自宅からはそれほど近いわけではありませんが、よく散歩の途中で訪れる多摩川浅間神社。
そのまま多摩川沿いを散歩したり、隣接する古墳群とアジサイ園のある玉川台公園へ行ったり、境内にある展望台で多摩川と富士山を眺め、そのまま帰るのにもちょうど良い場所にあります。
東急電鉄、多摩川駅の近くにある多摩川浅間神社をご紹介します。
カメラはSONYのα7Ⅱ、レンズはSEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)の1本だけです。
目次
- 桜の花が咲き匂うような神様
- 優しい表情の狛犬がいらっしゃいます
- 今年はの干支は辛丑(かのと・うし)です
- 浅間づくりのめずらしい社殿
- 見晴らし台からの眺めは素晴らしい
- 多摩川浅間神社へのアクセス
- こちらもどうぞ
桜の花が咲き匂うような神様
日本神話の中でもっとも美しいと言われている女性の神様。「桜の花が咲き匂うような、、、」と言われるほどの木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメ)を御際神とする多摩川沿いにある神社、多摩川浅間神社です。
木花咲耶姫命は「火防の神」「子宝の神」「安産の神」「子育ての神」として信仰されています。
境内には子産石(子宝石)といわれる丸い石が祀られていて、両手で優しく撫でながらお祈りすれば、子宝に恵まれると言い伝えられているそうです。
優しい表情の狛犬がいらっしゃいます
こちらの狛犬は鞠を持っていますが、反対側の対になる狛犬は子供の狛犬を抱いているそうです。安産、子宝、子育てとして信仰されているので、狛犬もそれに因んでいるのでしょう。
被写体である狛犬から背景までの距離のせいなのか、樹々の葉と抜けてくる光のボケがちょっと巻いてますね。前玉の小ささのためか口径食が影響しているのかもしれません。僕はぐるぐるボケはあまり好みではないのですが、こういう柔らかい感じなら気になりません。ちなみにフィルター径49mmです。
SEL55F18Zの描写はシャープではありますが、硬すぎず柔らかい感じがするのがいいと思います。
今年はの干支は辛丑(かのと・うし)です
今年の干支は丑。正確には「辛丑」(かのと・うし)。僕が調べたところによると、「過去のことに悩みながら今を耐え、新しいはじまりを準備する年」となるようです。
僕は占い師ではないのでよくはわかりませんが、こうして絵馬に書かれたたくさんの願いが無事に叶うことをお祈りします。
浅間づくりのめずらしい社殿
浅間づくりの社殿(拝殿)は昭和48年(1973年)に完成したもの。
浅間づくり(浅間造り、せんげんづくり)とは、社殿の上にもう一つの社殿がある、2階建ての建築のこと。この様式はめずらしく、多摩川浅間神社以外では、富士山本宮浅間大社本殿、静岡浅間神社拝殿、多摩川浅間神社本殿、浅間神社本殿 (横浜市西区) と1300以上ある浅間神社のうち4箇所だけだそうです。
清潔感のある社殿は、手入れもゆきとどいており、気持ちの良い空間が広がっています。
見晴らし台からの眺めは素晴らしい
社務所の屋上にある見晴らし台からの眺め。
走っているのは、東急東横線か東急目黒線のどちらかだと思います。
最寄り駅の多摩川駅には、東横線、目黒線、多摩川線、三田線の4線が乗り入れています。
遠くに見える山並みの向こうに小さく霞んでではありますが、富士山が見えます。実際には、もう少し大きく目に見える感じです。
もう少し眺めの望遠のレンズでもあれば、富士山を綺麗に映すことができると思います。
多摩川浅間神社へのアクセス
バスは東急バスの多摩川駅バス停が神社正面の向かい側にあります。
駐車場は駐車スペースに約20台が停められます。
こちらもどうぞ
サブカメラとして持っていったSONY RX100Ⅲ(DSC-RX100M3)で撮影したカットでも記事を書いています。
今回のレンズ SEL55F18Z についての記事はこちら。