅(山上駅)から乗車。
ケーブルカーは、1時間に3本。ほぼ20分間隔です。終電が休日は17時頃。平日は16時30分頃となりますので、確認の上、注意してください。
*混雑の状況、観光シーズンなどにより営業時間、本数に変更があります。詳しくはHPをご確認ください。
ホーム | 大山観光電鉄 | 大山ケーブルカー公式ホームページ
ISO125 , 1/160s , f/4 , 12.8(35)mm , jpeg
乗車待ちをしているとシャクナゲが咲いているのを見つけました。
淡いピンク色で綺麗です。
寒さに強く、開花時期は4月下旬から5月中旬くらいまで。
ISO500 , 1/80s , f/2.8 , 25.7(70)mm , jpeg
下山してこま参道を歩いていると、甘いものが食べたくなりますね。
豆腐ソフトクリームがご当地ソフトとして売られているのでテイクアウトでいただきます。
ISO125 , 1/30s , f2.5 , 8.8(24)mm , jpeg
こま参道の豆腐ソフトは人気商品のようで、僕が購入したあともお客さんは絶えませんでした。味ももちろん美味しかったですよ。
今回のカメラ機材など。
今回のカメラはSONY RX100Ⅲ(DSC-RX100M3)。フルサイズ換算24〜70mmのズームレンズを装備。手ブレ補正も付いているので、ほぼどんな被写体にも対応できます。写りも1インチセンサーとはいえ、なかなかのもの。
撮影情報のRAWデータはキャプチャーワン(C1)を使って現像。Jpegデータは撮って出しで、共にブログ用リサイズのみしています。
RX100m3のフルサイズ換算の焦点距離は、2.73をかけて四捨五入しています。
まだ新品があります。性能的には十分ですよ。余裕があればM5AやM7もいいと思います。
体力的なことを考えて、野鳥撮影用の望遠レンズなどは持っていきませんでした。
双眼鏡は、ニコンのモナーク M7 10×30。普段、妻が野鳥撮影に同行するときに使っているものです。2021年発売。重さは470g。撥水、撥油コーティングが施されており、防水仕様なのでアウトドア環境での使用でも安心です。EDガラスを使用でコントラストが高く、クリアに見えます。野鳥撮影では鳥を見つけるのに役立ちます。
野鳥撮影では同行の妻も野鳥を楽しめますし、何より鳥を見つけてくれるようになりました。