仕事で使うメインカメラはニコンです。
メインはD810。サブ機にD800Eを用意して運用しております。
D810は2017年に購入してから、メインのカメラとして酷使してきました。
センサークリーニングもしたことがなく、ノーメンテです。
シャッター回数は約3万2000回。ニコンのハイエンド機なので20万回くらいの耐久性はあるでしょう。まだまだ現役で使いたいところです。
タイミングを見計らって、点検にだすことにしました。
ご注意:この記事は2021年4月頃の体験記事になります。現在では変更になっていることもあるので参考程度にお読みください。
<目次>
- ニコンプラザサービスセンターは予約が必要。
- 定期メンテナンス。
- オーバーホールすることに。
- オーバーホールの見積額。
- オーバーホールの支払い料金は?
- オーバーホール後の調子は?
- まとめ。
- ニコンプラザ東京サービスセンターへのアクセス。
- ニコンプラザ東京で NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct を展示中。
ニコンプラザサービスセンターは予約が必要。
いつのまにか事前予約が必要になってました。
以前は、思い立ったときにサービスセンターに行けば、センサークリーニングなどのちょっとしたことは、すぐにやってくれました。ですが今は「軽微な修理」など、全て予約が必要とのことです。
(ショールームや写真展などは予約不要です。)
ニコンのホームページから予約します。
直近は予約がいっぱいで、1週間後くらいから予約できるようになっていました。
日時を選んで予約します。
ニコンプラザサービス事前予約のご案内 | サポート | ニコンイメージング
定期メンテナンス。
予約画面から内容を選択する必要があるのですが、現在のD810は、「とくに故障しているわけでもない」ですが、「バリバリ調子がいいわけでもない」という状況。
ただ正直に言うと、僕は扱いが雑なんです。
仕事中は被写体の方に集中していて、カメラを置くときは床にバンッって置いたり、濡れてる手で掴んでビチャビチャにしたり。移動中にドガッてぶつけたり、擬音でまくりです。凹むほどではないですが、丁寧な扱いはしていません。
それでも、質実剛健、信頼のニコンですからね。ちゃんと動いて仕事してくれてます。
ということで、「定期メンテナンス」を選んでみました。
定期メンテナンスは、修理センターに送り、各部をチェック、修理などをしてくれるそうです。
その他にも、一般修理、点検パックなどがあるので、用途によって選びます。
オーバーホールすることに。
縦位置グリップ(マルチパワーバッテリーパック が正しい名称)MB-D12をつけたままのD810を受付にだして、担当さんに状況を説明。
担当さんは予約内容をみているからか、「オーバーホールですね」と。
MB-D12は開閉カバーのノブが壊れかけなので、修理ということに。
以前の窓口だと、担当さんとあれこれ話して、結果オーバーホールとか、ちょっと点検で、とかになるんですけど、そうした長話的なコミュニケーションはあまりなく、オーバーホールになりました。
今回は、「いや、まぁ、そういうことなんだけど、、、オーバーホールになるよな、、、」というのが感想。ある意味システマチックになってます。
窓口の担当の方は、とても親切丁寧で悪いところは全くないのです。
僕が古い人間なのか、現代的になれてなくて過度なコミニケーションを期待していたのかもしれません。
僕も内心は、買ってから一度も点検せずに酷使してきたから、オーバーホールぐらいしたほうがいいな、と思っていたのですが。。。
オーバーホールの見積額。
D810のオーバーホールとMB-D12の点検修理で見積金額は、
D810のオーバーホール代 58,630円
MB-D12の点検修理代 3,454円
合計 62,084円
この見積代金は余裕を持って算出しているので、基本的にはこれ以上料金が増えることは、ほとんどないということです。
オーバーホールの支払い料金は?
1週間ほどで、修理完了の連絡がありました。
さっそく受け取りに新宿へ。
シャッター基板とシャッターモーターが不具合を起こしていたようです。
やっぱり丁寧に扱ってあげないといけませんね。
その他、ファームウェアのバージョンアップもしてくれてます。
D810のオーバーホールとMB-D12の点検修理の料金は、
D810のオーバーホール代 36,751円
MB-D12の点検修理代 3,454円
合計 40,205円
見積金額よりも安くなりました。
6万円くらいだと、ちょっと気が引けますが、これくらいなら納得です。
オーバーホールのみなら、36,751円ですから、ノーメンテで何年も使ったきたことを考えると安く思えます。
また、修理箇所が故障など不具合を起こした場合、6ヶ月の修理保証がついてきます。
もちろん、通常使用であることが前提ですが、安心度が増しますね。
(今回の金額は、僕の所有しているD810とMB-D12の場合です。同じD810でも、故障箇所、修理内容で料金は変化すると思いますので参考程度にしてください。)
オーバーホール後の調子は?
先に言ってしまうと、オーバーホールは絶対にやった方がいい。
ボタンを押したときの感触などの操作感がいい。外観が細かいところまで綺麗になってる。シャッターを切ったときの音もかわった。
なんか気持ちいい!
オーバーホールにだす前が草臥れすぎだったのかもしれませんが、リフレッシュされたのが体感できました。
操作感が良くなったと感じたのは、ファームウェアのバージョンアップも影響しているのかもしれませんね。
まとめ。
長く使っていきたいカメラ。お気に入りなら、なおさら良い状態を維持したいもの。
撮ることに夢中なあまり、カメラの不調に気がつかないことがあるかもしれません。
オーバーホールはお金もかかりますが、それに見合うだけの効果を期待できます。
気持ちよく使うためにもメンテナンスをしたほうがいいでしょう。
ニコンのカメラは買ってからも安心できます。
一眼レフの完成形。これを長く使うのもありですね 。
ニコンプラザ東京サービスセンターへのアクセス。
新宿駅から徒歩、約5〜7分。
新宿エルタワー28階。
ニコンプラザ東京で NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct を展示中。
(2021年4月15日の情報です。)
みんなの憧れ、NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct です。
1,265,000円。百万超え。F値0.95が手にはいります。
Zマウントになって、大きくなった口径をいかして開発されたレンズ。
こんな大きくて、超極薄のピント面でマニュアルフォーカスのレンズ。使いこなせるのか? しかもレンズの重量は2kg。
Z7IIが 705gなので、カメラと合わせて2,705g。約3kg。。。
筋トレからはじめよう。。。
その後、とうとうUSBポートが接触不良を起こして故障。画像制御回路基盤を交換することになりました。