静かな風景

うつろいゆく日々の記録。

SONY α6000にZEISS Loxia 2.8/21をつけて新宿御苑で撮影してみた。

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前回、江戸東京たてもの園で使った、α6000にLoxia 2.8/21の組み合わせ。

慣れてくると使いやすい焦点距離で、目についたものを自然にフレーミングして撮ることができます。

スナップ写真に向いているようなので、散歩がてら新宿御苑で撮影してみることにしました。

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この写真はRX100m3で撮影しています。

<目次>

 

新宿御苑でスナップ撮影してみる。

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/50 , F3.5 , ISO100 , RAW

千駄ヶ谷門より入園しました。

暑いので、木陰がある方へ歩いて行きます。

 

新宿御苑の敷地は58.3ヘクタールあり、東京ドーム12個分。

51ヘクタールのディズニーランドより少し広いくらいです。

写真を撮りながら一周すると2時間以上はかかるのではないでしょうか。

もちろん、これには個人差があると思うのでなんともいえませんが。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/50 , F6.3 , ISO100 , WB5500K
クリエイティブスタイル ビビッド , jpeg

このカットのみjpegの撮って出しで、リサイズのみしています。

RAWで調整してみたのですが、結果的にjpeg撮って出しの方が良かったです。

めったに使わないクリエイティブスタイルの「ビビッド」が良かったのかもしれません。

いろいろ使ってみるのは新しい発見があっていいですね。

 

よく見ると光条が2重になって見えます。

これ、もしかすると保護フィルターを使っているからかもしれません。保護フィルターはZeissのものを使っているのですが、良いレンズほど、保護フィルターなど着けずに使った方がいいのかもしれませんね。

光条を使った構成で写真を撮るときは気をつけたいですね。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/400 , F3.2 , ISO100 , RAW

もう少し寄ることができます。

Loxia 2.8/21の最短撮影距離は0.25m。α6000に付けているので、フルサイズ換算で約31.5mmのレンズとなり、かなり寄れるレンズとなります。

カフェなどで座ったままでも、十分にテーブルフォトを撮ることができますね。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/60 , F8 , ISO100 , RAW

南エリアです。

平日の昼間でしたので、コロナの影響もあり人は少なめです。

日陰になるベンチでゆっくりするのもいいですね。

 

園内には自販機や軽食のできる喫茶や食堂もあるので、1日過ごすことができます。

コロナの影響で開園時間の短縮、入園人数の制限、園内施設の休館や営業中止などがあります。詳しくはHPを確認してから来園しましょう。

fng.or.jp

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/500 , F5.6 , ISO200 , RAW

中の池にかかる橋を撮ってみました。

フルサイズ21mmで撮るともっと誇張した表現になってしまいますが、換算31.5mmでは見たままよりちょっと強いパースで撮れます。

不自然さを伴わない、ちょうどいいパースといった感じでしょうか。

しかもレンズの美味しい部分(周辺部を使わない)で撮影していますので、板の横線が綺麗にでています(キャプチャーワンのディストーション補正あり)。

 

ちなみに新宿御苑の池ではカワセミを観察することができるそうです。また、池には湧水があり、この水は渋谷川の源流になっているそうです。

 

こちらの本に、渋谷川のはじまりがある上流部が詳しく書かれています。

東京の都市部にはじまりを持つ川は「暗渠」となることが多く、こうした本を持っておくととても参考になります。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/200 , F5.0 , ISO200 , RAW

こちらは中央休憩所。

ここら辺が新宿御苑の真ん中になるのですが、運動不足なのでもう疲れてます。

 

このフルサイズ換算31.5mmって本当に使いやすいと実感してきました。

APS-Cサイズのカメラって新しい焦点距離が見つかるので楽しいですね。

ズームレンズも使いますが、「今、何ミリで撮っているか」という考えが消えてしまうので気がつきません。

こうなると15mmの超広角レンズをAPS-Cにして、換算22.5mmとかも試してみたくなります。

 

