少し前のことになりますが、気候の良い4月初旬に横浜の新港(しんこう)周辺を撮影散歩してきました。
新港は赤レンガ倉庫や横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)、汽車道などがあり、都市型循環式ロープウェイのYOKOHAMA AIR CABINがJR桜木町駅前と運河パークを結びます。そうした観光スポットをスナップしながら楽しんできました。
<目次>
YOKOHAMA AIR CABINに乗ってみた。
まずはYOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)に乗ってみました。馬車道横の運河の上をロープに吊られたキャビンで移動です。キャビンは冷房が付いていて快適。換気もいいので居心地はとても良かったです。
こちらの写真はGR3。今回の記事での写真はGR3、Nikon Z6II+AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの組み合わせと共にRAWで撮影。CaptureOne21で調整、書き出ししています。データはブログ用にリサイズのみ。トリミングはしていません。
YOKOHAMA AIR CABIN は2021年4月の開業だそうで、もうそんなに経っているんだと思いました。「桜木町駅前」と「運河パーク」までの所要時間は5分程度。片道630mほど。カメラを取り替え、前や後ろを撮っていると、あっという間に駅に到着。ほとんど座っていませんでした。
ちなみに利用料金は大人(中学生以上)で片道1,000円。往復で1,800円。こども(3歳〜小学生)で片道500円、往復で900円となります。値段を考えると、もう少し落ち着いて景色を眺めた方が良かったかなと思う次第です。
Kurumicco Factoryで甘いもの。
YOKOHAMA AIR CABINから降りたら、次は横浜ハンマーヘッドへ向かいます。
写真は移動中に新港サークルウォークから撮ったもの。こうやってみるとコスモクロックはビルに囲まれているように見えますね。コスモクロックのある、よこはまコスモワールドの近くにはカップヌードルミュージアム横浜もあるのですが、どちらも朝から人が多くて遠慮してしまいました。
やってきたのは横浜ハンマーヘッド内にある、鎌倉紅谷 Kurumicco Factory。2階の港側、奥に出店しています。開店前からちょっと並びましたが、甘いものが大好きなので気にしません。クルミッ子を作っている様子をガラス越しに見ることができるので待っている時間はあっという間。早めに着いたので、お目当てのクルミッ子の切り落としも手に入れました(写真を撮り忘れました)。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gは最短撮影距離が0.58m。座ったままではテーブルフォトは難しいです。早めに着いたので人が少ないうちに、さっと撮影しています。やっぱり恥ずかしいのと迷惑にならないためにも、もう少し寄れたらいいですね。
赤レンガパークから。
昼頃になると、赤レンガパーク内は人が多くなってきていたのですぐに移動。シーバスターミナルにはいくつかの船と、後ろには大さん橋国際客船ターミナルに停泊中の豪華客船、飛鳥Ⅱが見えています。
ぶらぶら歩いて臨港パーク。
ぶらぶら歩いてきたのは臨港パーク。もうこのあたりは新港とは言わないのかもしれませんね。人混みを避けてきたらこちらの方に来てしまいました。
GR3で撮影したのは「フルーツ・ツリー」というアート作品。いろいろ変化をつけて撮ってみましたが、こういうのはストレートに撮った方がいいようです。GR3のレンズはフルサイズ換算で28mm。誇張しすぎない自然なパース感のつく広角レンズなので、大きなもの撮りやすいですね。
臨港パークアーチ橋からの撮影。このあたりは穴場の夜景スポットらしいのですが、朝型人間なので夜景はパス。何かの機会に撮影に来てみたいとは思いますが、いつになることやら。
新港周辺は観光スポットが多くスナップ撮影はもちろん、買い物やレジャーなど幅広く楽しめると思いますが、なにぶん人が多いです。午前中の比較的空いている時間はおすすめですが、それだと全ては回りきれないので、ちょいちょい遊びに来たいと思います。
今回の機材について。
GR3でNikon Z6II+AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gを撮影してみました。
ちょっと長めの標準レンズAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G。開放からの美しいボケ味が特徴のレンズですが、引きの画で少し深めに絞るとカリッとシャープな描写になります。クセの強いレンズですが、そういうレンズこそ使っていて楽しいものです。
そしてGR3。サブカメラにももちろん、メインカメラにもなるし何よりコンパクトで場所を取らない。描写も良いのでほとんどの撮影に持ち出します。何気に稼働率が高いカメラ。今回のように標準レンズや望遠レンズとの組みわせで役に立ちます。もちろんGR3だけでスナップすることもできるので、一度所有すると手放せません。
品切れが続いているようなので、気長に待ちましょう。
こちらのケースはベルトループが付いているので、サブで使う時にはベルトに通して使ってます。ちょっと昔の折りたたみ携帯みたいで取り出しやすいです。