渋谷に事務所があります。
必要がなければ足早に駅か事務所か、たまに本屋に移動するだけでした。
ふと気がついたのですが、周りにも神社がそれなりにあります。
せっかくので、ちょっとづつ参拝してみようと思いました。
目次
- おとなの繁華街の中にある千代田稲荷神社。
- 保たれる神聖な場所。
- 御朱印はありません。
- ご由緒。
- 渋谷百軒店の開発とともに。
- 手水舎とその奥に中川稲荷神社。
- 末社、中川稲荷神社。
- 千代田稲荷神社へのアクセス(Googleマップ)
- 近くには、名曲喫茶ライオンがあります。
- SONY RX100Ⅲ(DSC-RX100M3)で撮影しました。
おとなの繁華街の中にある千代田稲荷神社。
千代田稲荷神社は、道玄坂から坂の途中にある「しぶや百軒店入口」からまっすぐ進んだ奥の突当たり、右側に鎮座されています。
ちなみに「百軒店」は「ひゃっけんだな」と読みます。
周りにはファッションホテルなどが多くありますが、そのまま歩けば千代田稲荷神社と書かれた赤い提灯が見えて来ます。
保たれる神聖な場所。
このような歓楽街の場所にありながらも、境内の雰囲気はとてもよく、きちんと掃除もされているようで清潔な境内です。
御朱印はありません。
近所にお住まいと思われるおばあさまが、社務所の方と長くお話をされていました。
ご由緒。
御際神は、宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)。五穀豊穣の神さまで、「倉稲魂命」と書かれることもあり、稲荷神はこの神さまのことです。
長禄元年(1457年)太田道灌が千代田城(のちの江戸城)を築城するにあたり京都伏見稲荷を勧請し創建されました。この江戸城の旧名である千代田城から千代田稲荷神社と称されるようになったそうです。
江戸城より宮益御嶽神社に遷座、その後道玄坂へ遷座されたそうです。
渋谷百軒店の開発とともに。
その後の復興に際し、箱根土地が購入していた中川伯爵邸の所有地を分譲し、被災した有名店を誘致します。
千代田稲荷神社はこのとき宮益坂から遷座され、商売繁盛の神さまとして信仰をあつめてきたようです。
渋谷百軒店は開発されていき、花街であった円山町とともに、この一帯は道玄坂の繁華街となっていきました。
箱根土地:西武グループの中核企業の一つ。国土計画、コクド。のちの西武鉄道グループの不動産会社。現在はありません。
手水舎とその奥に中川稲荷神社。
手水舎から奥に末社の中川稲荷神社があります。
境内全体はそれほど広くはありません。
ですが、一つ一つは歴史を感じさせるもので、また手の込んだものであるように思われました。
末社、中川稲荷神社。
千代田稲荷神社の左側に鎮座されています。
お名前から、中川伯爵邸の邸内社だったようです。
このあたりの守り神とされてきたようで、信仰の篤さをうかがわせます。
千代田稲荷神社へのアクセス(Googleマップ)
住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目20−8
近くには、名曲喫茶ライオンがあります。
店内は撮影禁止です。。。
千代田稲荷神社の近くに、有名な喫茶店のライオンがあります。僕はこちらに何度か行ったことがあります。
昭和を思わせる凝った装飾に吹き抜けのある店内は、迫力のある巨大なスピーカーが設置されています。クラシックが響く店内は、まさに音楽を楽しむ空間。お客は会話をせず、音楽以外の音はしません。
僕が初めて行った時は、どうにも落ち着かず、すぐに退席してしまいました。
その後、何度か訪れ、場の雰囲気に慣れてくると時間を忘れ音楽に身を沈めるように長居をしていました。
名曲喫茶ライオンへのリンクはこちら。
http://lion.main.jp/info/infomation.htm
SONY RX100Ⅲ(DSC-RX100M3)で撮影しました。
事務所からの移動途中だったので、コンパクトなカメラしか持っていませんでした。
やっぱりSONY RX100Ⅲ(DSC-RX100M3)はどこにでも収まるし、持っていても邪魔になりません。
やっぱりコンデジは便利ですね。
予算に余裕があればこちらのモデルの方が新しいモデルになります。
どちらも写真撮影向きのもので、散歩写真に必要な機能は十分にあります。