「嶺御嶽神社」、「嶺天祖神社」、「嶺稲荷神社」、「嶺白山神社」。
四社は地図上ではそれほど離れていないので、本務社である嶺御嶽神社から、嶺天祖神社、嶺稲荷神社、嶺白山神社の順番で散歩してみることにしました。後編は嶺稲荷神社からです。
前回同様に、カメラは SONY α7RⅢ レンズは Carl Zeiss Batis 25mm F2 です。
目次
- 嶺稲荷神社(みねいなりじんじゃ)
- 鳥居と神狐像
- CarlZeiss Batis25mmF2について
- 目の届く広さの児童遊園
- 嶺稲荷神社へのアクセス(GoogleMap)
- 嶺白山神社(みねはくさんじんじゃ)
- 由緒
- 大正期の木造瓦葺の社殿
- パワースポットのタブノキ
- 境内の全てに心配りが感じられる、心地よい神社
- 嶺白山神社へのアクセス(GoogleMap)
- 散歩のカメラ
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嶺稲荷神社(みねいなりじんじゃ)
大田区立嶺稲荷児童遊園の一画に鎮座しています。
創建、由緒については不詳です。
社務所のようなものは見当たりませんが、御朱印は兼務社の嶺御嶽神社でいただけます。
お社は鉄柵で保護されています。
児童遊園なので、子供たちからの保護や安全のために設置されていると思われます。
ちょっと物々しいですね。
鳥居と神狐像
鳥居を潜れば神狐像がいらっしゃいます。
耳や尻尾の角などに欠けている部分はなく、状態はいいですね。
CarlZeiss Batis25mmF2について
神狐像を撮影したのは、25mmの広角レンズです。開放がf2なので、背景から浮き上がるようにボケてくれます。背景の様子がわかる程度のいい塩梅なので、神社の撮影には使いやすく表現の幅が広がります。
目の届く広さの児童遊園
それほど大きいわけではありませんが、子供が鉄棒などの遊具で遊び、走り回っても十分な広さがあります。
きちんと整備されている綺麗な公園です。
散歩に疲れたら、ベンチで休憩していくこともできます。
お稲荷様に見守られている気がします。
嶺稲荷神社へのアクセス(GoogleMap)
嶺稲荷神社(嶺稲荷児童公園)
東京都大田区西嶺町18-2
東急池上線、久ヶ原駅から徒歩約6分
嶺天祖神社から徒歩約7分
嶺白山神社(みねはくさんじんじゃ)
以前、このブログで記事にさせていただきました。
前回分では、まだまだ説明できなかったことを補足させていただきます。
御際神は、
菊理媛命(ククリヒメノミコト)
伊奘冉命(イザナミノミコト)
の三柱。
白山神社の総本社である石川県の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)の総本社と同様となります。
菊理媛の「くくり」は「括る」につながり、現在では「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬されているそうです。
由緒
以下、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)ホームページ、「白山社めぐり(124)東京都 白山神社」より引用させていただきます。
<引用>
当白山神社は、創立年代は不明ですが、寛文年間の創建と伝えられます。古来「女体権現社」として祀られ、明治期に白山神社に改称されました。「新編武蔵風土記稿」にも祭礼日9月4日の記載があり、かなり古くから地域の氏神様として尊崇の念を集めていたと考えられます。
東京都大田区を、くの字に南北に走る東急池上線の久が原駅から徒歩数分。商店街を通り抜けた環状8号線沿いに鎮座しています。 社殿は大正期の木造瓦葺。一間×一間の本殿(幣殿内)と三間×二間の拝殿からなります。 境内には樹齢600年のタブの木があり、大田区保存樹に指定されています。
祭礼を始めとする様々な年中行事では、奉賛会、氏子青年会が汗を流し、氏子教化に努めています。 近年は本宮正式参拝旅行や白山登拝も実施しており、本宮との御縁も一層深まっています。
大正期の木造瓦葺の社殿
コンパクトながら風格のある社殿です。
手入れが行き届いており、綺麗な状態を保っています。
社殿だけでなく全体に明るいイメージで、気持ちの良い空間が広がっています。
パワースポットのタブノキ
太い幹の中ほどに、折れたあとを保守しているのがわかります。
落雷や火災にも遭われたようですが、これほど大きく葉を繁らせる姿を見るとパワースポットであるのも納得できますね。
境内の全てに心配りが感じられる、心地よい神社
神主のいない兼務社なのですが、社殿だけでなく、こうした全てのものに心配りが感じられます。氏子さん達がこちらの神社を大切に、そしてとても篤く崇敬しているのがわかりますね。
嶺白山神社へのアクセス(GoogleMap)
東京都大田区東嶺町31番17号
嶺稲荷神社から徒歩約4分。
嶺御嶽神社から徒歩約11分。
東急池上線、久ヶ原駅から徒歩約2分。
散歩のカメラ
今回の散歩に持っていったのはカメラ SONY α7RⅢ 、レンズは Carl Zeiss Batis 25mm F2 です。
神社などの建築の撮影では、フルサイズで25mmの広角では全景をフレームに収めるのに苦労することもあります。
ですが、より広角な超広角のレンズなどを使うと、パースのついた同じような写真ばかりになりかねない弊害も。
引きが足りない時は、切り取り方を考えたり、なんとか足を使って想像できるアングルを探します。
開放がf2と明るいので、ボケを使った表現で変化をつければ、写真のバリエーションも増えると思います。
最近ではフルサイズで同等の24mmレンズの種類が増え、選ぶ楽しみもあると思います。
単焦点レンズ1本で、身軽に散歩にでてみるのはいかがでしょうか?
ボディはα7Rシリーズでも、リニューアルした、これがいいと思います。
高画素よりもダイナミックレンジの広さならこっちがおすすめかも。
α7シリーズは、どれがいいのか悩みますね。
今回のブログの写真は全てRAWデータで撮影、CaptureOne21で現像しています。
色味や明るさ、コントラストなどの調整はしていますが、トリミングはしていません。
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