大温室に入ってみる。

2012年にリニューアルしたもので、温室としては比較的新しいものではないでしょうか。

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/250 , F8 , ISO200 , RAW

外気が暑いので天井の窓が開いています。

夏場は特に問題ありませんが、冬場は温度差でカメラやレンズが結露してしまいます。入るときは気をつけましょう。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/250 , F2.8 , ISO200 , RAW

開放で撮影していますが、f2.8とはいえピントを合わせるのは苦労します。

身体が揺れてしまうため、拡大して確認すると微妙に前ピンだったり後ピンだったりします。ブログやSNS等に使う程度なら問題のない「ズレ」であっても、モニターで見ると気になるものです。

もっとF値の明るい(数値の小さい)レンズでボケを大きくしたいと思うこともありますが、カメラが高解像度になってくると、ピントを合わせることの難しさを痛感しますね。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/200 , F2.8 , ISO100 , RAW

男子にとって食虫植物は子供の頃から大人になっても、気になる植物だと思います。

なんか、こう、気持ち悪くてカッコいい感じ。

表現する語彙が少なくて申し訳ありませんが、あの袋のようなところで、虫を捕まえて溶かすなんでやっぱりスゲーと思うのです。

被写体としても、ちょっとグロテスクな姿が気を惹くので、撮ってしまいますね。

 

それにしても、背景のボケかたは綺麗ですね。

ZEISS Loxia 2.8/21は、自然に柔らかくなるボケ。グルグルでもなく、トロトロでもない。

上品な大人のボケかただと思います。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/100 , F5.6 , ISO100 , RAW

中央にある熱帯の池。

オオオニバス、熱帯性スイレンがみられます。

こちらの熱帯スイレンは、バックヤードの管理池で大切に育てているものだそう。

入れ替えを行いながら展示しているそうなので、ほぼ一年中、花の咲いたスイレンをみることができるようになっています。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/200 , F2.8 , ISO100 , RAW

セントポーリア・イオナンタです。

撮影しているときに花の名前をメモしていなかったので、スマホのアプリ「ハナノナ」をモニターに向けて調べました(笑)。

こんな使い方でも花の名前を調べられるなんて、いい時代です。

フィルム時代はカメラの設定から、被写体の特徴など、なんでもメモしていたものです。だいぶラクになりましたね。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/250 , F2.8 , ISO100 , RAW

タマツヅリです。

こちらはアプリ、グーグルレンズで調べました(笑)。

といっても、多肉植物ではメジャーなベンケイソウ科の植物ですから、なんとなく知っていました。

新宿御苑の温室のタマツヅリは結構、大きい(長い)ですね。

 

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SONY α6000 + ZEISS Loxia 2.8/21 , 1/100 , F9.0 , ISO100 , RAW

温室側から旧洋館御休所を撮影しました。

後ろに見えるのは、NTTドコモ代々木です。

ニョッキリ生えているように見えます。

※2021年9月12日まで緊急事態宣言のため、旧洋館御休所は休館しています。

詳しくはHPにて確認してください。

 

今回のカメラとレンズ。

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この写真はRX100m3で撮影しています。

SONY α6000(ILCE-6000)にZEISS Loxia 2.8/21の組み合わせで撮影したのですが、この画角(焦点距離)がとても使いやすい。

フルサイズ換算で31.5mmになるので、21mm(20mm)クラスのレンズを複数所有しても、フルサイズとAPS-Cのカメラボディで使い分けできるので楽しみが広がります。

 

今回使ったZeiss。高画質で軽量コンパクトな21mm。じっくり撮影できます。

コシナフォクトレンダーのNOKTON 21mmなら開放絞りが1.4でフィルター(62mm)も使えます。

AFがついたSONYの純正レンズ。路上スナップで「瞬間」を狙えます。

マウントアダプターを使えば、他のマウントの20mmも使えるので楽しみが広がりますね。